今野浩喜が『時をかけるな、恋人たち』第5話に出演 安藤裕子演じる亡き妻との別れに心残りが【コメントあり】

ドラマ
2023年11月07日
『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ

吉岡里帆が主演を務め、永山瑛太が共演する『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後11時~11時30分)の第5話(11月7日(火)放送)に、今野浩喜と安藤裕子がゲスト出演。両名とタイムパトロール隊員・隊長の和井内秀峰役で出演中の石田剛太からコメントが到着した。

本作は、時間SFを得意とするヨーロッパ企画・上田誠のオリジナル脚本によるタイムパトロール・ラブコメディ。主演の吉岡里帆は令和の時代を生きる主人公・常盤廻役、彼女の恋の相手となる未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔を永山瑛太が演じる。

毎話、時をかけてくる恋人たちの役で登場するバラエティに富んだゲストも話題の本作。第1話では23世紀人の青年と令和のミュージシャンの恋を泉澤祐希&ドラマ初出演となるシンガーソングライター吉澤嘉代子、第2話では過去に逃避行してきた教師と生徒の禁断の恋を鳴海唯&南出凌嘉。

第3話では、23世紀のカタブツ女子と令和のホストの純愛を清水くるみ&吉村界人、そして先週10月31日放送の第4話では23世紀からやって来た売れないお笑い作家と令和を生きる女芸人との許されざる恋を、田村健太郎&3時のヒロイン・福田麻貴が演じた。

『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ

11月7日(火)放送の第5話で廻と翔が取り締まるのは、突然の事故で亡くした妻に会いたい一心で、時をかけて過去にやってきた初老の男性。

亡き妻との別れに心残りがある違法タイムトラベラー・矢野健也を演じるのは今野浩喜。健也の妻・美郷を演じるのは安藤裕子。美郷はバス事故で亡くなる運命で、悔いのある別れ方をした健也は一目、生前の妻に会いたいと言う。しかし、過去に干渉し歴史を変えることはご法度…果たして、廻と翔、そしてパトロール隊員らは、どのようにして辻褄を合わせるのか。

『トキコイ』(『時をかけるな、恋人たち』)の中でも特に5話は切なく心に響くストーリー展開で、「この回が一番好き」という出演者やスタッフも多い。

30年後の未来から事故が起きる前日の過去に、妻を思ってやってくる違法タイムトラベラーを演じる今野は、「4話までのことはよく分かりませんが(笑)、おそらくコメディーに振った脚本と演出だったのでしょう。最初の段取りで私とレギュラーの皆さんの演技が全然かみ合わないのをヒシヒシと感じました(笑)。“こいつの芝居、重いなぁ”とか思われてたんじゃないでしょうか」とニヤリ。

『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ

一方、事故に巻き込まれて命を失う妻の美郷を演じる安藤は「監督とお会いした際に“この夫婦は友達みたいにずっと仲が良かったと思うんです”と言われました。いつか心がすれ違うようになってしまっていたかもしれない。だけれど、私が思う美郷は“なんかもう、こうやって言い争うのやめようよ”って言いたかったかなと。シリアスなけんかはしたくなかったかなと。2人で過ごした楽しかった時をちゃんと覚えていた人なんじゃないかなと思います。ちなみに今野さんはとても大好きな役者さんで、目の前で演技を見られてうれしかったです」とニッコリ。

また、5話の見どころについて今野は「見どころまで考えて演じてないのでちょっと分からないですが(笑)、私を信用して使ってくださった方々が作ったものなので、面白いものになっていると信じてます!」と“らしさ”全開で語り、安藤も「全部! どうでしょう? 今野さんのそんな嫌味言わなくてもというような口のきき方でしょうか?」とオチャメにコメント。

最後に、今野から「視聴者の皆さま。衣装合わせの時からプロデューサーさんからこのドラマ全体における5話の大事さを真摯に伝えられたので結構大事なところらしいですよ。何度も見てください!」、安藤からは「すてきな作品にお声がけいただいてうれしい限りです。演者皆さんの時代を超えたメークやファッションもかわいらしいです。ぜひご覧ください!」とのメッセージを寄せた。

『時をかけるな、恋人たち』©カンテレ

また、タイムパトロール隊長・和井内秀峰を演じる石田剛太も第5話が心に響いたと言い、「『トキコイ』には心に残るせりふがあるんですけど、特に5話はいいせりふがいっぱいで。共感という意味でもいいせりふが一番あるんですよね。僕自身はパトロール隊長の和井内役で、別れさせ屋じゃないですけど、違法に時をかけてやってくる恋人たちを剥がす仕事をしていますが、5話は本当に苦しかったですね。いろんな複雑な気持ちが交差して。和井内は気丈に振る舞っているけど、実は妻を亡くした過去を持っている設定で…感情を表に出さないように出さないように演じました」と。

