村上淳、森カンナが廻(吉岡里帆)の両親役に 廻と翔(永山瑛太)の“恋の超展開”が本格化する『時をかけるな、恋人たち』第6話に登場【コメントあり】

ドラマ
2023年11月14日
『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ
左から)吉岡里帆、永山瑛太『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ

吉岡里帆が主演を務め、永山瑛太が共演する『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後11時~11時30分)の第6話(11月14日(火)放送)に、村上淳と森カンナの出演が決定。両名と吉岡、永山、第6話で活躍を見せる天野りおん役の伊藤万理華からコメントが到着した。

本作は、時間SFを得意とするヨーロッパ企画・上田誠のオリジナル脚本によるタイムパトロール・ラブコメディ。主演の吉岡里帆は令和の時代を生きる主人公・常盤廻役、彼女の恋の相手となる未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔を永山瑛太が演じる。

第5話までは毎話、時をかけてくる恋人たちの役でバラエティに富んだゲストが登場。それぞれの事情に共感した廻と翔が辻褄合わせに奔走していたが、11月14日(火)放送の第6話からはついに廻と翔の“恋の超展開”が本格化。いわば第二章とも言える“恋の逃避行編”がスタートする。

『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ
左から)森カンナ、村上淳『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ

廻と翔が禁断の駆け落ち先として、恋の逃避行に向かうのは1980年代。廻が生まれる前なら歴史に干渉しないはず…ということで40年前の過去に向かうも、そこで結婚前の廻の両親に出会ってしまう。両親のなれ初めの真相と、廻のルーツが明らかになる。

廻の父親・常盤卓を演じるのは村上淳、廻の母親・常盤凪役は森カンナ。さらに、第6話から伊藤万理華が演じるパトロール隊のメンバー・天野りおんが大活躍。伊藤ファンにとっても見逃せない回となっている。

村上淳 コメント
『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ
村上淳『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ

◆吉岡里帆さん演じる主人公・廻の父親、常盤卓を演じられての感想をお願いします。

吉岡さんのお父さん役というのが素直にうれしかったです。鶴瓶師匠か僕かということです。

◆撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

現場の雰囲気にずいぶんと助けられたほどとても“いい空気感”でしたし、これからのエンターテインメントを築いていくであろう若い技術者たち(スタッフ)が多かったのですが、非常に頼もしかったです。

◆共演者とのエピソードなど、お願いします!

一方的にかもしれませんが、瑛太君にはシンパシーのような尊敬のような気持ちがあるのですね。ふとした時間に瑛太君と2人でふらりとコンビニに行きました。その間の映画についての会話は今でも胸に残っています。

◆奥さん役の森カンナさんの印象、共演されていかがでしたか?

奥さん役の森さんには僕のお芝居が脱線しかけたときにホンの世界に引き戻していただいたので感謝していますし、この現場は“縁が縁を呼ぶ”という(共演経験ありとか)不思議なご縁が多く重なった現場だったのですね。森さんとも違う作品でご一緒したこともあり、すんなりと夫婦として写ったのではないかと思います。

◆子供がタイムトラベルをして、両親の恋のなれ初めを見てしまう! という内容ですが、もし、ご自身の身に降りかかったら?

もし虹郎君が当時のなれ初めを…想像すると恥ずかしいものですね。

◆撮影現場で「村上さんと瑛太さんが似ている!」と話題になっていました。村上さん自身は、どのように思われますか?

ある種の“シンパシー”のようなものが、少し腑に落ちた部分は僕自身も確かにありました。瑛太君がいかに役を構築するのかとか。それとキャメラがまわって“突発的”ななにかをしてしまう性質のようなものですか。ホンに書かれているキャラクターから逸脱してしまうかもしれないギリギリをトライしてみたくなる感じも言われてみたら“似ている”部分なのかもしれません。

◆最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

監督・スタッフ・キャスト全部署が、より良いものを視聴者にお届けするんだという気持ちで創りあげたのは間違いなく。あとは視聴者の皆さまが好きに楽しんでいただけたら幸いです。補足・トキコイに出れて良かったです。

森カンナ コメント
『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ
森カンナ『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ

◆吉岡里帆さん演じる主人公・廻の母親、常盤凪を演じられての感想をお願いします。

私は吉岡里帆さん演じる廻の母親、常盤凪を演じました。元々、上田誠さんが主宰するヨーロッパ企画の舞台「サマータイムマシンブルース」が大好きで何度か観に行かせていただいていたので、上田さんの描く、過去、現在、未来の世界に入れてとてもうれしかったです。

◆撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

和気あいあいといろいろなアイディアが飛び交っていて、刺激的な現場でした!

