阿部顕嵐&阿久津仁愛W主演で『BLドラマの主演になりました』ドラマ化!BL漫画の実写化に挑む俳優2人の同棲ラブコメ【コメントあり】

ドラマ
2023年11月20日
『BLドラマの主演になりました』左から)阿部顕嵐、阿久津仁愛 ©テレビ朝日

テレビ朝日&TELASA 恋愛ドラマシリーズ『BLドラマの主演になりました』(『クランクイン編』テレビ朝日 2024年1月1日(月・祝)深夜0時25分~1時25分/『クランクアップ編』TELASA 12月24日(日)午前7時配信スタート)で、阿部顕嵐と阿久津仁愛がW主演を務めることが決定し、コメントが到着した。

これまで『おっさんずラブ』をはじめ、数々の話題作を生み出してきたテレビ朝日恒例の年末年始の恋愛ドラマ。近年は、地上波と動画配信プラットフォーム・TELASA(テラサ)が完全連動して物語を別の側面から描くなど、2倍楽しめる仕掛けにさらなる注目が高まる同枠で、新たな“キュン”を放つ恋愛ドラマが誕生する。

「腐男子家族」で知られる作家・すずり街が描く話題の漫画「BLドラマの主演になりました」(一迅社)を、阿部顕嵐と阿久津仁愛をW主演に迎えて初のドラマ化。2024年1月1日(月・祝)に『クランクイン編』を地上波で放送し、TELASAでは『クランクアップ編』を全3話で配信することが決定した。

物語は、人気No.1イケメン俳優・赤藤優一郎(あかふじ・ゆういちろう)と、元売れっ子子役で実力はあるものの、今はパッとしない地味系俳優・青柳萌(あおやなぎ・はじめ)が、超人気BL漫画の実写化でW主演を務めることになるところから始まる。

2人は、役作りと宣伝のために同棲生活をスタートすることに。しかし、赤藤は青柳に素っ気ない態度で、青柳もそんな赤藤が苦手。でも、素っ気ない態度を取るのにはある理由が。実は、赤藤は青柳へ重すぎる愛を抱えていて…。

その思いを隠すのに必死の赤藤と、仲良くしたいのに嫌われていると勘違いする青柳。2人の思いのズレから、思いもよらぬドタバタコメディが繰り広げられる。

阿部が演じるのは、“あかゆー”の愛称で多くのファンに愛される人気No.1イケメン俳優・赤藤優一郎。クールな印象ながら、実は元売れっ子子役の青柳萌のことを愛しすぎている“ガチオタ”。赤藤にとって青柳の存在は尊すぎて、近づくなんてもっての外。そもそも目が合っただけで、そのかわいさに卒倒寸前。そんな自分の思いを隠すことに必死になるあまり、青柳を前にすると素っ気ない態度しか取ることができず…。

阿部は、映画「ツーアウトフルベース」(2022年)や、舞台「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stage(2019~2023年)、PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「ラビット・ホール」(2023年)など、数々のドラマ、映画、舞台で活躍し、2024年2月公開の舞台「桃源暗鬼」の主演も控える一方、「7ORDER」のボーカルとしての音楽活動でも人気を博すなど、今最も勢いのある俳優の1人。

演じる役柄とシンクロする阿部だが、本人も「赤藤には共感できるところがたくさんある」そうで、「僕ももともとすごくオタク気質で好きなものに集中してしまうので、気持ちが理解できるところがかなり多かったです」と意外な共通点を明かす。

また、原作のある作品ということで「作品のテンポの良さを生かしつつ、演じることで深みを出して原作の魅力を出していくというのが1つの課題」と挙げながら、「より大胆に挑んでいきたい」と意気込みを語った。

阿久津が演じるのは、かつてオレンジジュースのCMで大ブレークした元売れっ子子役の俳優・青柳萌。実力はあるものの、かつての人気ぶりとは一転、現在はパッとしない活動ぶり。もはや画面の端に映る程度、崖っぷち俳優だったが、ドラマ『恋する俺とおさななじみ』に大抜擢。久々の主演作をいい作品にしたいと意気込むが…。

W主演のもう1人の赤藤は今をときめく大人気俳優で、気後れする上になぜか赤藤に素っ気ない態度をとられて、自分は嫌われていると勘違い。それでもドラマのためと赤藤と同棲したいと申し出て…。苦手な赤藤とのドラマ撮影&緊張の同棲生活をスタートする。

