「こんなにきれいな甲冑着てるんだ~」キュウレンジャー岐洲匠の珍コメントにキャスト全員がツッコミ!

エンタメ総合
2017年03月27日

スーパーヒーロー大戦

 映画「仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」の初日舞台あいさつが行われ、『仮面ライダーエグゼイド』『宇宙戦隊キュウレンジャー』キャストのほか、劇場版ゲストの小田井涼平、松本寛也、松本岳、そしてメガホンを取った金田治監督が登壇した。

『~エグゼイド』の主人公・宝生永夢役の飯島寛騎は「ついに“春劇”ですね。僕らもずっと楽しみでした。ヒーローのお祭り騒ぎの映画になっています」と本作をPR。一方で『~キュウレンジャー』の主人公・ラッキー役の岐州匠は緊張からか「撮影はすごく楽しくて、え~、映画で僕たちの空気を知ってもらえたかな、と…」と終始しどろもどろ。キュウレンジャーの仲間たちがとっさに「すみません!」とフォローするというほほ笑ましい様子に会場は爆笑に包まれた。続いて今の気持ちについて聞かれた岐州だが、「ただただうれしいのが1つと……うれしすぎて分かんない!(笑)」とまたもうまくまとまらず、岸洋佑や山崎大輝から「うれしいんだよね?」と助け船を出された。

『仮面ライダー龍騎』(02~03年)で仮面ライダーゾルダ/北岡秀一を演じた小田井は、約14年ぶりの出演ということで、会場も序盤から大盛り上がり。おなじみのスーツ姿に身を包んだ小田井は、「ここに立っていると、何だか国語の教師みたいで、たくさんの生徒ができた先生みたい(笑)」と例え、会場からは「先生~!」の大合唱。さらに「飯島君なんて、僕が龍騎やってるとき5歳とか6歳でしょう?」と時の流れを噛み締めた。

 そんな小田井との共演について飯島は「龍騎はずっと見ていたので、共演できて心からすごくうれしいです!」と笑顔。フレッシュな飯島に対し小田井は「(飯島君は)目がキラキラしてるんですよ。46年も生きてると、目が淀んでくるんで(笑)」と自虐的に語り会場の笑いを誘った。また、久々の変身については「ちょっと恥ずかしかったですが、とても楽しかったです。私はミラーワールドの住人ということで、変身シーンのとき、なぜか僕だけ鏡が用意されていました。どんだけナルシストなんだ、って思いましたけども(笑)、ちゃんと鏡の前で変身させていただきました」と撮影エピソードも明かした。

 歴代のヒーローが数多く登場する本作にちなみ、話題は「レギュラーキャストのお気に入りのスーパーヒーロー」に。飯島は仮面ライダー龍騎を挙げ、「龍騎の騎と寛騎の騎は同じ漢字なので親近感があります」と説明。早口で龍騎への並々ならぬ愛を熱弁する飯島に、小田井は「横にはいるのはゾルダやけどね!(笑)」と鋭くツッコんでいた。松本享恭と甲斐翔真は仮面ライダークウガを挙げ、「もう理由なんてないぐらい大好き」(松本)、「生身で戦いながら返信するのがカッコいい」(甲斐)とコメント。テレビシリーズでの消滅から、本作で久々の復活を遂げた九条貴利矢を演じる小野塚勇人は「ゲンム。僕を倒したぐらいだから相当強いんじゃないかな(笑)」と自身の役柄を交えながら答え、会場に集まったライダーファンも大興奮。そんな小野塚とプライベートで親交があり、幅広い交友関係がたびたび話題となる岸は、「メテオ。なぜなら朔田流星(吉沢亮)とは仲良しで、すごい強いなと思っていたので(笑)」と、岸らしい選考理由を明かした。

 ここで、キャストが選んだ歴代ヒーローのうち、仮面ライダークウガ(松本、甲斐セレクト)、仮面ライダー龍騎(飯島セレクト)、仮面ライダーメテオ(岸セレクト)、ドラゴンレンジャー(岩永徹也セレクト)、ニンジャブラック(榊原徹士セレクト)の5人がステージに登場。子供のようにはしゃぐキャストを代表してコメントを求められた岐州は「ドキドキしすぎてあんまり言葉が出ないです。初めて見たヒーローがクウガなんですが、“こんなにきれいな甲冑着てるんだ~”と思って」としみじみ語り、「“着てる”って言っちゃだめでしょ!」と全員からツッコミを受けていた。

 映画「仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」は公開中。本作は歴代の仮面ライダーとスーパー戦隊とがまさかの混成チームを結成し、謎の強敵を相手に戦う豪華アクションムービー。登場するヒーローは100人以上にのぼる。