『リビングの松永さん』第10話は中島健人20代最後のラブストーリー 向井康二“健太郎”&黒川智花“朝子”のオトナの恋も動き出す

ドラマ
2024年03月12日
『リビングの松永さん』©カンテレ

火ドラ★イレブン『リビングの松永さん』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後11時~)の第10話が、3月12日(火)に放送される。

本作は、岩下慶子による同名人気コミックを原作にさまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスを舞台に描く、ドキドキ年の差ラブコメディー。グラフィックデザイナーの松永純(29/中島健人)は、ひょんなことから女子高生のミーコこと園田美己(17/髙橋ひかる)と、同じシェアハウスで共同生活をすることに。恋に不器用なカタブツのアラサー男と、ピュアで一生懸命で恋愛偏差値「3」の女子高生が、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していく。

シェアハウスで暮らすメンバーとして、松永と男の友情で結ばれているバーテンダー・鈴木健太郎(27)を向井康二、医大に通う大学生でいずれ松永の恋のライバルになる北条凌(20)を藤原大祐、カレー店でアルバイトしていること以外は生活スタイルが謎という不思議オタク系女子・服部あかね(23)を大久保桜子、ヒロインの美己にとって憧れのお姉さん的存在のネイリスト・大貫朝子(31)を黒川智花が演じている。

3月5日放送の第9話では、シェアハウスで手作りサプライズ結婚式を開催し、あかねの門出を祝ったシェアハウスメンバー。その一方で、松永も凌の言葉に刺激され、ある覚悟を決めていた。

3月12日(火)放送の第10話では、美己&松永と健太郎&朝子が水族館でWデート。美己への気持ちを自覚した松永を健太郎と朝子がアシスト、そのとき凌は…という展開に。

中島は10話での肝のシーンとなる水族館でのロケについて「ドラマのタイトルが『リビングの松永さん』だから、基本の撮影はシェアハウス内で、どこにも行けないのかなって最初は思ってたんだけど(笑)、水族館に皆でロケに出られたのがうれしくて。でも、何と言っても、水族館ロケで一番感動したのが、向井康二の振る舞い。黒川智花ちゃんと大事なシーンが控えてたんだけど、康二が智花ちゃんに対して、一日中、本当にジェントルな空気感を出していたのに感動した。芝居もめちゃくちゃ良かった。アイツ…いい俳優だなって、かっこいいなって、康二のことを素直に認められたことが自分自身もうれしくて。正直、俺もやっぱりプライドあるから、あんまり認めないんだけど(笑)、人間的にかっこいいって水族館で感じたんだよね」としみじみ。

『リビングの松永さん』©カンテレ

第9話の放送後に流れた次回予告映像で、SNSを中心に話題となっていたのが、健太郎と朝子の“オトナの恋”の行方。松永と美己の恋をアシストするだけでなく、もう一つの恋が完全に動き出すのも10話の見どころの一つ。水族館の水槽前で、オトナの二人にいったい何が起こるのか。

本作が初めてのラブストーリー挑戦となった向井は「前からラブストーリーに出たいと思っていたので初めてを楽しめています。この現場で経験できて、少しはレベルアップできてたらいいなと思います。その時、その時に健太郎が思ったことをやってる感じです。アドリブも結構使ってくださっていてうれしいです。もちろん健太郎として考えてやってはいるけど、俺が演じているから、俺のスパイスも入る(笑)。でも、そのまんまの俺ではないから、探り探りの部分はありますよ。きっと原作での健太郎はボケのキャラクターだと思うんだけど、ドラマではツッコミになってるんだよね(笑)。これば俺のスパイス(笑)。でも、徐々に回を重ねるごとに、“健ちゃん”っぽく、しっくり来ている気はしますけどね。髪形もロン毛にしているけど、いつもの髪形の方が違和感あるって周りからも言われるし、俺も、それ分かるし(笑)。健ちゃんがなじんでいる証拠ということでうれしいです」とはにかんだ。

また、役作りについては「いつもと違って髪が長い役なので、表情管理には特に気を付けていて。自然な感じで目に力を入れるとかは意識してやっていますね」と明かす。さらに、健太郎はシェアハウスの中で、空気を読んでメンバーの背中を押す役割の多い役どころだが「リビングの一番の古株やからね。きっと、いろんな人間模様を見てきて、いろんなことをやってきたんだと思う。でも、自分のことに対しては不器用なんだよね。そんな健太郎が、やっと動いた、動けたっていうのが今夜の10話。水族館では、朝子さんを演じる黒川さんとも、より良いシーンになるように話し合って。ラブストーリーは、僕も初めての挑戦で免疫がないのよ。だからファンの皆さんも免疫がないのよね。『見るのが恥ずかしい』『康二君、ちょっと!』ってなるかもしれないけど、これは俺の大事な仕事やから、“健ちゃん”としてドラマを楽しんでいただけたらうれしいです。俺も大人になってるってことで、成長を見守ってほしいなと思います」と大切に言葉を選びながらコメント。

