松雪泰子「若い世代も見てほしい」時代劇『小さな橋で』劇場公開も決定

ドラマ
2017年09月06日

藤沢周平新ドラマシリーズ 第二弾『橋ものがたり』 スカパー!と時代劇専門チャンネルが送る新作オリジナル時代劇【藤沢周平新ドラマシリーズ 第二弾『橋ものがたり』】『小さな橋で』(BSスカパー! 9月18日(月・祝)後6・00)の完成披露試写会が9月5日、MOVIX 京都と丸の内ピカデリーで開催された。

 藤沢周平の名作短編集「橋ものがたり」から、『小さな橋で』『吹く風は秋』『小ぬか雨』を映像化する今回のシリーズ。1組の家族の絆を描く『小さな橋で』は、国民的ドラマ『北の国から』シリーズの杉田成道監督がメガホンを取る。キャストは松雪泰子、藤野涼子、田中奏生、江口洋介。

 MOVIX 京都には、子役の田中と杉田監督が登壇。2人は舞台あいさつ終了後、この日のうちに京都~東京間の約500キロを移動し、丸の内ピカデリーへ。ここでの舞台あいさつには、松雪泰子、江口洋介、藤野涼子も加わった。

 母・おまきを演じる松雪は「藤沢作品は時代劇でありながら現代にも通じる魅力を持っていて、特にこの作品はホームドラマであり人間ドラマ。時代劇好きはもちろん、若い世代の方にも見ていただきたいです」と。また、『小さな橋で』『吹く風は秋』『小ぬか雨』が今秋、劇場公開されることも発表され、「繰り返し見ても発見のある作品ですので、テレビでも劇場でもぜひ見ていただければと思います」とPRした。

 父・民蔵役の江口は、「人と人がつかみ合ったり言い合ったり、ダイレクトにぶつかり合うシーンもあり、演じていてとても楽しかったです。時代劇専門チャンネルをご覧の皆さんは時代劇に目の肥えた方ばかりだと思いますが、この作品を気に入っていただけたらうれしいです」と語った。

 杉田監督は制作について「『橋ものがたり』は藤沢作品の中でも傑作と言われる短篇集で、子供が中心の時代劇。ですので『北の国から』の純君タッチのナレーションを入れようと思いました(笑)」と裏話を明かした。

『小さな橋で』は、9月18日(月・祝)後6・00よりBS スカパー!で放送。橋爪功が出演する『吹く風は秋』は10月21日(土)後6・00から、北乃きい、永山絢斗が出演する『小ぬか雨』は10月22 日(日)後6・00、いずれも BSスカパー!で放送予定。

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