笠松将、ダイアン津田の存在感に感服「お芝居のパワーや勢いが本当にすごい」『フェイクマミー』

ドラマ
8時間前
『フェイクマミー』
『フェイクマミー』

波瑠と川栄李奈がW主演を務める金曜ドラマ『フェイクマミー』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)に出演中の笠松将のインタビューが到着した。

本作は、正反対の人生を歩んできた2人の女性が、“母親なりすまし”という禁断の契約を結ぶことからはじまるウソとトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメント。大手企業で順調にキャリアを築いていたものの訳あって退職し、転職活動に苦戦する花村薫(波瑠)。そんな薫が出会ったのは、元ヤンでベンチャー企業「RAINBOWLAB」の社長を務めるシングルマザー・日高茉海恵(川栄李奈)。薫は、名門私立・柳和学園小学校への受験を控えた茉海恵の娘・いろは(池村碧彩)の家庭教師として働き始めるが、やがて茉海恵から「お受験の日、私の代わりに“ママ”として面接を受けてほしい」と持ち掛けられる。もしバレたら刑罰に問われかねない母親業のアウトソーシング。果たして、薫と茉海恵が交わした禁断の“フェイクマミー(ニセママ)”契約の先にあるものとは…。

10月31日放送の第4話で、笠松将演じる本橋慎吾が本橋さゆり(田中みな実)の夫であり、茉海恵の一人娘・いろはの父親であることが明らかに。徐々に素性が明かされていく“謎の男”を演じる笠原が撮影の舞台裏を語った。

笠松将 インタビュー

◆脚本を読んでどんな感想を持ちましたか?

面白かったです。自分がドラマを楽しみに見ていた頃の、温かくて、優しさがありながらもパワーのある物語だなと感じました。
そして登場人物がさまざまなところで絡み合っていて、そこが面白いし、いいなと思いました。

◆演じる本橋慎吾はどんな人物だと思いましたか?

僕としては、「これが正義であり、愛の形であり、普通なのかな」という感覚で。
今回の作品ではそこがちょっと意地悪に見えたりするだけであって。
だからすごく行動や言動も理解できますし、「分かる、分かる」と共感する部分も多かったですね。

◆慎吾を演じるにあたって、意識したことは?

難しいですけど、スタッフも出演者の皆さんも、若くてパワーのある方ばかりだからこそ慎吾は“やる時はやる、抜く時は抜く”というキャラクターでもあるのかなと思いました。なので、僕自身も同じスタンスで撮影現場にいます。

◆第4話で視聴者の方にはさゆりの夫であり、いろはの父親であることが明らかになりました。徐々に素性が明かされていく役柄をどのように受け止められていますか?

そういった謎めいた役が多いものですから、むしろ最初から素性の知れた、ヒーローのような役を演じたいなと思うことも(笑)。ですが、“謎の男”を演じさせてもらうからには、見ている人が「こっちなんじゃないか」「あっちなんじゃないか」と考察しながら楽しんでいただけるように、あえて余白を持たせた芝居にしたいと、プロデューサーや監督と話し合いながら作っています。

◆ここまでの撮影を振り返って、印象に残っているエピソードはありますか?

妻・さゆり役の田中みな実さんとのお芝居はすごく楽しいですし、面白いです。今のところ一番共演シーンが多いので、撮影の合間にはお芝居への考え方についてお話させてもらったり、健康や美容のお話も。そういうお話の中で、考え方が合うなと感じるところもあれば、「自分とは全然違うな」と思うようなところもあって。そうした違いをお芝居に反映させられると、慎吾とさゆりの関係性として自然に活きてくると思うので、とてもやりやすいです。

◆息子・圭吾役の高嶋龍之介さんは?

年齢関係なく、いち俳優さんとして接していますね。
僕に懐いてくれて、最初のほうは僕の膝の上に座ったりしていましたが、撮影を重ねるたびにだんだん僕より田中さんに心を開いているように感じています(笑)。
田中さん、龍之介くんと一緒に、家族という一つのチームでお芝居ができて、すごく楽しいです。

◆第4話では、転職エージェント・野口俊彰役のダイアンの津田篤宏さんとの共演シーンもありましたね。

撮影現場では、津田さんが「セリフ、言えるかな」と少し不安そうにされていたり、言葉に詰まる場面もあったんですが、いざ本番になると“本番強さ”を発揮されていました。お芝居を本業にされている方ではないけれど、カメラの前や舞台の上に立つ人間としての存在感がものすごくて、“ノリに乗っている人だ”と感じました。お芝居のパワーや勢いが本当にすごくて、目の前に立つと少し圧倒されるような迫力があり、そのパワーを受けながら一緒に芝居ができたのは、本当に楽しかったです。写真も撮らせてもらいました(笑)。

◆「お笑い芸人さんと会えることがうれしい」と話していたインタビューを拝見したことがあります。津田さんとお会いしていかがでしたか?

実は津田さんとは2回目の共演だったんですけど、僕のことをあまり覚えていらっしゃらなかったみたいで…(笑)。次にお会いした時に覚えておいてもらえるように、取材やSNSで発信しようかなと思っています(笑)。

◆ダブル主演を務めている波瑠さん、川栄さん、いろは役の池村碧彩さんの印象は?

この作品の中で正反対なタイプの2人が、それぞれ“リーダー像”のようなものを持っていて、どちらもかっこいいし、いとおしくて、応援したくなるような人たちです。波瑠さんと川栄さんどちらも短い準備期間の中でしっかり役を自分の中に落とし込み、カメラの前で演じているのが素晴らしいですし、とても頼もしいなと思いました。

池村さんは周りからの話を聞く限り、スタッフの皆さんの名前を覚えていて、カメラの前でさまざまな表情を見せてくれる。きっとこのチームだけでなく、見てくださっている皆さんもメロメロになっているんじゃないでしょうか。
今のところ同じシーンが少ないので、今後ガッツリと対峙するシーンを楽しみにしています。

◆薫と茉海恵が子どもの未来のために契約を交わす本作にちなみ、笠松さんご自身が「●●のためなら●●してもいい」と思うことは何でしょうか?

その時のテンションによりますけど、“面白い人と話せるなら、深夜3時でも外出してもいい”です。僕自身の中で“面白い”と思う人に会えるなら、いつ何時に呼ばれてもその人のいるところへ行けます。もちろん津田さんに呼ばれたらすぐに向かいますよ!

◆最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。

連続ドラマで第5話というのは、“魔の話数”といわれることがありますけども、しっかりと慎吾が暴れますので、楽しみにしてもらえるとうれしいです。

番組情報

金曜ドラマ『フェイクマミー』
TBS系
毎週金曜 午後10時~10時54分

<出演者>
波瑠、川栄李奈、向井康二(Snow Man)、中村蒼、野呂佳代、池村碧彩、橋本マナミ、中田クルミ、津田篤宏(ダイアン)、筒井真理子、利重剛、若林時英、宮尾俊太郎、朝井大智、筧美和子、笠松将、浅川梨奈、田中みな実

<スタッフ>
製作著作:TBS
脚本:園村三(「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE 2023」大賞)ほか
プロデュース:韓哲(『18/40~ふたりなら夢も恋も~』『ハロー張りネズミ』『家族ノカタチ』)、中西真央(『御上先生』『フェルマーの料理』)、唯野友歩(『海のはじまり』『いちばんすきな花』『silent』)
演出:ジョンウンヒ(『海のはじまり』『いちばんすきな花』)、嶋田広野(『キャスター』『御上先生』)、宮﨑萌加(『王様に捧ぐ薬指』『18/40~ふたりなら夢も恋も~』)

©TBS

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