一方で黒川は、朝子を演じる上で大切にしたことについて「シェアハウスのお姉さんとして、和やかで親しみやすくいたいなと考えていました。ミーコの頼れるお姉さんであり、松永さんにもアドバイスできるしっかり者でもあり、朝子さんがいると物事がスムーズに進むような雰囲気を作れるように心掛けました」とニッコリ。向井については「向井さんは細かいところまで妥協せず、たくさんのアイデアを持って撮影に臨まれていた印象があります。役を離れた時も常に周りへの優しい気遣いをされていて、中島さんと二人でとても良い雰囲気を作ってくれていました」とコメントし、「現場への差し入れをご自身で買いに行かれたそうで、忙しいのに本当に優しい方なんだなあと感激しました。また、どんなに朝早くてもゆとりを持って朝食を召し上がるとお話ししていて、日々の暮らしにも丁寧に向き合っていて、そういった姿勢がお人柄にも表れているのだと感じました」と撮影現場でのエピソードを披露した。

『リビングの松永さん』©カンテレ

第10話の見どころについては、向井は「やっぱりダブルデート。ダブルの旨味がある。純君と美己ちゃんの恋は、なんかちょっとかわいらしいんですよ。こっちはこっちで深いところにいて、シェアハウス内の恋愛がこじれてくる大事な絶対に見逃してはいけない10話になってると思いますので、ぜひ応援をよろしくお願いします」と。黒川は「健太郎と朝子の関係性を作り上げていくために、向井さんとはお互いのイメージを伝え合いました。私から向井さんにイメージを伝えると、なるほど!やってみよう!と私の提案にすぐに反応して表情だったり仕草を試してくださいましたし、逆にこのアプローチはどう?黒川さんはやりづらくないですか?と向井さんからも常に歩み寄ってくれたので、すてきなやりとりになっていればいいなと思います。監督やプロデューサーともディスカッションを重ねたので、お芝居に真摯に向き合う向井さんが演じたこれまで以上に魅力的な健太郎に、10話以降注目してもらえればと思います」とメッセージを寄せた。

ヒロインの美己を演じる髙橋も水族館のシーンについて「松永さんがカワウソの帽子をかぶっているのがかわいいです。実は、帽子が関係するシーンで本番でアドリブがあって。ちょっとトレンディードラマみたいなシーンになっていて私は好きです(笑)。そして、健太郎さんと朝子さんのシーンは本当にロマンチックです! ときめいちゃいます。きっと、視聴者の皆さんも息をのんでしまうようなすてきなシーンになっていると思います。さらに、二人が美己の背中を押してくれるシーンもあって、そこも大好きです」と。

さらに、第10話が放送される3月12日(火)は中島の30歳の誕生日の前日。放送終了の30分後には30歳ということで、中島から「バースデーイブにドラマ放送されます。明日、30歳になります。バースデーイブにはリビングにいるあなたと…」というメッセージが届き、「20代の僕を見ていただける最後のラブストーリーです。ドラマの視聴者の皆さんと共に、大人になれたら…という感覚でドラマの撮影に臨んでいたので、バースデーイブに最高のドラマが放送されてありがたいです。30代は、松永のように強い人間になっていきたいなと思います」と30代に向けての決意も語られた。

『リビングの松永さん』©カンテレ

番組情報

火ドラ★イレブン『リビングの松永さん』
カンテレ・フジテレビ系
毎週火曜 午後11時~11時30分

出演:中島健人、髙橋ひかる、向井康二、藤原大祐、大久保桜子、黒川智花 ほか
原作:『リビングの松永さん』 著者:岩下慶子(講談社「KCデザート」刊)
脚本:田辺茂範
音楽:眞鍋昭大、畑添美菜
主題歌:Sexy Zone「puzzle」(Over The Top)
プロデューサー:萩原崇、島本講太、本郷達也、村山太郎
演出:金井純一、日暮謙、松川嵩史
制作協力:MMJ
制作:カンテレ、Storm Labels

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