満島真之介、高橋一生のデート快諾に大喜び「ストロー2本挿しちゃう!?」

映画
2017年10月25日

『THE LIMIT OF SLEEPING BEARUTY リミット・オブ・スリーピングビューティ』 映画『THE LIMIT OF SLEEPING BEARUTY リミット・オブ・スリーピングビューティ』の初日舞台あいさつが行われ、桜井ユキ、佐々木一平、阿部純子、満島真之介、高橋一生、二宮健監督、バニーガール:ジャスミン、円谷優希が登壇した。

 25歳の新鋭、二宮監督の商業デビュー作となった本作。妄想と現実の狭間で生きるオリアアキを演じたのは、映画初主演となった桜井ユキ。本作に出演している、佐々木一平、阿部純子、そしてアキの恋人役・カイトを演じた今をときめく高橋一生も登壇した。

 ハイテンションのMC役“ときめきチャーリー”という役を演じている満島は、上映後の舞台あいさつということもあり、観客へのサプライズとしてキラキラ役衣装で登場し観客を沸かせた。チャーリーに扮した満島は役のテンションのまま「ハーイ!1年ぶりのチャーリーで緊張しているよ!」と話すと、そのテンションに一同は爆笑。そのままコーナー司会を務めた。

 チャーリーより「主演を務めたユキちゃん!桜井ユキちゃんです!拍手!」と紹介を受けた桜井は「ちょうど1年前ぐらいに撮影して、今日を迎えられたことがとてもうれしいです」と初日を迎えた喜びを語った。

 「今をときめく高橋一生さん!でも全米では僕が人気者のチャーリーです!」と笑いを交えながら紹介を受けた高橋は「今この舞台上に立っているのが幸せです。チャーリーに会えたのもうれしいしね!」と語ると「いつデートしてくれるのよ!」とすかさずチャーリーからのツッコミ。「今日でも行く?」という高橋からの返答を受けると、チャーリーのテンションがさらに上がり、一同爆笑。

 本作は現実と妄想の狭間で揺れる主人公オリアアキの物語だが、それにちなみ妄想してみたいこと・していることというテーマでトーク。佐々木は「自分が死んで2、3日経った後の日を妄想しますね。葬式に誰が来るのかなとか(笑)」と語った。阿部は「高橋一生さんになって女性をメロメロにしたいです!ananの特集とか出てみたいです!」と語ると高橋も照れ笑い。

 高橋は「二宮監督でまた一緒に映画をやりたいですね!」と語ると、桜井も「私もまた二宮監督の映画に出演したいです!」と語った。そんな熱烈なオファーを受けた二宮監督は「妄想が仕事みたいなもの。自分の作品が妄想ですからね」と。そしてMCを務めたチャーリーこと満島の妄想は「一生さんとの今日のデート!タピオカジュースなんか飲んじゃって、ストロー2本挿しちゃう!?」と終始笑いを誘った。

 最後のあいさつで桜井は「主演という立ち位置で本作に出演させていただきましたが、とても素晴らしい気持ちです。最初に台本を見たときから惚れ込んだ作品です。今日はとてもうれしいです」と。佐々木は「現実と妄想が行ったり来たりする作品です。この作品がいろんな人に広まってほしい」と語った。

 阿部は「私の中で新しいことに挑戦できた作品です。とてもワクワクしていました。監督が楽しそうに現場に来ていたのもとても心に残っています」と語り、チャーリーを務めた満島は「今まで一番変な気持ちで登場した、映画の舞台あいさつでした。メキシコに居たときにちょうどこの作品のお話を頂けたので、チャーリーはメキシコ気分でした(笑)。また監督の妄想を見たいですね!」と語ると、二宮監督より「チャーリーは今日を持って1年越しのクランクアップですね」と告げられ、会場から大きな拍手が送られた。

 高橋は「1年前に撮って皆さんの前で見せられることは本当にうれしいですね。こんなにうれしいと思ったことはあまりないかもしれないです。この劇場のサイズで、皆さんと近い形でこの映画を観ていただけることが幸せです」と語った。

 二宮監督は「この作品に込められたものは日常を打破していくようなことです。運やラッキーばかり待っているのではなく、平等に与えられた力、妄想や想像をすることだったりするので、その力でどんなタイミングでも自分を乗り越えていけると思います。それがこの作品に映っていたらとてもうれしいです」と締めくくった。

『THE LIMIT OF SLEEPING BEARUTY リミット・オブ・スリーピングビューティ』
新宿武蔵野館ほか全国順次公開中

出演:桜井ユキ/古畑新之、佐々木一平、新川將人/阿部純子、信太昌之/成田凌、山谷初男、満島真之介/高橋一生

原案・脚本・監督:二宮健
製作:キングレコード
製作プロダクション:ステューディオスリー
配給:アーク・フィルムズ

公式サイト:sleepingbeauty-movie.com

<STORY>
小さなサーカス団でマジシャンの助手をしているオリアアキ、29歳。女優を夢見て上京してから10年。サーカスに入団した頃は若く美しかったアキも、30歳を目前に、生きる目標すら見失いモラトリアムな日々を繰り返していた。アキはステージの上で、マジシャンの催眠術にかかるふりをする。体を浮かされ、剣に刺され、催眠状態を演じているうちに妄想と現実の境界が揺れる。自分が生きてきた人生の軌跡。過去の疑問と屈折が彼女の中を駆け巡る。やがてアキの精神状態は、現実と妄想の2つの世界を行き来するうち、徐々に摩耗していくのだった。そして2つの世界の境界が壊れようとしたとき、アキの人生再生がはじまる…!?

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