溝端淳平主演『仮面同窓会』に瀧本美織、木村了、佐野岳、廣瀬智紀が出演決定

ドラマ
2019年04月18日

『仮面同窓会』
 6月1日(土)スタートの溝端淳平主演ドラマ『仮面同窓会』(フジテレビ系)に、ヒロインの瀧本美織をはじめ、木村了、佐野岳、廣瀬智紀が出演することが決定した。

 本作は、出来心から始まったいたずらが不可解な殺人事件となり、4人の男たちが疑心暗鬼に陥っていくクライムサスペンス。現代ミステリーの名手、雫井脩介の同名小説を原作に、張り巡らされた伏線、むき出しの人間の本質を描いていく。

 8年ぶりの民放連ドラ主演、5年ぶりの民放連ドラ出演となる溝端が、主人公・新谷洋輔を演じる本作で、洋輔の同級生として瀧本美織、木村了、佐野岳、廣瀬智紀が起用されることが決定した。

 瀧本が演じる竹中美郷は、洋輔の高校時代の憧れの存在。ストーカーにつけられているところを偶然洋輔と再会し、そのピンチを救ってもらったことから距離が近づくようになる、という役どころだ。

 そして、佐野が演じる皆川希一、木村が演じる大見和康、廣瀬が演じる片岡八真人の3人は洋輔の幼なじみ役。洋輔ら4人が出来心でしたいたずらから思わぬ事件が展開されていくことになる。

<追加キャスト コメント>
◆瀧本美織
私が演じる竹中美郷は、過去の経験を引きずりながら今も生きていて、とても後悔がある人だと思います。原作を読んだ時は、後味悪く、実際演じる時はどうなるんだろうと思いましたが、台本を読んでみて美郷はどこかで希望の光を探しているのかもしれないと感じました。美郷役は私にとって初めての挑戦になるような気がしていますので、そんな中、美郷の希望を見つけながら演じたいと思います。主演の溝端淳平さんとは、以前共演させてもらいましたので、たくさんお話してくださいます。座長としてとても現場を盛り上げてくださる方なので、刺激し合いながらお芝居を作っていけるのではないかと思います。誰が嘘をついて、誰と誰がつながって、嘘か、本当か、謎が多い作品なのでそれぞれの関係性を読み取るのもこのドラマの面白さだと思います。この独特のスリルとサスペンスを楽しんでいただければと思います。

◆佐野岳
僕が演じる皆川希一は一見すると性格の悪い高圧的な男ですが、実はその裏にあるコンプレックスが影響しているのではないかと思い、同級生の男性4人の中でも一番人間味のあるキャラクターだと思っています。視聴者の方からは憎まれる事になりそうですが、僕だけは希一を愛していこうと思います。原作も読ませていただき、先が読めないストーリーや複雑な関係性がとても面白く、悪意のあり方や、何を持って悪と言うのかなど、とても考えさせられました。溝端淳平さんは事務所の先輩で、映像作品でご一緒するのは初めてなのでとてもうれしいです。演技はもちろんのこと、現場の居方なども学ばさせていただこうと思っています。昨今SNSなどでは、過ちを犯した人を無関係な人たちが叩く魔女狩りのような事が平然と行われています。「悪意とは」「罪とは」など、考えさせられるテーマがこのドラマには数多く盛り込まれていますので、視聴者の方にも“悪”について今一度考えていただくきっかけになる作品になればいいと思っています、ぜひご覧ください!

◆木村了
僕が演じる大泉和康は洋輔がいなくなってからの10年で、かなり卑屈な性格になった人間です。このドラマは回想シーンも多いので、対比の演技も上手に見せたいと思います。そして和康は足に障害があるので、その部分は特に慎重に演じていきたいと思います。台本の印象は原作も読ませていただきましたが、伏線の張り方が原作とは違うと思いました。第一話から既に多めに伏線が張られているなと。そしてスピード感ある展開に、既にラストが気になっている程のワクワク感を感じています。その素敵な台本に正直、プレッシャーは感じていますが、和康という役でドラマをかき回せるよう全力でぶつからせていただきます。溝端淳平さんとは若い頃から何度もお仕事をご一緒していて、普段は“淳平”と呼んでいます。ただ、淳平と過去に共演したドラマでは僕は必ずと言っていい程死んでしまうのですが、今回はどうなのでしょうか?(苦笑)。この10年近くの間でお互いいろいろな経験をしてきたと思いますが、吸収して成長した部分を出し合い、どれだけいい化学反応が起きるのか楽しみにしています。スピード感を持ったサスペンスが展開されていきます。たくさんの複線が張り巡らされているので、できるだけ見逃さずに覚えていてくださると、後半から、“あ、そういうことだったのか!”というスッキリ感が気持ちいいと思います。一見、何の意味もなさそうなことが、後半からかなり意味を持つような作りになっています。日常に少し刺激が欲しい方には特にお勧めのドラマです。ぜひ、最後まで観ていただけるとうれしいです。

◆廣瀬智紀
僕が演じる片岡八真人は、表面的にはとても穏やかで、友だち思いの誠実な人という印象があります。ただ、ドラマのタイトルにもあるように、人は誰しも自分を守るために“仮面”を被っていて、その仮面が八真人にとってどの部分なのか…。ストーリー的にも繊細な役だと思います。僕はミステリー小説を読むのが大好きで、雫井脩介さん原作の『仮面同窓会』も読ませていただきました。とにかく早く先が読みたくなるような内容でしたし、それぞれの登場人物がいったい何を考えているのだろう?と思わせるスリリングさもとても好きでした。溝端淳平さんとは初めて共演させていただきますが、とてもさわやかで男らしい方という印象です。現場を引っ張ってくださったり、とても頼りになる方だと感じました。回を追うごとに続きが気になっていくドラマだと思います。片岡八真人は僕がいつかこういう性格の人を演じてみたいと思っていた、“まさに!”の役です。誠心誠意、一生懸命に役を生きたいと思いますので、八真人の仮面はどの部分にあるのか?そして登場人物の行方を一話、一話、楽しみに観ていただけるとうれしいです。

オトナの土ドラ『仮面同窓会』
6月1日(土)スタート
フジテレビ系
毎週土曜 後11時40分~深0時35分

原作:雫井脩介「仮面同窓会」(幻冬舎文庫)
出演:溝端淳平、瀧本美織、佐野岳、木村了、廣瀬智紀、雛形あきこ、永井大、渡辺裕之ほか