

葵わかなと神尾楓珠が10月スタートの新ドラマ『すべての恋が終わるとしても』(ABCテレビ・テレビ朝日系 毎週日曜 午後10時15分~)でW主演を務めることが決定した。
原作は、冬野夜空による同名超短編集。切ない恋のエピソードが140字でさまざまにつづられ、SNSを中心に共感の声が続出、シリーズ累計発行部数55万部を突破した話題作だ。本作では、全3巻に収録された146のエピソードから、8つのエピソードをモチーフとして抽出し、連続ドラマ化。高校の卒業式に付き合い始めた同級生の男女を主人公に、彼らを取り巻く人物たちも含めた8人の男女が織り成す、リアルでちょっぴりほろ苦い恋愛模様を描く。
脚本には『Eye Love You』(2024年・TBS)や映画「顔だけじゃ好きになりません」(2025年)などの三浦希紗を迎え、原作の持つ儚い世界観と共感性はそのままに、登場人物たちの葛藤や成長を細やかに映し出す。わずか140字の物語が映像でどのように表現されるのか期待が高まる。
W主演を務めるのは、本作が初共演となる葵わかなと神尾楓珠。葵が演じる羽沢由宇と神尾が演じる大崎真央は高校の同級生で、美術をきっかけに距離を縮めた恋人同士。夢中になって絵を描く真央の姿に心を奪われた由宇は、これを“運命の恋”だと信じるほど真央のことが大好きだった。しかし、大学進学を機に遠距離になった二人は次第にすれ違っていき、やがて社会人に。果たして“運命の恋”の行く先は…。
本作は、ショートドラマでも展開。本編では描かれない原作エピソードを基にしたショートドラマを、SmartNewsアプリ内などで全10本配信する。
葵わかな コメント
◆脚本を読んだ印象は?
タイトルの通り、切なさが常に漂う物語だと思いました。
恋の始まりや終わりだけでなく、人が成長していくこと、変わっていくことやそれでも変わらないことなど、どこか切なさが描かれていると感じます。 私が演じる由宇も、真央と特別な出会いをするけれど、人生の中で変化の大きい10代~20代の中で、抗えない変わりゆくものにとても影響を受けていて、私も過ごしたことのある時期なので共感する部分は多い気がします。
◆初共演の神尾さんの印象は?
作品などで拝見させていただいていて、独特な雰囲気をお持ちで、クールそうだなと思っていましたが、実際にはすごくフランクな人で、同い年だということもあって、力を合わせて楽しく現場を過ごせていると思います! 真央と由宇のシーンをこれから重ねられる事が楽しみです。
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
きっと共感していただける作品になると思います。 10月の放送までまだ時間がありますが、皆さまに届く日を思いながら撮影頑張ります! 楽しみに待っていてくれたら嬉しいです。
神尾楓珠 コメント
◆脚本を読んだ印象は?
恋愛をしたことがある人なら共感できるようなシチュエーションや描写が多く出てきており、共感すると同時に胸がぎゅっと締め付けられるような気持ちになりました。僕が演じる真央は優しくて、柔らかくて、でもどこか掴みどころのないキャラクターだと思いました。
◆初共演の葵さんの印象は?
本読みの時に初めてお会いしたのですが、細かいところまで監督に質問していたり、すごく真面目で熱心な方だと思いました。でも現場で話していくうちに、僕のしょうもないノリにも乗っかってくださり、意外な一面も見つけることができました。あとすごく姿勢が良いです。
◆視聴者へのメッセージをお願いします。
きっと共感してもらえるシーンが多々あると思うので、真央に限らず、共感しながら楽しんでいただけたらと思います。
原作・冬野夜空 コメント
旧Twitter時代に書いていた1投稿で読み切れる140文字の物語が、書籍化を経てついにドラマになって地上波へと羽ばたくことになりました。すべての恋が終わるとしても、通称すべ恋。本作を原作として、脚本家の三浦さんがさらに素敵なストーリーを組み立ててくださり、葵さんや神尾さんをはじめとしたキャストの方々に、文章では表現しきれない動きや彩りを、ドラマという形で昇華していただいています。ドラマという映像作品として素敵なものに仕上がっていると思いますので、毎週皆様と一緒に楽しめたらうれしいです。ぜひご期待ください。
番組情報
『すべての恋が終わるとしても』
ABCテレビ・テレビ朝日系
2025年10月スタート
毎週日曜 午後10時15分
放送終了後、TVerで見逃し配信
出演:葵わかな、神尾楓珠
原作:冬野夜空「すべての恋が終わるとしても」(スターツ出版)
脚本:三浦希紗
監督:松本花奈、今和紀
チーフプロデューサー:辻知奈美
プロデューサー:小森千裕、細野夏希、矢内達也(ABCリブラ)、川西琢(ABCリブラ)
制作協力:ABCリブラ
制作著作:ABCテレビ
©ABCテレビ
©冬野夜空/スターツ出版