

井ノ原快彦が主演を務める『特捜9 final season』(テレビ朝日系 毎週水曜 午後9時)の最終回が、6月11日(水)に放送される。
故・渡瀬恒彦さん主演で2006年から2017年まで放送された刑事ドラマ『警視庁捜査一課9係』からバトンを受け継ぐ形で2018年4月にスタートした『特捜9』。以来、難事件に挑む個性派刑事たちの活躍と、背景にあるそれぞれの人生模様を丁寧に描き、シーズンを重ねるたびに新たな視聴者層を巻き込んでファンを増やしてきた。そんな『特捜9』が『9係』から数えること通算20作目となる節目でついに『final season』を迎える。
最終話では、検挙率の高い特捜班に、テレビの密着取材が入ることに。班長の浅輪直樹(井ノ原快彦)をはじめ、村瀬(小宮山)志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、高尾由真(深川麻衣)らメンバーはインタビューを受けるも、それぞれに緊張の面持ちで…。やがて、直樹が取材の流れで前身である9係の話を語ると、ADの九野優樹(岡部ひろき)が本番中であるにもかかわらず、異常な反応を示す。その様子を見た直樹は、彼のことが少し気になる。
翌日からは、その九野が密着取材を行うことに。青柳も「そうそう事件なんて起きない」と今年二十歳となる彼とフレンドリーに接し、すっかり特捜班に打ち解けているように見えたが、人知れずメンバーを冷たい目で見る九野の姿があって…。そんな中、九野は特捜班の歴史を勉強したいと、由真に20年前の事件の資料を用意してもらうことに。
やがて、元特捜班の立場から話を聞きたいとの九野からのオファーで、捜査支援分析センター副所長の村瀬健吾(津田寛治)と三ツ矢翔平(向井康二)の元を訪れるが、直樹には取材中もなぜか九野は20年前にこだわっているように見える。
その後も密着インタビューは、監察医の早瀬川真澄(原沙知絵)はもとより、直樹の妻・倫子(中越典子)、青柳の婚約者・垣内妙子(遠藤久美子)、矢沢の妻・早苗(畑野ひろ子)にまで及ぶことに。そして、かつてのメンバー・新藤亮(山田裕貴)に直樹が連絡すると、切迫した様子で…。強盗犯を追っているという彼に特捜班が協力することになり、新藤は久しぶりの直樹とのコンビを喜ぶ。しかしそんな喜びもつかの間、なんと犯人が持っていたナイフが、直樹の胸に突き刺さって…。
密着取材の件を聞きつけた元班長で現警視庁音楽隊員の国木田誠二(中村梅雀)が見事なベースプレイを披露するなど、やがて取材も終盤に。すると、九野に秘められた9係と関係の深い驚くべき過去が、徐々に明らかになっていく。
番組情報
『特捜9 final season』
テレビ朝日系
毎週水曜 午後9時
<キャスト>
井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正、向井康二、深川麻衣、中越典子、原沙知絵
<スタッフ>
脚本:徳永富彦 ほか
音楽:吉川清之
主題歌:20th Century「ネバギバ ~Never Give Up!~」
監督:細川光信、田村孝蔵 ほか
ゼネラルプロデューサー:大川武宏(テレビ朝日)
プロデューサー:川島誠史(テレビ朝日)、森田大児(東映)、土井健生(東映)
制作:テレビ朝日/東映
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