平均年齢17歳!HKT48フレッシュメンバー「F24」が博多座でコンサート開催

エンタメ総合
2017年09月25日

「HKT48フレッシュメンバーコンサートin博多座 ~未来は、私たちの手の中に…~」 平均年齢17歳というHKT48のフレッシュメンバー「F24」が出演するコンサート「HKT48フレッシュメンバーコンサートin博多座 ~未来は、私たちの手の中に…~」が9月22日、福岡・博多座で開催された。HKT48が博多座の舞台に立つのは、2015年8月の「指原莉乃座長公演」以来約2年ぶり。また、博多座でコンサートを開催した史上最年少グループとなる。

 開演15分前、定式幕の前に小田彩加、豊永阿紀、村川緋杏、山下エミリーの4名が登場。「最前ゼロポジシート大抽選会!」という宣言から始まったのは、最前列中央の座席の抽選会。この「神席」を来場者の中から抽選でプレゼントするというサプライズ企画に、開演前から会場は大盛り上がり。当選者が「神席」へ移動する間は、4名による大喜利が行われ、さまざまなお題でなぞかけを発表。「スキップ」というお題では、お題に答える小田の不格好なスキップ姿に、大きな笑いが起こった。「神席」当選者が座席に到着すると、ここでまさかの“開演までのカウントダウンをお願いします”という無茶ぶりを残して、メンバーはそのまま幕の中へ…。「神席」当選者からのカウントダウンの合図とともに会場が暗転すると「overture」が流れ、1曲目は「大喜利」が伏線となった「スキ!スキ!スキップ!」からスタートした。

「HKT48 フレッシュメンバー in 博多座ついに始まりましたー!」という朝長美桜の呼びかけに続き、田島芽瑠が「2階席・ 3階席の皆さんの盛り上がりも最高です!ありがとうざいます!」と一礼。矢吹奈子は「さしこちゃん(指原莉乃)の座長公演から2年ぶりに、HKT48が博多座に帰ってきました!来てくださってありがとうございます!」と満面の笑みで喜びを伝えた。

 博多座でのコンサートの意気込みを聞かれた松岡はなは「劇場公演と比べてステージの奥行きが広くて、移動が大変…最初から汗かきまくりですが、すっごく楽しいです!」と話し、最年少の今村麻莉愛は「昨日、気合を入れてリンパマッサージに行ってきました!」と自慢げに話すと、メンバーからも笑いが起こった。

 続いて、この日出演の全24名がそれぞれ、ソロやセンターポジションを務める24曲メドレーをノンストップで披露。歌唱力に定評のある坂本愛玲菜の「365日の紙飛行機」からスタートしたメドレーは、次々に変わる楽曲やメンバー、客席内に登場する演出に絶えず大歓声が上がった。
 メドレーの後は、HKT48のコンサートでは恒例となった「寸劇コーナー」へ。三蔵法師役を田島、孫悟空役を今村、猪八戒役を松岡が担当し「西遊記」のパロディ演劇を行った。妖怪役で1期生の田中菜津美、2期生の秋吉優花コンビがサプライズ登場すると、会場からは歓声ではなく、どよめきが。寸劇後のMCで秋吉は「登場の時に歓声が上がるから!と聞いていたのに…違いましたね!」と話すと、田中も「まさか後輩の力を借りて博多座のステージに立てるとは…」と、共に自虐ネタで笑わせた。

 コンサート本編の終盤では、先日発表されたAKB48 50枚目シングルの選抜メンバーに初選出された田中美久センターの楽曲「ロマンティック病」を初披露。また難易度の高いダンスナンバー「Make noise」や「キスは待つしかないのでしょうか?」「12秒」などのシングル曲を一気に披露した。

 最後は1人ひとり、「F24」の「F」にちなんで今後の決意を表明。感極まって言葉に詰まるメンバーの姿もあったが、朝長が「【Face】指原さんを超えるHKT48の顔になります」と力強く宣言する姿に、会場からは大きな拍手が送られた。

 チームTIIキャプテンの山下エミリーは「まだまだ未熟なF24ですが、これからも初心を忘れずに夢に向かって頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いします」と深く一礼。「少女たちよ」を披露し、温かい拍手に包まれながら博多座コンサート初日公演は幕を閉じた。

 終演後には、全出演メンバーによるお見送りを実施し、ファンと触れ合った。

「HKT48フレッシュメンバーコンサートin博多座 ~未来は、私たちの手の中に…~」公演概要
会場:博多座

<出演メンバー>
田島芽瑠、朝長美桜、田中美久、矢吹奈子、山本茉央、荒巻美咲、今村麻莉愛、栗原紗英、坂本愛玲菜、外薗葉月、松岡はな、村川緋杏、山内祐奈
山下エミリー、運上弘菜、小田彩加、堺萌香、清水梨央、武田智加、地頭江音々、月足天音、豊永阿紀、松本日向、宮﨑想乃

©AKS