稲垣吾郎&草彅剛&香取慎吾がバンド結成!?【インタビューあり】

エンタメ総合
2019年10月24日
「ボクたち、ロトもだち」CM

 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が出演する「ボクたち、ロトもだち」CMシリーズ最新作、ロト6「ロトロック」篇が、10月25日(金)から全国で放映される。

 「ロトロック」篇では、稲垣(ヴォーカル&ギター)、草彅(ギター)、香取(ベース)がバンドを結成。1970年代、世界中で大流行した「グラムロック」をモチーフに、きらびやかな衣装と妖艶かつ奇抜なヘアスタイルで、ド派手なライブパフォーマンスを披露する。

 メインヴォーカルの稲垣が口ずさむ歌詞には、「ボクたちロトもだち~♪」というおなじみのフレーズのほか、「はなさないよ(873714)」「愛してるよ(141064)」といった、数字に置き換えた語呂合わせの言葉も登場する。

 さらに「ロトロック」篇と同時期に放映する「ロト7」のCM「ロトヘブン」篇では「ヘヴィメタル」(香取がメインヴォーカル)、「ロト7」のキャリーオーバー発生時に放映する「キャリーはオーバー」篇では「テクノポップ」(草彅がメインヴォーカル)と、ジャンルの異なる3つの音楽をテーマに展開する。

 撮影では、「ロトロック」篇のメインヴォーカルを務める稲垣が、自身の憧れの存在で、グラムロックの象徴として語り継がれるスーパースター、デヴィッド・ボウイを彷彿とさせる妖艶なスタイルで、ライブハウスをイメージしたセットにさっそうと登場。

 ギター担当の草彅、ベース担当の香取、4人の外国人ダンサーを従え、3台のカメラが狙うステージの中央にスタンバイすると、観客役のエキストラから大歓声が湧き起こった。

 本番前の盛り上がりに、思わず照れ笑いを浮かべた稲垣だったが、いざ音楽が鳴り始めると、表情が一変。両手でスタンドマイクを握りしめながら、鮮やかな紫色の髪を振り乱して歌い、終始ノリノリで演奏するなど、今まで見たことがない激しいライブパフォーマンスを披露した。

 草彅は「ロトロック」篇を含む全3タイトルすべての演奏シーンでエレキギターを担当。ギター歴が6年あり、今では毎日欠かさず弾いているという大のギター好きだけに、撮影中も稲垣や香取に対して、コードの押さえ方などをレクチャーする場面も。

 また、普段はアコースティックギターがメインで、今回使用するエレキギターの経験は浅いことから、セッティングの合間もギターを離さず、個人練習に集中。アコギとはまた違った魅力を持つエレキの面白さに、すっかりハマった様子で、稲垣や香取に「みんなでバンド組もうよ」「弾き語りも楽しそうだよね」などと、うれしそうに語りかけていたそう。

 「ロトヘブン」篇は、上空を黒い雲が覆い、土と砂と岩がどこまでも広がる荒野のセットで撮影。スタッズ(びょう)を大量に打ち込んだレザーのヘヴィメタ・コスチュームに加えて、背中まで伸ばしたロングヘアー、あごひげ、目元や頬の汚しメイクなどを施して現場入りした3人。普段の爽やかなビジュアルからは全く想像できない、あまりの変身ぶりと圧倒的な存在感に、スタッフからどよめきが起こった。

 特にインパクトが強かったのが、メインヴォーカルを担当した香取が、カメラをにらみつけるように歌う寄りのカット。わずか数センチの距離からレンズをのぞいていたカメラマンも「目ヂカラが半端ない!」と迫力満点のパフォーマンスに驚きを見せた。

 テクノポップがテーマの「キャリーはオーバー」篇は、3タイトル中、唯一となるおそろいの衣装。エナメル素材を使用したオレンジ色の上下スーツに、同色のシャツ、ブラックのネクタイを合わせ、「LOTO7」の文字をかたどったオリジナルメガネを着用した。また、事前に3人の頭の形を型取ったオーダーメイドのウィッグを用意して、プラスチックのような質感が目を引く独特のヘアスタイルを強調。本番では監督のリクエストに応じて、メインヴォーカルとギターを担当した草彅、シンセサイザーの稲垣、シンセベースの香取は、演奏中の表情やアクションを極力抑えたステージを展開し、テクノポップならではの、オシャレで、シュールな世界観を演出した。

<稲垣吾郎&草彅剛&香取慎吾 インタビュー>
◆撮影の感想をお聞かせください。

稲垣:前回までのCMとは雰囲気が全く違って。まず格好からして…。

香取:Yeah!Good feeling!

