『多加賀主水が悪を断つ』に原作者・江上剛氏が出演!高橋克典も「名演技」と太鼓判

エンタメ総合
2019年02月05日
©テレビ朝日
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 高橋克典が主演するテレビ朝日系ドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水が悪を断つ』(2月10日(日)後9・00)に、原作者の江上剛氏が出演する。

 元銀行マンという異色の経歴を持つ江上氏が銀行の“雑用係”=庶務行員の多加賀主水の活躍を描いた、痛快ミステリーのドラマ化第2弾。今作では、多加賀(高橋)が「父親を銀行に殺された」と訴える小学生・山崎大樹(寺田心)と出会い、一家の再生のために奔走。事件の背後に潜む巨悪と対峙していく。

 以前にもドラマ出演経験がある江上氏だが、今作では医師役に初挑戦。原作には登場しないオリジナルキャラクターで、撮影では監督から演技指導を受けながら、瀕死の重傷を負った関係者の担当医として処置を施すシーンや、多加賀に冷静に状況を告げる深刻なシーンを熱演した。

 江上氏は「役者さんや監督さんたちには大変ご迷惑をおかけしましたが、私としてはとても楽しい経験でした。医者という原作にはない役を頂き、演技指導もしていただき緊張しました」と振り返り、「これからも自分の原作がドラマ化されたら、出演しようと密かに野心を燃やしています。役者にのめり込みそうです」とジョーク混じりにコメント。

 高橋からは「名演技でしたよ」、夏菜からも「全く緊張されていませんね」と感心されたそうだが、「事前に私の出演シーンを拝見して、正直な気持ちですが『あかんなぁ』とがっくりしました」と吐露し、「あらためて高橋さんたち役者さんの凄さを理解した次第です」と尊敬の念を込めて語っている。

<江上 剛コメント>
◆『多加賀主水』シリーズ第2弾ドラマ化されましたが、率直なお気持ちは?

 高橋克典さんをはじめ多くの役者さんが自分の作品世界を演じてくださっているのは信じられないほど誇らしく、うれしいです。感謝しています。

◆医師役で出演した感想は?

『ラストチャンス』(テレビ東京)で味をしめたため、役者さんや監督さんたちには大変ご迷惑をおかけしましたが、私としてはとても楽しい経験でした。医者という原作にはない役を頂き、演技指導もしていただき緊張しました。これからも自分の原作がドラマ化されたら、出演しようと密かに野心を燃やしています。役者にのめり込みそうです。

◆撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

 撮影現場はとても活気があり楽しい雰囲気でした。高橋さんは周囲に気づかいをされ、和やかで笑いも多かったです。

 高橋さんから「先生、名演技でしたよ」とお褒めの言葉を頂きました。また夏菜さんからも「まったく緊張されていませんね」と温かいお言葉をかけていただきました。そのため演技に自信を持っていたのですが、事前に私の出演シーンを拝見して、正直な気持ちですが「あかんなぁ」とがっくりしました。あらためて高橋さんたち役者さんの凄さを理解した次第です。

◆原作ファン、そして視聴者へのメッセージをお願い致します。

 多加賀主水は、市井のスーパーヒーローです。こんな人が身近にいたら、心強いと思います。そしてなによりも人々の絆が強くなり、温かい気持ちで暮らせるようになります。

 現在の問題をテーマにしているドラマですが、時代劇のように勧善懲悪で、皆さんの日頃のストレスをすっきりと発散してくれるでしょう。

 高橋さんが、私の望む多加賀主水像を見事に演じてくださっています。ぜひ長く愛されるヒーローに育てていただきたいと思います。