岡村隆史、初日にせりふ全部飛ぶ「大河には魔物がいますね」

ドラマ
2020年02月08日
『麒麟がくる』

 大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合ほか)に出演する岡村隆史からコメントが届いた。

 岡村が演じるのは、明智光秀(長谷川博己)が美濃で出会った三河出身の農民・菊丸。神出鬼没で、敵か味方か分からないが、常に光秀の危機を助けるという役どころだ。

 本作で大河ドラマに初出演した岡村は「ぼーっとNHKに来ていたらどえらい仕事が舞い込んできました(笑)。『チコちゃんに叱られる!』をやっていてよかったです。朝ドラを狙っていたので、まさか大河ドラマでオファーがくると思っていませんでした。ビックリしました。クランクイン初日はガチガチに緊張して真っ白になってしまいました。前日にせりふを完ぺきに覚えて臨んだのですが、本番が始まる前になるブザーの音が大きすぎて、せりふが全部飛びました」と明かした。

 続けて「自分が考えていたキャラクター設定も間違っていて、『どないしよう!』ってなりました(笑)。いろんな方から声をかけていただき、『いつものバラエティの感じでやってもらっていいんですよ』などアドバイスを頂き、なんとか落ち着きました。初日は『えらいもん引き受けてしまった』と、ゾッとしました。4回くらいで死んでもいいなと(笑)。大河には魔物がいますね」とコメントした。

 役柄については「菊丸は単純で明るい農民です。息をのむような緊張感のあるシーンが多いですが、菊丸が光秀や駒(門脇麦)と一緒にいるシーンはコミカルなので、菊丸が出てくるとほっと一息つける、そんなキャラクターになれればいいなと思っています。ただ、菊丸にはちょっと謎な部分もある気がして…スタッフさんに聞いてみたのですが、みんな目をそらして誰も教えてくれません(笑)。『歴史の勉強はしなくて大丈夫です』『そのままでいいです』と言われています」と語った。

大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合ほか
毎週(日)後8・00~8・43

©NHK