『下剋上球児』異例の甲子園ロケでスタンドが“越山カラー”一色に 鈴木亮平「一生忘れられない光景」黒木華、球児たちも爽やか笑顔

ドラマ
2023年12月17日
『下剋上球児』©TBSスパークル/TBS 撮影:ENO

鈴木亮平主演の日曜劇場『下剋上球児』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)の最終回が12月17日に放送され、クライマックスとなるラストシーンで地上波ドラマでは異例の阪神甲子園球場での大規模ロケを実施したことが明らかに。あわせて、鈴木、黒木華のクランクアップコメントも到着した。

本作は高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く、ドリームヒューマンエンターテインメント。「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘 著)にインスピレーションを受け企画され、登場する人物・学校・団体名・あらすじは全てフィクションとなる。

最終回で見事“日本一の下剋上”を成し遂げ甲子園に出場した越山高校野球部。ラストシーンでは、越山カラーの緑色に染まった甲子園球場のアルプススタンドを前に笑顔を見せる南雲(鈴木亮平)、山住(黒木華)、球児たちの姿が映し出された。

このシーンの撮影が行われたのは11月中旬。高校野球の聖地である甲子園球場で地上波ドラマのロケが行われるのは異例ということもあり、実際に足を踏み入れたキャスト陣は興奮を隠せない様子だった。そして夏の甲子園大会を再現するべく、夏の装いをした5千人を超えるボランティアエキストラが参加し、3塁側のアルプススタンドは越山カラーの緑一色に。

その光景を目にした鈴木は、後に「アルプススタンドで大勢の方が越山のタオルを掲げていて、そのときの景色は特別でしたし、横にいた球児たちもすごくいい顔をしていて、一生忘れられない光景です」とコメント。ロケ終了後にはボランティアエキストラに向けてキャスト陣からあいさつも行われ、甲子園球場は大盛り上がりとなった。

また、本作では甲子園球場のみならず、関東近郊や三重県でも球場ロケが行われ、毎回多くのボランティアエキストラが参加。高校野球の臨場感を再現するために大きな歓声やブラスバンド、チアリーディングなどのたくさんの協力を受け、黒木は「たくさんの方に参加していただき、エキストラの皆さんを含めてできた作品だと思います」と振り返った。

本作に出演した球児たちは約半年間のオーディションを経て選考されており、その様子は「下剋上セレクション 完全版」としてU-NEXT Paraviコーナーで配信中。最終回放送終了後に第9回が配信となり、オーディション、ドラマ撮影と約1年を駆け抜けた彼らの本編では見せない姿を見ることができる。鈴木、黒木のクランクアップコメントは下記に掲載。

鈴木亮平 コメント

猛暑の中から始まり、この寒い中まで本当にお疲れ様でした。
クランクアップしていく皆さんがあいさつでこんなにお話しすることってなかなかないことだと思っていて、それは、この作品が皆さんにとって特別だからだと思います。そんな皆さんが愛する作品の主演を務めさせていただき幸せだなと思っています。
これから球児の皆さんの前にはいろいろな明るい未来があると思います。そのときに『下剋上球児』をやっていたあの夏、秋、冬が2回目の青春だったなと思ってほしいです。そして、また別の作品で会ったときにはお芝居のキャッチボールをしましょう。ありがとうございました!

黒木華 コメント

こんなに大切に想える球児の皆さんとお芝居をできたことがうれしくて、いろいろなことを思い出していました。
野球に詳しくない私は、皆さんに助けていただきながら“先生”にしてもらったなと思います。スタッフさんも含めて、みんなで「楽しかったね」「疲れたね」と言い合える作品にはなかなか出会えないと思うので、私にとってすごく財産になりましたし、皆さんにとっての財産の一部になれていたらうれしいです。またいつか皆さんとご一緒できるように、またこのメンバーで集まれる日が来るように、一生懸命頑張りたいと思います。

番組情報

日曜劇場『下剋上球児』
TBS系
最終回:2023年12月17日(日)午後9時~9時54分

<キャスト>
鈴木亮平、黒木華、井川遥、生瀬勝久、松平健、小泉孝太郎、小日向文世ほか

<スタッフ>
原案:「下剋上球児」(カンゼン/菊地高弘 著)
製作:TBSスパークル、TBS
脚本:奥寺佐渡子
プロデュース:新井順子
演出:塚原あゆ子、山室大輔、濱野大輝
編成:黎景怡、広瀬泰斗

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/gekokujo_kyuji_tbs/
番組公式X(旧Twitter):@gekokujo_kyuji
番組公式Instagram:@gekokujo_kyuji
番組公式TikTok:@gekokujyo_tbs

©TBSスパークル/TBS 撮影:ENO