

フジテレビで2018年4月期に放送し、その後シリーズ化され、映画、スペシャルドラマ、スピンオフドラマが制作されてきた人気作品『コンフィデンスマンJP』の韓国リメイク版『コンフィデンスマンKR』の制作が決定(TV朝鮮で国内放送、Coupang Playで国内配信)。さらに、9月6日(土)よりPrime Videoで240以上の国と地域で配信される。
『コンフィデンスマンJP』は、脚本・古沢良太による完全オリジナルの“コンゲーム”シリーズ。 “欲望”や“金”をテーマに、一件、平凡で善良そうな姿をしたダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)という3人の信用詐欺師たちが、さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取る、痛快エンターテインメント作品。月9ドラマは高視聴率を記録、映画は2022年公開「コンフィデンスマンJP英雄編」を含む3作品で累計興行収入95億超えを記録した。
韓国リメイク版『コンフィデンスマンKR』の主演は、韓国ドラマ『私の夫と結婚して』などで知られる人気俳優パク・ミニョンのほか、パク・ヒスン、チュ・ジョンヒョクの3人が務め、TME Groupが制作する。韓国ならではのテンポと映像美で描かれる、スタイリッシュな犯罪コメディーとなっており、リメイク版ならではのオリジナル要素も盛り込まれる。
フジテレビは、今夏、清水賢治新社長が「コンテンツを起点としたビジネス、中でもグローバル市場を意識したビジネス展開に力を注ぐ」と宣言。これまでも『料理の鉄人』『リッチマン、プアウーマン』などリメイク版を展開してきたが、実写ドラマの韓国版を韓国現地における放送・配信に加え、Prime Videoでの配信を通じて全世界に届ける施策は今回が初めてとなる。
古沢良太(『コンフィデンスマンJP』脚本家)コメント
目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で何がうそか。愛すべき詐欺師たちが韓国の地にも生まれます。韓国版を製作していただくことは、日本版を作っている頃からの一つの夢でした。時間をかけて、実力ある監督、脚本、スタッフの皆さん、そして望外のキャスト陣が集結し、実現してくださったことに感激しています。どんな作品に仕上がっているか、楽しみでなりません。ともにだまし、だまされましょう。『コンフィデンスマンKR』の世界へようこそ。このニュースはたぶん本当。
渋谷謙太郎(フジテレビ コンテンツ戦略本部 コンテンツ事業局長)コメント
コンテンツ事業局では、国内外へのコンテンツ販売のみならず、グローバル市場への販路拡大、外部パートナーとの協業などによるコンテンツディストリビューションの拡大・開発に注力して参ります。積極的かつ立体的なビジネスデザインを目指します。原作ドラマ『コンフィデンスマンJP』が海外で認められ、リメイクが実現し、それが世界配信されるということは、悲願のビジネス展開です。これをきっかけに、今後のコンテンツ戦略にもぜひご期待いただきたいと思います。
韓国リメイク版・概要
『コンフィデンスマンKR』
原作:2018年 フジテレビ系ドラマ『コンフィデンスマンJP』
脚本:ホン・スンヒョン、キム・ダへ
演出:ナム・ギフン(『キス・シックス・センス』『オー・マイ・ベイビー』『ボイス3』)
制作:TME Group
共同制作:the fifthwall studio, ghost4
<出演者>
パク・ミニョン:主人公の天才詐欺師「ユン・イラン」役、IQ165の天才的頭脳と変装の名手
パク・ヒスン:ベテラン詐欺師「ジェームズ」役、ユーモアとカリスマ性を併せ持つ
チュ・ジョンヒョク:チームの末っ子「ミョン・グホ」役、純粋で行動力のあるキャラクター
<放送・配信情報>
【韓国】
9月6日(土)TV朝鮮で放送、Coupang Playで配信開始予定
【世界】
9月6日(土)Prime Videoより、日本を含む世界240以上の国と地域で配信(韓国除く)
<原作『コンフィデンスマンJP』放送/公開実績>
連続ドラマ月9『コンフィデンスマンJP』
2018年4/9~6/11放送
映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」
2019年5/17公開
フジテレビ開局60周年特別企画『コンフィデンスマンJP 運勢編』
2019年5/18放送
映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」
2020年7/23公開
映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」
2022年1/14公開
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