阿久津は、2015年に「第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを獲得し芸能界入りすると、2016年にミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンで主役に抜擢され、ブレーク。以降も主演を務めた「野外劇 ロミオとジュリエット イン プレイハウス」(2021年)、「HUNTER×HUNTER」THE STAGE(2023)など、数々の舞台で人気を博してきた。近年では、主演映画「美男ペコパンと悪魔」(2022年)や『around1/4 アラウンドクォーター』(2023年)など、映像作品でも活躍中。

阿久津は演じる青柳に対し「強いて自分と似ているところを挙げるとするなら、少し考えすぎちゃったりする点かな」と言いつつ、「(青柳)萌はしぐさとかすごいかわいくて中性的なんですけど、自分自身はわりとサバサバしていると思っているので、そこは似てないなと感じています」と、根本は真逆な性格だと明かす。

また「誰が見ても楽しめる作品にできるように頑張りたいなって思いますし、楽しんで撮影に挑みたいなって思ったので、自分が一番楽しみます!」と期待を寄せている。

本作は、地上波×動画配信プラットフォーム・TELASA(テラサ)の完全連動。TELASAの『クランクアップ編』では、地上波の物語のさらに奥深く、描かれていないエピソードも数多く登場。赤藤と青柳のやりとりの裏側に潜んでいる感情や出来事もつぶさに描かれるほか、地上波の結末のその後の展開までを網羅した全3話で送る。さらに、第1話は12月24日(日)のクリスマスイブに『クランクイン編』の放送に先がけて配信スタートする。

阿部、阿久津によるコメントは以下を参照。

阿部顕嵐 コメント

◆出演が決まった時のお気持ちや、原作を読まれた感想を教えてください。

原作も脚本もとても面白く、読みながら声を出して笑ってしまうところがたくさんあって、楽しみながら演じられるなと、今からすごく期待が高まっています。俳優として俳優の役を演じて、かつ、その役柄でさらに劇中のドラマを演じるので、自分のこれまでの経験も生かしたリアルさを出しながら、いろいろな芝居ができそうだなと、そういった部分でもさらに楽しめそうだと感じています。

◆今回演じられる赤藤優一郎という役の印象を教えてください。

赤藤には共感できるところがたくさんあって。僕ももともとすごくオタク気質で好きなものに集中してしまう人間なので、気持ちを理解できるところがかなり多かったです。オタクを隠さなければいけないというのも分かる気がして。自分は好きだけど、それを人に認めてもらえないんじゃないかって気持ちが心のどこかにあるから、バレないようになるべく避けて普通に生活することは、僕の中でも経験があるので、そこも共感しましたね。そういう立場だからこその葛藤も含め、自分の経験を生かして役に真正面から向き合って演じることができるなと思いました。

◆「キュンキュン」するシーンが多数出てきますが、本作で特に注目してほしい点や、演じる上で心がけたいことを教えてください。

原作を読んでいて、キュンキュンするシーンはもちろん、笑えるシーンやグっとくるシーンもあったり、考えさせられたり、いろんな心の動きを感じられたので、その原作の良さをさらに広げながら僕たちが生身で表現できたらうれしいなと思います。作品のテンポの良さを生かしつつ、演じることで深みを出して原作の魅力を出していくというのが1つの課題です。また、劇中で演じるドラマも、面白いけどキュンキュンするあんばいが難しいと思いますが、より大胆に挑みたいです。何よりも見てくださる人に楽しんでもらえるように、まずは僕たちが楽しみながらこの作品を作っていきたいなと思っています。

◆初共演の阿久津さんの印象を教えてください。また、共演する上で楽しみにしていることなどございましたら、教えてください。

初めてお会いした時の率直な印象は、すごく目がきれいだなって(笑)。赤藤の気持ちにすぐになれるなと思いましたね。柔らかい雰囲気もありながら、ご自身でもおっしゃっていましたが“男らしい”ところも感じるというか、とてもナチュラルな佇まいで、男らしいってこういうことかなって思いました。また、衣装合わせをした時に、みんなで笑いながら楽しくできたんですけど、なかなか衣装合わせでそこまで笑う機会ってあまりないので、そこからもう楽しめているってことは、撮影ももちろん楽しいものになるなと期待がさらに高まっています。