◆共演者とのエピソードなど、お願いします!

吉岡さんは初共演ではじめましてだったのですが、とてもチャーミングな方で、5歳しか年齢は変わらないのですが本当の娘みたいに思えてきてかわいいな〜とじっとり見つめていました(照)。瑛太さんも初共演だったのですが、絶妙な表情のリアクションだったりせりふ回しが本当に面白くて、一緒にお芝居をしていてとても刺激的で瑛太さんワールドに引き込まれました。

◆旦那さん役の村上淳さんの印象、共演されていかがでしたか?

村上さんはカットごとに毎回違うことをされたりとても自由な方なので(笑)、やっていてとても楽しいのですが、気を抜くことができないので要注意人物です!

◆子供がタイムトラベルをして、両親の恋のなれ初めを見てしまう! という内容ですが、もし、ご自身の身に降りかかったら?

聞いていた話と違う! とか、自分の想像していた両親よりこうだった。とかがいろいろあって面白そうですが、見ない方がいいことのほうが多い気がするので、遠慮しておきます。近づかない!

◆最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

自分のご先祖様たちの行動の何かが違ったら自分は存在していない。その連続で自分が誕生していて今がある。そんな奇跡に思いを馳せながら、楽しんで見ていただけたらなと思います。

『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ
『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ
吉岡里帆 コメント

中盤以降は特にSF感が強くなっていって、いろんな場所にタイムトラベルしていきます。結婚する前の若い頃の両親に会いに行ったりとか、子供の頃の自分に会いに行ったりとか、SFだからこその出会いがたくさん描かれます。そして、何より未来人と現代人の恋をどう終着させるのかという部分が本当に面白い構造になってるので、楽しみにしていていただきたいです!

永山瑛太 コメント

中盤からドラマとしての世界観が変わってきます。1話完結ドラマみたいな感じに見えていたところから、本当にこのドラマを、どういうふうに着地させるのかっていうところに向かっていくので、違う世界観、違うドラマを見てるような感覚になると思います。それを1話30分でテンポよく観れるので、楽しんでいただけたら幸いです。ちょっと不思議なのが 「ムラジュンさんと僕が似てる」って撮影現場で話題になって。吉岡里帆さんも「似てる」っておっしゃっていて。でも、つまり…その感覚を持つってことは、廻が自分のお父さん役の人に対して、僕と似てるって思う感覚を持ってるってことは、プロデューサーのキャスティング能力のすごさかもしれないですけど、僕の翔の容姿の感じと村上淳さんの感じと、容姿、中身、芝居のちょっとした振る舞いとかが似てるって言われると、「なんだか僕も似てんじゃないのかな」と思えてきて。「こういうふうに見えてるんだ俺!」ってうれしくなりました。僕の翔のテンションと、村上淳さん演じるお父さんのテンションが近かったんですよね。本当に不思議な現象でしたよ。よく娘がお父さんに似た人を好きになるみたいな現象があるじゃないですか? まさにあの感じになってたなと。面白かったですね。血がつながってるわけじゃないのに似てるっていう(笑)。村上淳さんとのご縁を感じています。

伊藤万理華 コメント

いよいよ、廻と翔が起こす大きな事件を止めに行きます! ずっと感情を表に出していなかった天野が、2人のめちゃくちゃな行動にかき乱されて、どんどん新しい一面を引き出されていきます。6話は天野の人間味も出てくるので、ずっとあの無表情のままではなかったという意味ではすごく安心しました(笑)。ほとんどパトロール基地にいたので、外での掛け合いは新鮮でした。天野推しの方は必見かもしれないです! 6話から全体的なムードが変わります。加速していく2人の本当の逃避行というか、「あ! 時をかけるって、そういうことか!」と、いろんなものがつながっていくのでほんとに1つ1つ見逃せないです。見逃してしまったら、最後に「ああっ!」とならないので、細部までの表情や行動も見ていただきたいです!

『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ
『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ

番組情報

火ドラ★イレブン『時をかけるな、恋人たち』
カンテレ・フジテレビ系
毎週火曜 午後11時~11時30分

出演:吉岡里帆、永山瑛太、伊藤万理華、西垣匠、田中真琴、夏子、石田剛太、じろう(シソンヌ)ほか
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
音楽:王舟
主題歌:Chilli Beans.「I like you」 (A.S.A.B)
オープニング曲:PEOPLE 1「ドキドキする」 (Sony Music Labels)
プロデューサー:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)
監督:山岸聖太、山口淳太
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ

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