堺雅人、日曜劇場『VIVANT』続編は「一大サーガ。台本の最後で“どうすんの!?”って声が出た」福澤克雄監督は海外ロケ先のヒント明かす

ドラマ
2025年06月11日
堺雅人
堺雅人

俳優の堺雅人が6月11日放送の『THE TIME,』(TBS系)に生出演し、自身が主演を務めた日曜劇場『VIVANT』(読み:ヴィヴァン/2023年7月期放送)の続編決定を発表。生放送の後には、本作の原作・演出・プロデュースを手掛ける福澤克維監督と共に取材会を行った。

取材会では「やるなら早くやってほしいなと思っていたので、ようやくホイッスルが(鳴ると思うと)待ち遠しいです」とこれから始まるという撮影に向けての期待を語った堺。「前回伏線として気になっていたところが、(続編の)台本を読みながら『こういうことだったのか』と思いましたし、『言われてみれば気になっていたな』と気づくような内容でした。前作の内容を“あの時、あの人たちは、あんなことをしていたのか!”と思える内容でした」と熱弁した。

福澤監督は「本当よかったですよ、続編ができて。(世間的に)『テレビドラマはしょぼい、しょぼい』と言われて“やるしかない!”“これで外したら次ができない”と思ってやりましたから」と安堵した様子。

空前の話題作となった『VIVANT』について、自身にとってどんな作品か尋ねられた堺は「自分の全部を賭ける価値のある作品です。福澤監督が全てを絞り出して書いた台本で、エネルギーの影みたいなものが焼き付いている、濃密な作品なんです。全力でぶつからないとこちらが粉々になってしまうようなところがある」とあらためて作品の魅力を語った。

一方、福澤監督は「堺さんじゃなければ『F』とか出さないと思う。前回やってみて『さすが、できるんだな』と思ったので、今回は(Fの出番を)増やそうかなと考えた」と堺に絶大な信頼を寄せた。

本作でも福澤監督いわく「3か月ぐらい」の海外ロケを予定しているという。ロケ場所について「超親日国。だけど日本の皆さんはあまり知らない。日本のような神話のある国」とヒントを明かした福澤監督。堺は「大阪・関西万博でそこの国のパビリオンに行きました」と告白した。

あらためて続編の台本を読んだときの驚き度を尋ねられた堺は「こんなにしゃべるのか!」と第一印象を明かし、続けて「えぇ、意味が分からない! って思いました。話が複雑に絡み合っているので、頭が混乱するんです。(読み込む作業が)楽しくて、つらくて。掘っても掘っても、解剖しても解剖しても、生きてる神経がそこにあるというか。一大サーガです」と福澤監督の手腕を絶賛し、「第2シリーズの(台本の)最後で声が出ましたもん。『えぇ~っ!? どうすんの、この後!?』って」とさらなる展開への期待も感じさせた。

番組概要

日曜劇場『VIVANT』
TBS系
2026年放送

製作著作:TBS
原作・演出・プロデュース:福澤克雄
プロデューサー:飯田和孝

出演者:堺雅人

<『VIVANT』前作のあらすじ>
丸菱商事に勤める乃木憂助(堺雅人)は、誤送金された130億円を取り戻すべく、送金先であるバルカ共和国へ向かった。
バルカで爆発事件に巻き込まれた乃木は、爆破犯に間違えられ、バルカ警察に追われる羽目となる。現地で出会った公安警察の野崎守(阿部寛)と医師の柚木薫(二階堂ふみ)と共に、乃木はバルカを脱出するために奔走する。
しかし、それは偶然ではなかった。
乃木の本当の顔は自衛隊直轄の非公認組織「別班」の諜報員であり、国際的なテロ組織“テント”を追うためにバルカに潜入していたのだ。別班の仲間と合流し、テントのリーダーにつながる情報を集めていく乃木だったが、そこで自らの残酷な運命と対峙することになる。
テントのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)は、生き別れた実の父親であるという真実に直面する乃木。
そんな運命に立ち向かい、自らの手で、ベキを暗殺することになる。
そして、全てが落着したかに思えた乃木の前に、再び赤い饅頭が置かれることとなる。

番組公式HP:https://www.tbs.co.jp/VIVANT_tbs/
番組公式X(旧Twitter):https://x.com/TBS_VIVANT/
番組公式Instagram:https://www.instagram.com/tbs_vivant/

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025夏ドラマ最新情報まとめグラビア関連記事一覧