川口春奈、高橋一生は「とにかく優しいお兄さん」

映画
2019年01月30日

映画『九月の恋と出会うまで』
 映画『九月の恋と出会うまで』の公開に先駆けて、映画を見てくれた人の幸せを願う祈願イベントが乃木神社で行われ、W主演の高橋一生、川口春奈が登場した。

映画『九月の恋と出会うまで』
 勝負と縁結びの神様が祀られ、縁結びや恋愛成就にご利益があると言われているパワースポット・乃木神社で本作を観た人たちの幸せを願い、心願成就祈願をした高橋と川口。

映画『九月の恋と出会うまで』
 祈願を終え、絵馬が並ぶ境内に登場した高橋は「こういった神殿できちんとお願いさせていただくというのはなかなかない機会ですので、より多くの人達が作品を観てくれて、その方たちが幸せになってくれればいいな、とお願いしました」と。

 川口は「背筋がしゃんとしました。一人でも多くの人に映画が届いてくれればいいなと思いながら祈願しました」と語った。

 初共演にしてW主演となる2人は、それぞれの印象について「すごいチャーミングですし、コミカルです。勝手に僕が抱いていた川口さんのイメージが良い意味で毎日崩れていきましたね。とっても素敵な方でした」(高橋)、「意外だったなという部分はなくて、とにかく優しいお兄さんでした」(川口)と明かした。

 また、<時空を超える一途な想い>と<大切な人のためにつく切ないウソ>が感動的な本作で主演を演じるにあたり、“大切にしていたこと”を聞かれると、高橋は「この役がどう思ってこの場にいるんだろうというようなことは常に意識しながらお芝居をしていました」と語った。

 切ないウソをつくシーンもあることから、これまでに大切な人のためについたウソはありますかという質問に、高橋は「ウソついてばっかりだと思いますよ。日常的なことですけど、嫌だなと思うことを嫌だと言わないようにするとか。ウソは大事な事でもあるなと思ってます」と。

 川口も「映画の中ほどの大きなウソはないですけど、同じ話をされても新鮮な反応をするとかですかね」と語った。

 さらに、タイムリープが題材となっている本作にちなんで「タイムリープできるとしたら、行ってみたい時代は?」という質問が出ると、高橋は少し考えながら「2、3年くらい前に戻りたいですね。一時的に戻って、とっても声をかけたい人がいます」、川口は「特に大丈夫です。戻るのは(笑)」と答えた。

 また「未来には行ってみたいか?」という質問に、川口が「変化は気になりますけど…」と話し始めると、高橋は「知っちゃうと面白くないから僕は行かないかな」と。それを聞いた川口が「じゃあ行かない」と続き、劇中どおりの仲の良いやりとりを見せた。

映画『九月の恋と出会うまで』
 イベントの最後には、特別に用意された大きな“オリジナル絵馬“が登場。しばし悩んだ末に、高橋は【出会った人達が一人でも多く笑っていますように】、川口は【縁】と記入。高橋は「長くなっちゃいましたけど、川口さんみたいに一言で表すなら【笑】という字です」、川口は「ご縁を大切にしていきたいですし、どういう人に出会うかというのは大切だと思うので、これにしました」と語った。

映画『九月の恋と出会うまで』
3月1日(金)全国ロードショー

<STORY>
ちょっと不思議なマンションに引っ越してきた志織(川口春奈)は、小説家志望の隣人平野(高橋一生)と運命的に出会う。そして、新しい部屋で突然聞こえてきた不思議な声――。「こちらは一年後の未来です。あなたに危険が迫っています!」それは強盗殺人にあうところだった志織を助けようと時空を越えて届いた、未来からの誰かの声だった。相談を受けた平野は、助かった志織に<タイムパラドックス>が生じることに気付く。それは一年後、志織の存在が消えることを意味していた。必死に自分を助けようとする平野に惹かれていく志織だったが、平野との別れは近づいていた――。

主演:高橋一生、川口春奈
出演:浜野謙太、中村優子、川栄李奈、古舘佑太郎、ミッキー・カーチス
原作:松尾由美「九月の恋と出会うまで」(双葉社刊)
監督:山本透(『探検隊の栄光』『猫なんかよんでもこない。』『わたしに××しなさい!』)
主題歌:androp「Koi」(image world/ZEN MUSIC)

公式HP:http://kugatsunokoimovie.jp/

©松尾由美/双葉社©2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会