桐谷健太、国仲涼子、大谷亮平、鈴木浩介ら出演決定「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」キャストコメント掲載

エンタメ総合
2017年07月09日

128499_01_R 中谷美紀主演ヒューマンミステリー「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」がWOWOWプライムにて今秋スタート。これに先駆け、新たなキャストとして発表された桐谷健太、国仲涼子、大谷亮平、鈴木浩介よりコメントが到着した。

“ジェンダー”を題材とした東野圭吾著同名小説のドラマ化「連続ドラマW 東野圭吾『片想い』」。今回発表されたのは、主人公・美月(中谷)の学生時代に所属していたアメフト部のチームメイトたち。桐谷が、現在はスポーツライターの理沙子の夫・哲朗を、国仲は哲朗の妻でフリーカメラマンの理沙子を演じる。また、感情に左右されない冷静な新聞記者・早田役に大谷、美月のかつての恋人・中尾役には鈴木と豪華キャストが集結。本作では、それぞれアメフトでのクォーターバック、マネジャー、タイトエンド、ランニングバックといったポジションさながらに事件に関わっていく姿にも注目。

【桐谷健太のコメント 西脇哲朗役/スポーツライター/ポジション:クォーターバック】
◆台本を読んだ際の印象

結末を知らない状況で読んでいて、物語がどのように進んでいくのかわからなかったので、すごく興味が湧きました。

◆哲朗の人物像

アメフトのクォーターバックをやっていて、男付き合いは楽しくやれる人だと思います。正義感も強くて、頭で考えて動くと言うよりも体が先に動くタイプ。物事を分析して動くよりも、匂いや温度を直感的に出して演じるようにしています。体育会系で、女性に対しては上手に接することができない不器用なタイプだとも思います。

◆見どころ

大学時代のアメフト部仲間との友情物語でもあるし、そこからミステリーになり、仲間をとるのか、自分の想いをとるのか、そこは見ていて楽しいと思います。僕もまだ結末を知らない状況で撮影しているので、見ている方も一緒に楽しめると思います。

【国仲涼子のコメント 西脇理沙子役/フリーカメラマン/ポジション:マネジャー】
◆台本を読んだ際の印象

最近「性同一性障害」が身近になっていると思っていて、すごくいい題材だなと思いました。ミステリーだけでなく、それぞれの登場人物の「心と心のぶつかり合い」がリアルだなと思いました。性別は関係なく、人を想うことをすごく感じました。

◆理沙子の人物像

マイペースでキツい印象の役だと思います。ズバッとモノを言う女性なんですけど、一番大事なのは困った人を助けたい、と言う素直なところから、自分の強い我が出てきてしまっているので、素直にその時に思ったことを口に出す女性で、自分の信念を曲げない女性です。私から見たら憧れもあります。

【大谷亮平のコメント 早田幸弘役/新聞記者/ポジション:タイトエンド】
◆台本を読んだ際の印象

ずっとスポーツをやっていたので、共感できる部分があるなと思うところがあります。桐谷さん演じる哲朗とのシーンを通して、芝居をしながら昔から抱えていた嫉妬や憧れの気持ちが増してきていると感じています。

◆早田の人物像
鋭い考えや、独特な勘が働く男です。その部分が秀でているが故に、輪に混じってみんなでワイワイ楽しく、と言うよりはちょっと引いたところから全体を見て行動に移します。すごく自信家で中々かっこいいやつだと思います。

【鈴木浩介さんコメント 中尾功輔役/大手食品会社重役の娘の婿養子/ポジション:ランニングバック】
◆台本を読んだ際の印象

頭にスイスイ入ってくる台本だなと思いました。会話をこれだけ丁寧に書いている脚本はなかなかないと思います。心の機微が丁寧に描かれていて、説明的なセリフが少ない印象です。

◆中尾の人物像

中尾が置かれている状況や生い立ちが特殊だからか、自分のことより周りの人のことを想う癖があるのかなと思います。自分のことは置いておいて、身近にいる大切な人のことをどう想うかを考えてしまう性格。僕からしたら、もっと自分のことを主体で考えていいんじゃないの、という気持ちになります。ただ、彼に関してはそう思えない不器用さと切なさがありますね。その生い立ちや状況は物語の中で非常に重要なポイントなので、丁寧に考えて演じていかなければと思っています。

「連続ドラマW 東野圭吾 『片想い』」
放送日:2017年 秋 (全6話・第1話無料放送)
原作:東野圭吾「片想い」(文春文庫刊)
脚本:吉田紀子(「連続ドラマW 東野圭吾『変身』」)
監督:永田琴(「連続ドラマW 東野圭吾『分身』」「連続ドラマW 東野圭吾『変身』」)
音楽:市川和則
出演:中谷美紀、桐谷健太、国仲涼子、大谷亮平、鈴木浩介 ほか