クリステン・スチュワート主演のカンヌ受賞作『パーソナル・ショッパー』5・12公開決定&予告編解禁

映画
2017年03月31日

映画『パーソナル・ショッパー』 2016年カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した映画『パーソナル・ショッパー』が5月12日(金)に公開されることが決定し、予告編が解禁された。

 忙しいセレブに代わり服やアクセサリーを買い付ける“パーソナル・ショッパー”としてパリで働くモウリーンは、数か月前に最愛の双子の兄を亡くし、悲しみから立ち直れずにいた。何とか前を向き歩いていこうとしているモウリーンの携帯にある日、奇妙なメッセージが届き始め、さらにある殺人事件へと発展する――。

 “パーソナル・ショッパー”として働くモウリーンを演じるのは、「トワイライト」シリーズで人気を獲得したクリステン・スチュワート。セレブのプライベートを覗くうちに、“今の自分よりも恵まれた別人になってみたい”という欲望に飲みこまれ、不可思議な出来事や事件を招いてしまう主人公を繊細かつミステリアスに演じている。オリヴィエ・アサイヤス監督とは『アクトレス~女たちの舞台~』に続く再タッグとなる。

 予告編映像では、シャネルやクリスチャン・ルブタンなどのブランドショップで買い物をこなしていくモウリーンの“パーソナル・ショッパー”としての姿を捉える。モウリーンは、雇用主であるキーラの衣装を選ぶだけの仕事にうんざりしながらも、一方でハイブランドファッションに魅了される複雑な心理状態を抱えていた。

 しかし、「高価なドレスを着て別人になりたい」という秘めた欲望についに火が付き、禁を破って買ったばかりの商品に次々と手を出し、その行動はエスカレートしていく。

 さらに、映像後半では、何者かに怯えるモウリーンの姿、血まみれになったキーラの自宅、こちらを監視するかのように届く謎の人物からのメッセージなど、意味深なカットが次々と現れる。モウリーンの身に降りかかる不可解な現象、やがて起こってしまった殺人事件の真相、モウリーンが行きつく先に見た光景とは――。

映画『パーソナル・ショッパー』予告

映画『パーソナル・ショッパー』
5月12日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー

監督:オリヴィエ・アサイヤス(『夏時間の庭』『アクトレス~女たちの舞台~』)
出演:クリステン・スチュワート、ラース・アイディンガ―、シグリッド・ブアジズ

配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES

公式サイト:personalshopper-movie.com

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