稲垣:すっかりロックスターになりきってますね(笑)。

草彅:吾郎さん、この時代の好きなアーティストいたじゃん。

稲垣:そうだね。グラムロックがテーマなので、デヴィッド・ボウイの初期の頃をイメージしました。

草彅:いいねー、かっこいいよ。俺は、誰だろう…?

稲垣:ちょっとキース・リチャーズみたいな。

草彅:あぁ、キース・リチャーズね。慎吾は、エルビスかな。

稲垣:そういえば、撮影している時の慎吾のベースの位置、ちょっと高かったよ。

香取:言ってよ~。ベースとか分かんないんだから。みんなにそこばっかり見られちゃうじゃん。

稲垣:でも、あんまりベースを低くして弾くキャラではないのかなと思って。

香取:すいません、撮り直したいです(笑)。

草彅:大丈夫!それも踏まえて、みんなグラムロックしてたよね。それぞれの個性を生かした感じというか。

香取:10年後とか、みんなこんな感じになってそう(笑)。つよぽんはギター始めて何年だっけ?

草彅:6年ぐらいかな。

香取:じゃあ、10年後ぐらいにきっとそうなってますよ。

草彅:この格好で弾き語りとか、やってみたいですね。

稲垣:雰囲気があって、いいんじゃない。

草彅:このCMで開花しちゃうかもしれない。ステージの前でノッてくれる人もたくさんいて、本番中、すごい気持ちよかった。今回はグラムロックの他にも、いろいろパターンがあるんですよね。

香取:そうだね。ヘヴィメタルと…。

稲垣:もうひとつ、テクノポップというのが今回、新しいよね。

草彅:イメージがもうガラッと変わって、突き抜けた感じになると思います。

◆CMがオンエアされる頃はハロウィン目前ということで、何かしてみたい仮装はありますか?

稲垣:今回のCMである意味、一足先にハロウィン気分を味わっちゃったわけですよね。

草彅:今年はこれで決まりじゃないですか。来年のファンミーティングでも、このまま3人でバンド組んじゃおうよ。

稲垣:こういう感じのバンド、組みますか。

草彅:うん。ロトバンド!

香取:今年は吾郎ちゃん家でハロウィンパーティーをしたい。

稲垣:ハロウィンの時は、近所の子供たちが家のピンポン押しに来ますよ。

香取:えー、じゃあ行こうか、うちらもピンポンしに。

稲垣:いいですよ。そういうしきたりですから。

香取:こんだけ付き合いが長いのに、今まで一回も行ったことないから。

◆「キャリーはオーバー」篇で、『ツヨシはなんて「いいオトコ!」(2440 710 110105)』というシーンがありますが、お互いに「いいオトコだなぁ」と感じるのはどんな時ですか?

香取:吾郎ちゃんは家に花とか置いたりしているところが、大人の男だなと思っちゃいますね。僕も吾郎ちゃんのブログに影響されて、花瓶を買いました。

稲垣:でも、難しいでしょ、いい花瓶を選ぶのって。

香取:なかなかいいのがないの。

草彅:花っていうのは男の人でも、好きな人はこだわるんだね。

稲垣:心の余裕がないと、花を飾るとか、なかなか楽しめないような気がします。

香取:つよぽんの「いいオトコ」って、なんだろうなぁ。

草彅:いっぱいあるじゃないですか。いろいろと。あるでしょ?

香取:全然思いつかない(笑)。

草彅:え、ホント?ホントに??(笑)

◆「ロト6」は週2回抽せんがありますが、皆さんが毎週欠かさずやっていることは?

香取:吾郎ちゃんはゴルフとか、週に1度とか行ってんの?

稲垣:波があるよね。舞台をやっている時とか、忙しくなるとなかなか行けないし。ハマっちゃうと、そのことばっか考えちゃうようになるから、あえて封印しています。

香取:じゃあ、ワインは週に1本飲みますか?

稲垣:ワインは全然飲みますよ。今度、家に飲みに来てよ。

香取:いいんですか!

草彅:じゃあ、そこでCMも撮っちゃおうか。

稲垣:え…家、映っちゃうの!?

草彅:僕はやっぱりギターかな。バイクとか車とか、ドライブも好きですけど、ギターだけは毎週どころか、毎日必ず触っている気がします。

香取:僕は毎週欠かさず、ロトを買っています。決まった数字を毎回。

草彅:100点のコメントだね。

香取:あと、絵を描くので、週に1度はキャンバスと向き合うかな。描くことが好きなのでうれしい時間ですよ。