そして、「撮影中は、今野さん演じる老人が鬼気迫ってくるような感覚があって、“このドラマ、こんなテイストだったっけ? コメディーじゃなかったっけ?”みたいな。5話は、見てたら不意を突かれると思います。それくらいグッときますし、スタッフさんの間でも5話が好きだっていう人が多くて。それと、5話の後半で、伊藤万理華さん演じる天野がとてもいいことを言ってくれるんで、ぜひ注目してください。万理華ファン必見の5話になると思います」と見どころをアピール。

さらに、「やっぱり5話からは吉岡里帆さんの廻と瑛太さんの翔の恋も加速していって、いったん5話で、まず第1章終了みたいな。こっから第2章始まるみたいな、そんな感じだと思います。第2章の6話からは別ストーリーで、伏線回収始まっていきますみたいな感じなので、まず11月7日放送の5話で1回エンディングで必見ってことで、ぜひお楽しみに!」と語った。

大切な人との何げない時間の大事さについて気付かされ、さらに廻&翔の恋も超展開も加速する第5話に注目だ。今野、安藤、石田によるコメント全文は以下を参照。

今野浩喜 コメント

◆突然の事故で亡くした妻に会いたい一心で、時をかけて過去にやってきた初老の男性役。『トキコイ』の中でも5話は切なく響くストーリーで「この回が好きだ」といった声が出演者やスタッフからも聞こえてきます。矢野健也の役どころ&演じられての感想は?

4話までのことはよく分かりませんが(笑)、おそらくコメディーに振った脚本と演出だったのでしょう。最初の段取りで私とレギュラーの皆さんの演技が全然かみ合わないのをヒシヒシと感じました(笑)。「こいつの芝居、重いなぁ」とか思われてたんじゃないでしょうか。

◆第5話の見どころは?

見どころまで考えて演じてないのでちょっと分からないですが(笑)、私を信用して使ってくださった方々が作ったものなので、面白いものになっていると信じてます!

◆最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

視聴者の皆さま。衣装合わせの時からプロデューサーさんからこのドラマ全体における5話の大事さを真摯に伝えられたので結構大事なところらしいですよ。何度も見てください!

安藤裕子 コメント

◆矢野美郷の役どころ&演じられての感想は?

監督とお会いした際に「この夫婦は友達みたいにずっと仲が良かったと思うんです」と言われました。いつか心がすれ違うようになってしまっていたかもしれない。だけれど、私が思う美郷は「なんかもう、こうやって言い争うのやめようよ」って言いたかったかなと。シリアスなけんかはしたくなかったかなと。2人で過ごした楽しかった時をちゃんと覚えていた人なんじゃないかなと思います。ちなみに今野さんはとても大好きな役者さんで、目の前で演技を見られてうれしかったです。

◆第5話の見どころは?

んー! 全部! どうでしょう? 今野さんのそんな嫌味言わなくてもというような口のきき方でしょうか?

◆最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

すてきな作品にお声がけいただいてうれしい限りです。演者皆さんの時代を超えたメークやファッションもかわいらしいです。ぜひご覧ください!

石田剛太 コメント

『トキコイ』には心に残るせりふがあるんですけど、特に5話はいいせりふがいっぱいで。共感という意味でもいいせりふが一番あるんですよね。僕自身はタイムパトロール隊長の和井内役で、別れさせ屋じゃないですけど、違法に時をかけてやってくる恋人たちを剥がす仕事をしていますが、5話は本当に苦しかったですね。いろんな複雑な気持ちが交差して。和井内は気丈に振る舞っているけど、実は妻を亡くした過去を持っている設定で…感情を表に出さないように出さないように演じました。撮影中は、今野さん演じる老人が鬼気迫ってくるような感覚があって、「このドラマ、こんなテイストだったっけ? コメディーじゃなかったっけ?」みたいな。5話は、見てたら不意を突かれると思います。それくらいグッときますし、スタッフさんの間でも5話が好きだっていう人が多くて。それと、5話の後半で、伊藤万理華さん演じる天野がとてもいいことを言ってくれるんで、ぜひ注目してください。万理華ファン必見の5話になると思います。あと、やっぱり5話からは吉岡里帆さんの廻と瑛太さんの翔の恋も加速していって、いったん5話で、まず第1章終了みたいな。こっから第2章始まるみたいな、そんな感じだと思います。第2章の6話からは別ストーリーで、伏線回収始まっていきますみたいな感じなので、まず11月7日放送の5話で1回エンディングで必見ってことで、ぜひお楽しみに!

第5話 30秒PRスポット

番組情報

火ドラ★イレブン『時をかけるな、恋人たち』
カンテレ・フジテレビ系
毎週火曜 午後11時~11時30分

出演:吉岡里帆、永山瑛太、伊藤万理華、西垣匠、田中真琴、夏子、石田剛太、じろう(シソンヌ)
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
音楽:王舟
主題歌:Chilli Beans.「I like you」 (A.S.A.B)
オープニング曲:PEOPLE 1「ドキドキする」 (Sony Music Labels)
プロデューサー:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)
監督:山岸聖太、山口淳太
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ

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