村上信五が空手・形に初挑戦!『情熱の鼓動』11・17放送

エンタメ総合
2019年11月17日
『村上信五∞情熱の鼓動』

 11月17日(日)放送の『村上信五∞情熱の鼓動』(フジテレビ系)は、飛込の寺内健と玉井陸斗、空手の形・清水希容の強さの秘密に村上が迫る。

『村上信五∞情熱の鼓動』

 まずは、水泳飛込の日本チャンピオン、13歳の玉井陸斗と39歳の寺内健。寺内は、シンクロ板飛込と、3m板飛込の2種目で、来年の東京オリンピック出場が内定している。寺内にとって東京五輪は、夏季の日本選手で最多に並ぶ6度目の大舞台となる。

 一方、10mの高飛込で日本人男子史上最年少のオリンピック出場を目指す、超新星・玉井。今回、寺内と玉井が初めて2人そろってのインタビューに答える。年齢差のある2人は馬淵崇英コーチの元で練習を行っており、13歳の玉井を39歳のレジェンド寺内が支える姿も。

 飛込は、空中に舞い入水するまで、わずか1.6~1.7秒と言われている。その一瞬に、技の難易度や動作の美しさを競う華麗な競技。村上は、2人が普段行っているトレーニングを見学させてもらう。

 玉井は、現在スピードをより求められているため、足首に合計1キロ重りをつけてトレーニングを行っていると聞き、村上も同じ重さの重りをつけて、体験してみることに。

 村上が体験した腹筋のトレーニングは、立った状態でバーに手をかけ、体を折り曲げて足先を顔まで持ち上げるという方法。寺内によれば、足が全く上がらないのが普通だそうだが、村上は数回足が上がり、寺内に「すごい」と称賛される。

 水中での練習だけではない日々のトレーニングにより、身体の柔らかさや筋力の重要性を知った村上は、「この細やかさは、他の競技を見渡しても群を抜いてますね。完璧主義者じゃなかったらできない、何か一個怠ったら空中で不備が出るし。そう考えたら、Mr.パーフェクトの東山さんはめっちゃ向いてるかもしれないですね」と語る。

 続いて、村上は「KARATE1プレミアリーグ 東京大会」の会場を訪問。村上にとって実際に目にするのは初めての競技で、ピンと張り詰めた空気や繊細にしてキレのある動き、選手の鋭い眼光に「すごかったですよ。こっちが息を飲むというのは、こういうことだっていうぐらい」と語る。

 東京オリンピックの新たな正式種目となった「空手」は2種目に分かれていて、多くの人がイメージするのは、2人の選手が対戦する「組手」。もう1つは、架空の対戦相手を想定し、攻撃と防御の技術、その精度を競い合う「形」。およそ100種類の「形」の中から選んで演武し、技の精度や立ち方、呼吸法などを見る技術点と、スピードや力強さ、バランスなどを見る競技点の2種類を採点方式で判断される。

 村上は、空手・形で全日本選手権6連覇、世界選手権2連覇の女王、清水希容にインタビューを行う。

 空手の道着に初めて袖を通し、清水の練習施設を訪れた村上。清水に「形」に魅せられた理由を尋ねると、「始めた頃は、形がきれいだからカッコいいと思って、そのうちに歴史や動きの質感を知ってもっと深く知りたいと思うようになり、やればやるほど面白くなった」という。

 そして清水による「形」の稽古を村上が体験。みぞおちを突く「中段突き」を教えてもらうことに。気合を入れ「えいっ!」と発すると、清水から「すごいきれいです」と褒められるが、「汗すげえ。こんな数回で」と村上。全身運動に加えて、集中力が必要とされるため、体全体に意識を巡らせて集中しないと、いいフォームに持っていくことは難しいことを実感する。

 清水は、17歳の時にインターハイでの敗北という最大の挫折を味わう。しかし、これが今の清水を作った。「全部変えようと思って。自分の性格も変えるぐらいの勢いで心理学も勉強して。普段の行動も意識して変えて過ごして、翌年のインターハイで優勝できた」と語る清水は、この時期について「苦しいですけど、空手を辞めないといけないっていうことを考えたら全然苦じゃなくて」との答え、村上は感心しきり。

 空手から一番学んだことを尋ねると「はい上がることのしんどさはありますが、その成功体験を得たってこと自体が、自分の財産だと思っています。逃げずに今目の前にどれだけ立ち向かえるか、この一歩一歩をどれだけ積み重ねられるかで成功できるってことは、空手をやってなかったら気付けなかったことだと思っています」と語る清水。村上は「やっぱり1回上がっている方の言葉の説得力ですよね。すごい経験を、空手からされたんだなと感じさせていただきました」と感想を語る。

『村上信五∞情熱の鼓動』
フジテレビ(関東ローカル)
11月17日(日)深1時55分~2時55分

<出演>
ナビゲーター:村上信五(フジテレビ系 東京2020オリンピック メインキャスター)
ゲスト:寺内健、玉井陸斗(飛込)、清水希容(空手 形)

テーマソング:フジテレビ系スポーツ情熱ソング「歓喜の舞台」関ジャニ∞
制作:フジテレビニュース総局スポーツ局

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