上田晋也「ニュースのワールドカップが繰り広げられている!」『上田晋也の幻ニュース』10・8放送

エンタメ総合
2019年09月26日
『上田晋也の幻ニュース』

『上田晋也の幻ニュース』(TBS系)が10月8日(火)に放送される。

 TBS記者が現場の最前線で取材してつかんだものの、さまざまな理由で放送されなかった“幻ニュース”を、MCの上田晋也にプレゼンテーションする新感覚報道バラエティ。2018年10月に深夜番組として初登場し、好評につき今年3月には第2弾を放送、今回の第3弾はゴールデンで放送される。

 今回はJNN各局から選りすぐりの、ここでしか見られない未公開映像やニュースの裏側、爆笑リポートまで大放出。至極の“幻ニュース”の中から、上田が独断と偏見で「報道したかった大賞」を決定する。

「記者だけが知る雅子さまお妃内定報道までの裏側」「ホリエモンロケット成功の本当の立て役者とは!?」「危険な現場で命を懸けて取材した幻ニュース」など、ある理由で幻となってしまったニュースを記者がプレゼン。記者の体を張った取材エピソードや、驚きの裏側に上田も大興奮する。

 収録に参加した田中美佐子は「今回、当時見ていた懐かしいニュースが結構出てきて。私も結構長いこと時代を生きているんだなって思った」と語ると、鈴木伸之が「生まれたてぐらいのニュースが多かったですね。報道の裏には載せられないこういった幻のニュースがあるんだなっていうのがあらためて知れたので、すごく楽しかったです」と。

 小峠英二(バイきんぐ)は「記者の方のキャラクターが面白くてよかったですね。これがボツになったんだっていう意外なものとか、ボツになって当然だろうっていうのも平気な顔して持ってきますから。よくあれに交通費を出したなっていう」とツッコんだ。

 岡田結実も「初めて知ったことがたくさんあったので、またニュースを見る目が変わったなって。ボツになってしまった幻のニュースなんですけど、最後の方には、笑えてきちゃうものもあったので、トータルすごい楽しかった番組だなって思いました」と語った。

 元TBSアナウンサーの吉川美代子は「30年近く報道局に席があったので、そうするとその日に何が起きたかによって、前日だったらこれがトップニュースになったのに、翌日になったから落ちちゃうとか、旬のものはその日までだねと、記者の人の取材とかネタっていうのは、運不運が結構あるんですよね。そういうので、まだまだ幻になったニュースは山ほどあると思うので、この番組、長く続けられると思います」と語った。

 上田は「何でこれが幻ニュースになったんだろう、ボツになってしまったんだろうと思うような、クオリティーの高いニュースが、さすがゴールデンということもあり、今回が一番多かったような気はします。『皇太子お妃候補』の裏側や、『神戸・連続児童殺傷事件』の表に出ていない現場の裏側など、『へぇ~そうだったんだ』っていまさらながら勉強になるなというニュースがありました。もちろんクソみたいなニュースもありましたけどね(笑)。視聴者の皆さんには『ん? これは怪しいぞ』という箇所では各自トイレ休憩していただいて(笑)見ていただければと思います」と。

「第4弾、第5弾と今後も期待できそうですか?」という質問には、「時間帯関係なく楽しめるし、幅広い方に楽しんでいただける番組なんじゃないかな。ニュースとかって聞くと、ちびっ子たちは何か堅そうとか言うような、いきなりは見づらいかもしれないですけど、見てみると、なんだ別に小さい子でも楽しめるじゃんっていう作りになっているんじゃないでしょうかね。ぜひご家族皆さんでご覧いただければと思います!」と語った。

 また、登場した記者については「記者魂っていうのがすごいなって。ああいう怖いところに潜入したり、カメラ取り上げられたりしてでも突進していく記者魂、カッコいいな。バカだなって思いつつね(笑)。何が入っているか分からないから闇鍋。これ食材じゃないよねみたいなものも入ってますからね。もし俺が記者をやるなら、ほのぼのしたのがやっぱりいいかな。この歳になって、緊張感の走る取材とか、行きたくないっす。やっぱり俺も、パフェとか食いてぇかな(笑)。パフェ取材(笑)」と。

 最後に、上田は「この番組は、埋もれさせるのはもったいない! というニュースもあれば、これはもう永遠に埋もれさせるべきだみたいなニュースもなぜか取り上げる。その幅広さ、そういう意味ではニュースのワールドカップみたいなものが繰り広げられているんですよ!」と番組の魅力を語った。

『上田晋也の幻ニュース』
TBS系
10月8日(火)後8・57~10・57

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