12月18日に放送された『そろそろにちようチャップリンプレゼンツ お笑い統一王座GP2019 グランドチャンピオン大会』（テレビ東京系）で、ラフレクランが優勝、580組の頂点に立った。
漫才、コント、ピン芸など各ジャンルの強者たちが集結し、笑いの統一王座を決める真剣ネタバトル。決勝大会進出者は、からし蓮根、プラス・マイナス、ネルソンズ、かが屋、ジェラードン、たくろう、アインシュタイン、しゃもじ、ラフレクラン、しずる、コウテイ、Gパンパンダの12組。その中で、ラフレクランが580組の頂点に立ち、優勝賞金200万円を獲得、冠番組の放送も決定した。
収録後、優勝したラフレクランの取材会が行われた。
◆優勝おめでとうございます！
ラフレクラン：ありがとうございます！
きょん：いい年末を迎えられそうです。意外と『にちようチャップリン』に出させていただくまで、ネタで年末番組に出ることがあまりなくて。それが、出させていただく機会が増えて、優勝までさせていただいて…めちゃくちゃ親孝行になったと思います！あと今年、劇場や街中でゴミを見つけた拾って捨てるようにしていたんですけど…優勝できたのはそれのおかげかな？
西村真二：徳を積んでたんかな？ありがとう！やっぱり、僕らの中で『～チャップリン』って一番思い入れの強いネタ番組なんです。やっぱり若いときに何年も出させてもらっていたので。ただ、ある日の回でチャップリンが生んだ芸人っていうのがあったんですけど、呼ばれなくて。その時に火がついて、もう1回エンジン入れ直して、ネタを作るペースもガンガン上げたんです。そこから「いつかチャップリンで優勝したい！」って思ってきたので、めちゃくちゃうれしいです。M-1、キングオブコントに並ぶ大会だと思っているので、ほんまにうれしいです。
きょん：確かに。今までネタをたくさんやらせていただいた枠でしたので、感謝しかないです。大感謝！
西村：オーバーじゃなくて、チャップリンに育ててもらったと思っています。僕らの知名度もそうですが、テレビでこういうネタをやれば、こういう反響が来るんだっていうのも教えてくれましたし。何より内村（光良）さんや土田（晃之）さんをとする先輩芸人さんたちへの発表会だと思ってます。だから、ほかのテレビやライブではおろさなかったネタも番組のために大切に磨いて、大会のために取っておいていて。だから、もう今年は何のネタも残っていません、すっからかんです！（笑）
きょん：大会で披露するネタ2本もすぐ決まったし。
西村：ネタを決めたあとは、かなり磨いて仕上げました！
◆大会中、一番気持ちが高ぶった場面は？
きょん：優勝したときはもちろんなんですけど…。応援として来てくれた僕の同居人たちの見せ場があったときはよかったなって。昨年のチャンピオン大会も来てくれてたんですけど、緊張して何も答えられなくて落ち込んで帰ってきていたので。今回はライブの日程をずらしてきてくれたので、同居人たちがしゃべっているのを見て「ウケてる、よかったな！」って。
西村：僕は、決勝でしゃもじさん、かが屋、僕たちの三つ巴になって、それぞれがネタを披露した後に、「すごいよかったよ！」ってお互いを称え合っていたのがグッときました。誰が優勝してもええなっていう感じだったときは、芸人やっててよかったなって思いました。
きょん：和田まんじゅうさんは、いつも冗談で「お前らに負ける気しねー！」って言われたりするんですけど、決勝の前に「きょん、頑張れ」って言われたときはグッときた。
西村：あとプラス・マイナスさんも出番終わりに、僕らやかが屋に「俺らの点数越えろよ」って言ってくださって。あれほどの漫才師にならないと言えないなって思いました。
きょん：…同居人の話、無しにしてください（笑）。
◆賞金200万円のほかに、冠番組の放送が決定しています。どんな番組にしたいですか？
西村：僕はネタが好きで、いつもコントを考えている時に、その設定の場所で実際にコントをできたら楽しいなって思っていて。ラーメン屋とかカラオケ、デパートとか実際の現場に行って撮影するのが夢です。
きょん：僕は…内村さんと散歩番組を。で、西村さんに「おやおや、どこに行くんですか？」ってワイプでナレーションをしてほしい（笑）。
