鈴木亮平主演「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」に最愛の妹・トシ役で石橋杏奈が出演! 

エンタメ総合
2017年04月19日

114530_01_R 6月よりスタートするWOWOW『連続ドラマW 宮沢賢治の食卓』の鈴木亮平演じる主人公・宮沢賢治の最愛の妹・宮沢トシ役に石橋杏奈が演じることが分かった。

 本作は、賢治が愛した食や音楽を切り口とした、“ヤング宮沢賢治、愛と青春の旅立ちの物語”。『銀河鉄道の夜』、『雨ニモマケズ』などで知られる、国民的作家・宮沢賢治。孤高の存在として語られる印象とは裏腹に、じつはユーモアに溢れた好奇心の人だった。賢治は一体どんな人物で、如何なるものを食したのか。賢治の愛した食べ物には、やがて早逝する最愛の妹への深い愛情が秘められていた。若かりし頃の天真爛漫な宮沢賢治の青春時代を、彼の愛した食やクラシック音楽を通して、家族や親しい人たちとの関わりを描いた感涙物語。

 主人公・宮沢賢治の最愛の妹・トシを演じる石橋は、女学校の教師という役どころでヴァイオリンの演奏に初挑戦する。石橋は「ヴァイオリンは触るのも初めてで、まったく分からないところからのスタートでした。トシはヴァイオリンが好きでたまらないという役なので、楽に、楽しく、演奏で来たらなと思います」とコメント。

 また、石橋と宮沢賢治演じる鈴木亮平は、TBSドラマ『天皇の料理番』やNHKのコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』などで共演している。そんな鈴木との本格的な共演について「亮平さんとは何度かご一緒させていただいているのですが、がっつりとご一緒出来るのは今回が初めてなので、すごく楽しみです。どんな兄妹愛が出来上がるのかワクワクします!」と意気込んだ。そして、「笑えるシーンも泣けるシーンもたくさんあって、人間味と愛に溢れた、胸が熱くなるドラマです。私自身、自分を見つめ直すような胸に残るせりふがいくつもありました。この時代だからこそ描ける暖かさはあるんですが、今を生きている私たちの心にしっかり届くドラマになると思います」と見どころを語った。

<ストーリー>
大正10年、青年・宮沢賢治(鈴木)は、岩手・花巻の裕福な実家から東京へ家出していた。8か月に及んだ東京暮らしの間も心を捉えて離さないのは、最愛の妹で女学校の教師を務めるトシ(石橋)のことだった。夏の終わりのある日、実家からトシの大病をほのめかした電報が届く。急ぎ帰郷するが、大したことがなさそうなトシ。賢治は、家業の質店を継がせたい父・政次郎の策略に引っかかったのだった。
久々に帰郷したものの、打ち込むべきものが見つからない賢治。そんな中、手作りしたコロッケを家族に振る舞い喜ばれたことをきっかけに、“幸せを分かち合うこと”が自らの理想とする生き方だと気づく。そして、具体的な形として、教師になり子どもたちに幸せを分かち合うことを教えたいと思うように。トシの陰日向からの尽力もあり教師になれた賢治。だがその一方でトシの体が病魔に侵されていることを賢治はまだ知らなかった―。

『連続ドラマW 宮沢賢治の食卓』6月より毎週土曜 夜10時から放送スタート!【第1話無料放送】
出演:鈴木亮平/石橋杏奈 ほか
原作:魚乃目三太(少年画報社刊『思い出の食堂』より)
監督:御法川修(「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」「人生、いろどり」「泣き虫ピエロの結婚式」)
脚本:池田奈津子(『砂の塔~知りすぎた隣人』『アリスの棘』『アルジャーノンに花束を』)
プロデューサー:武田吉孝(WOWOW)
特設サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/kenji/