小雪「トミはすごみのあるせりふが多く、気が抜けないのでとても大変です」『ブギウギ』

ドラマ
2023年12月19日
『ブギウギ』小雪 ©NHK

趣里がヒロインを務める連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合 毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか)より、村山トミ役・小雪のコメントが到着した。

連続テレビ小説第109作『ブギウギ』は、戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとしたヒロイン・福来スズ子(花田鈴子/趣里)を主人公に、足立紳が描くオリジナル作品。ブギウギは陽気で踊り出したくなるような音楽リズムの一種で、“ブギウギのように多くの人を明るく元気にしたい”という思いが込められている。

小雪が演じる村山トミは、村山興業の社長。女手一つで日本を代表する興行会社へ成長させた関西の女傑で、愛助(水上恒司)はトミの一人息子。

小雪 コメント

『ブギウギ』左から)水上恒司、小雪 ©NHK

◆『ブギウギ』に出演が決まったときのお気持ちは?

大阪ことばが難しいので、プレッシャーを感じました。私が演じるトミは、日本を代表する興行会社の社長ということで、信念を持って強くいなければいけないという思いからすごみのあるせりふが多く、気が抜けないのでとても大変です。

◆ご自身の役に対しての印象は?

トミはあの激動の時代を強く生きてきた人です。家業があり、それを家族で支えてやっていくという信念があって生きてきたので、「こうでなきゃいけない」という思いがなければ、心が折れちゃうと思うんです。愛助は次世代の考えを持った人ですし、私から見れば、トミも愛助もどちらの考え方も正しいと思うし、理解できます。でも、トミとしては、愛助の考えを受け入れると、自分がやってきたことが不確かになってしまう。母の愛もあるけど、経営者としての信念を持って、物事を考える人なんだと思います。

◆共演されている皆さんの印象や、撮影現場の雰囲気はいかがですか?

趣里さんは、本当に真っすぐな方です。独自の考えも持っているし、スポンジのようにその場の空気をまとって演じることができる方ですね。もともとバレエもやっていて、歌も歌えるし、英語もできるし、鬼に金棒です! そんな趣里さんには、「お仕事ばっかりしていると消耗するから、自分の人生も生きるのよ」ということをアドバイスさせていただきました。
息子・愛助役の水上さんは、素朴で明るい、天真らんまんな方です。癒やしのキャラクターとして現場に安らぎをもたらしてくれています。そして、坂口役の黒田(有)さんにいつもいじられています(笑)。『ブギウギ』の撮影現場はいつも和やかで明るく、大阪の朝ドラの元気さというのがすごく伝わる現場だと思います。

◆放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

スズ子の元気な歌声は、聴いていて耳に残りますよね。毎日、それが心にも響いて、日常のエッセンスになり、「きょうも『ブギウギ』を見て元気をもらおう」と皆さんにとってビタミン剤のような役割になったらうれしいです。

『ブギウギ』小雪 ©NHK

番組情報

連続テレビ小説『ブギウギ』
NHK総合ほか
毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

番組公式HP:https://nhk.jp/boogie

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