◆撮影に向けての意気込みと、楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。

原作を読んでいて、老若男女問わず楽しめる作品だと感じたので、その原作の魅力をもっと広げて、たくさんの人に笑って、キュンキュンして、ちょっと考えさせられたりもする…そんな作品にしていきたいなって思いますし、絶対そういう作品にする! と僕は思っています。なので、まずは気楽に見ていただけるとうれしいなと思います。

阿久津仁愛 コメント

◆出演が決まった時のお気持ちや、原作を読まれた感想を教えてください。

原作を読んだ時に、赤藤くんとの萌の絡みがすごい爽やかなんだけどかわいくて、そういうところがすてきだなと思いました。また、俳優を演じるってなかなかないなと思うんですけど、ドラマの現場の様子など、リアルに描かれていて撮影が楽しみになりました。

◆今回演じられる青柳萌という役の印象を教えてください。

子役時代から忙しさの中で親やいろんな人に愛された経験があまりない役柄で、自己肯定感がとても低くて、ちょっとネガティブ思考なんですけど、自分と似ているところは少し考えすぎちゃったりする点かなと思います。友達と話していても、「これはあんまり言わなかった方がよかったのかな」など反省したりすることも結構あるので、似ているのかなと思いますね。でも、萌はしぐさとかすごいかわいくて中性的なんですが、自分自身はわりとサバサバしていると思っているので、そこは似てないなと感じています。

◆「キュンキュン」するシーンが多数出てきますが、本作で特に注目してほしい点や、演じる上で心がけたいことを教えてください。

劇中でも役を演じるので、自分の中では2つの役が同時進行しているような感じになるのですが、演じる中でリンクする部分があったりするので、そういう部分でお芝居をするのがとても楽しみですし、多分原作が好きな方もそこを楽しみにしてくださっているんじゃないかなと思いますね。

◆阿部さんと初共演されますが、印象を教えてください。また、共演する上で楽しみにしていることなどございましたら、教えてください。

初めてお会いした日に台本の読み合わせをしたんですけど、お芝居が本当に優しくて、きっと優しい方なんだろうなっていうのが、最初に伝わってきました。また、衣装とかまだ着ていない状態でもすごい赤藤くんに見えて、1人でそこに感動していました(笑)。お芝居のナチュラルさとかもそうですし、自然と見てしまうというか、そんな魅力をすごく感じましたね。本読みの時に、ちょっとコメディチックなシーンもあったのですが、とても面白かったので、撮影ではさらに現場の雰囲気が相まって、より面白くなっていくんだろうなと感じて、すごい楽しみです。

◆撮影に向けての意気込みと、楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願い致します。

クリスマスイブに『クランクアップ編』の配信がスタートして、お正月に『クランクイン編』が地上波で放送されますが、街が賑やかな時期に見ていただけるというのが、とてもうれしいですし、家族やいろんな人に見てほしいなって思っています。そのためにも、僕自身、誰が見ても楽しめる作品にできるように頑張りたいなと思いますし、顕嵐くんも言っていたように、楽しんで撮影に挑みたいなって思ったので、自分が一番楽しみます!

原作・すずり街 コメント

『BLドラマの主演になりました』がドラマ化することになりました! …まさかの実写ドラマ化です!
このような機会をいただけたのも今まで原作を読んでくださった方々と、「BLドラマ」というジャンルを盛り上げてきた数々のドラマ作品のおかげなのだと勝手ながら思っています。いったいどんなドラマになるのか一視聴者としてとても楽しみです。この作品がいろいろなBLに触れる1つのきっかけになったらとてもうれしいです。

番組情報

テレビ朝日&TELASA 恋愛ドラマシリーズ『BLドラマの主演になりました』

『クランクイン編』
テレビ朝日(関東ローカル)
2024年1月1日(月・祝)深夜0時25分~1時25分

『クランクアップ編』
TELASA
2023年12月24日(日)午前7時配信スタート

原作:すずり街「BLドラマの主演になりました」(一迅社)
脚本:遠山絵梨香
演出:熊坂出
プロデューサー:藤崎絵三(テレビ朝日)、瀬島翔(スタジオブルー)
制作著作:テレビ朝日
制作協力:スタジオブルー

ホームページ:https://www.tv-asahi.co.jp/bl_drama/
X(旧Twitter):@bldrama_tvasahi
Instagram:@bldrama_tvasahi
TikTok:@telasa_jp

©テレビ朝日