山田涼介『一次元の挿し木』で“美男子”をいかに表現するかを模索「ミステリーの要素の中にちょっとした色気も」

ドラマ
2時間前
『一次元の挿し木』

『一次元の挿し木』(読売テレビ・日本テレビ系 7月5日スタート 毎週(日)午後10時30分~11時25分)の制作発表記者会見が行われ、主演を務める山田涼介らが登壇した。

本作は、松下龍之介による2025年「このミステリーがすごい!」大賞 文庫グランプリ受賞の話題作を実写ドラマ化。大洪水の日、義理の妹・七瀬紫陽(堀田真由)を失った七瀬悠(山田涼介)。ある日、ヒマラヤ山中で発掘された200年前の人骨が、紫陽のDNAと完全に一致。関係者たちの不可解な死、盗まれた人骨、消えた過去の記憶…。その全てが一本の線でつながり、悠は過去と現在をつなぐ巨大な闇へと踏み込んでいく。

『一次元の挿し木』

制作発表記者会見には、山田涼介、白石聖、木戸大聖、土居志央梨、堀田真由、小手伸也、鈴木保奈美、佐々木蔵之介が登壇。山田は「僕が演じる悠は、どこか危うさや儚さを持っている男の子の役。原作の中ではすごく“美男子”だというふうに書かれていて、それをどう表現していくのかが自分の中でのテーマになっています(笑)。ヒューマンミステリーということで決して明るいドラマではありませんが、ミステリーの要素の中にちょっとした色気も感じられる隙間があればいいなと。妹の真相を追い、いろんな事件に巻き込まれながら、日々悠というキャラクターを模索しています」と報告。

白石は「二転三転していくミステリーということで、私自身も整理しながら撮影に臨んでいます。せりふの裏で実際は何を考えているのか、本心はどこにあるのか、探りながら…。登場人物が本当に多くて自分の役を通して描かれない部分もあるので、そこで彼女が何をしていたのか、考えつつ演じています」と。鈴木は「自分のことが他の方のせりふで語られていたりするからね…!」とうなずき、山田も「こんな感じで(会見に)集まっていますけど、今日が初めましての人もいたり。なんかもう、アベンジャーズみたいな気分です(笑)」と笑った。

『一次元の挿し木』

堀田は「私が演じる紫陽はつかみどころのないキャラクター。シリアスな空気感のシーンが多いので、回想だけでも多幸感のあふれるシーンにしたいなと思いながら演じています。そして、10代を演じるシーンが多いんですが、いい大人なので…(同じく10代を演じる機会がある山田と)互いに励まし合いながら演じています(笑)」と。山田は「きついよな(笑)」と同意しつつ、「(堀田が演じる10代は)全然平気だよ!」と労った。

鈴木は「ここにいるピカピカの若者たちが謎に迫っていく…というストーリーですが、私や蔵之介さんなどの大人たちはいろんな思惑から壁を作り、彼らを阻止します。撮影しているとものすごく罪深く感じて“ごめんね”と思いつつも、利己的な人間を演じなければいけないので、自分に鞭を打って、厳しくやろうと頑張っています(笑)」と。佐々木も「登場人物のそれぞれが人生の大きな選択をして生きているので、だんだん疑心暗鬼になっていくんです。せりふは大体駆け引きしかないですし(笑)。だから僕は、山田涼介、堀田真由。この2人の親だという喜びを感じながら撮影をしています(笑)。こういうことはそうないので、もう“父親だぞ”と」とにっこり。

『一次元の挿し木』

そして、木戸は「僕演じる前原は、蔵之介さん演じる京一の右腕です。感情を表に出すタイプではないので、抑えながら日々撮影をしつつ、物語が進むごとに前原の輪郭が伝わったらいいなと思っています。また、役の年齢が悠と同い年なので、その2人のシーンにも注目して見てもらえたらと思います」と。土居は「私が演じる警察のパートは視聴者の方の目線に近いので、出来事が起こり、捜査していく中でどんどん新しい情報が生まれ、さらに新たな謎が生まれる…という流れをシンプルに追っていくパートだと思っています。心理的な描写というよりはスポーツ的な撮影で、物語に勢い、スピード感みたいなものを与えられたらいいなと思っています」と語った。

小手は「僕が演じる平間は、あるきっかけで事件の中心に切り込んでいくことになるポジションです。視聴者の皆さんと一緒に謎を解いていくという意味では、僕の視点が非常に大切だ、と思いつつも(笑)、やはりシリアスなドラマなので(平間役は)小手伸也でいいのかなって」と心配げな様子。山田はすかさず「大丈夫です!! でも、会見に出られる前、ずっと口元にゴマがついていましたよ」と。「だから俺直前に口拭かれたんだ!」と動揺する小手に、山田は「キュートだなと思いました」と伝えた。

『一次元の挿し木』

また、撮影でのエピソードを問われると山田は「僕には“堀田真由ミステリー”と呼んでいることが…。この作品は全編オールロケで、河口湖の方にも行かせていただいたんですが、堀田さんが『河口湖に池があるじゃないですか』と言い始めて…。どうやら河口湖のことを池だと思っていたらしく、こういう天然なところもあるんだなと思いました」と明かした。堀田は「琵琶湖育ちなので…(笑)。移動で寝ていて、ぱっと目を開いたら大きい池があって『ボートとかやりたいですね』と言ったら『あれが河口湖だよ』と言われて…(笑)」と。山田は「…疲れもあるよね」、佐々木も「富士五湖合わせても琵琶湖には勝たれへんもんな」とフォローした。

最後に、山田は「演者だけでなくスタッフさんも含め、みんながものすごい熱量を持ってこの作品に挑んでおり、すごく良質なドラマが出来上がるんじゃないかと思います。確実に、毎週日曜が近づくたび“あのドラマが来るぞ”と思ってもらえるようなワクワクとドキドキが詰まっていますので、ぜひ初回からご覧いただけたらと思っています。よろしくお願いいたします!」と視聴者へのメッセージを寄せた。

番組情報

『一次元の挿し木』
読売テレビ・日本テレビ系
2026年7月5日スタート
毎週(日)午後10時30分~11時25分(全10話)

出演:山田涼介、白石聖、佐々木蔵之介、鈴木保奈美、木戸大聖、土居志央梨、和田正人、笠原秀幸、猪塚健太、小橋めぐみ、藤井美菜、田畑志真、堀田真由、松下由樹、吉原光夫、正名僕蔵、小手伸也

原作:松下龍之介『一次元の挿し木』(宝島社)
脚本:高田亮(映画『死刑にいたる病』『告白 コンフェッション』『さがす』、ドラマ『恋のツキ』ほか)、清水匡(ドラマ『正直不動産2』『僕の姉ちゃん』『街並み照らすヤツら』ほか)
監督:城定秀夫(映画『悪い夏』『夜、鳥たちが啼く』、ドラマ『ブラック・ジャック』『95』ほか)、頃安祐良(ドラマ『推しの殺人』『Qrosの女 スクープという名の狂気』『MADDER』ほか)、日髙貴士(ドラマ『アンメット』『プロフェッショナル』『警視庁アウトサイダー』ほか)
チーフプロデューサー:中間利彦(読売テレビ)
プロデューサー:中山喬詞(読売テレビ)、安部祐真(読売テレビ)、清家優輝(ファイン)、岡田健人(ファイン)
制作協力:ファインエンターテイメント
制作著作:読売テレビ

©読売テレビ

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