大地真央、宝塚の大先輩・越路吹雪を演じる「うれしさと同時に、責任も感じています」

エンタメ総合
2017年12月06日
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 女優の大地真央が、来年1月8日スタートのテレビ朝日系帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』((月)~(金)後0・30)で戦後の大スター・越路吹雪さんを演じることが分かった。青年期を演じる瀧本美織からバトンを受け継ぎ、大地が宝塚歌劇団の先輩の絶頂期をよみがえらせる。

 同作は『やすらぎの郷』、『トットちゃん!』に続く帯ドラマ劇場の第3弾。宝塚歌劇団で男役トップスターとして活躍し、退団後は作詞家の岩谷時子さんとタッグを組んで「愛の讃歌」などのシャンソンを多くカバーしたことから“日本シャンソン界の女王”と呼ばれた越路さんの波乱に満ちた生涯を描く。

 自らも宝塚歌劇団で男役トップスターを務めていた大地は「越路さんは、尊敬する“大上級生”。うれしさと同時に、責任も感じています」と気を引き締め、「新人時代、私は“現代っ子”や“異端児”などと言われたのですが、越路さんもやんちゃな面がおありだったようで…。おこがましいのですが、似ているエピソードが多々あって、うれしく思っています。そういう点では楽しんで演じさせていただきたい」と意気込みを語った。

 大地のクランクインは、12月中旬。シャンソンの歌唱シーンもある。大地は「実は、私はどちらかというとジャズが好きで…宝塚時代からシャンソンにはあまりご縁がなかったんです」としながらも「そんなこともあって、シャンソンというのは60才代位のある程度年齢と経験を積んでから歌うものだと勝手に決めていたのですが、ちょうどその時期がドンピシャで訪れて驚いています! 私にとって新たなチャレンジになるのですが、すごく楽しみですね。“いよいよ、シャンソンを歌えるんだ!”…今、そんな心境です」と、撮影を心待ちにしている。 

 盟友の岩谷さんの絶頂期を演じるのは市毛良枝(青年期・木南晴夏)で、大地と共に3月初旬から登場予定。さらに、追加キャストとして中村俊介、篠井英介、宇梶剛士、駿河太郎の名前も発表された。

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