院内感染をどう防ぐのか―感染管理専門家・坂本史衣の奮闘に迫る『情熱大陸』4・19放送

エンタメ総合
2020年04月18日
『情熱大陸』

 4月19日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系)は、感染管理専門家の坂本史衣編を送る。

 新型コロナウイルスの急速な感染拡大を食い止めるために、4月7日に緊急事態宣言が発表された。ウイルス感染で最も防がなければならないのが「院内感染」。ひとたび院内感染が発生すれば、医療の機能が崩壊し、患者と医療従事者の命が危険にさらされる。感染管理専門家の坂本史衣は、東京・聖路加国際病院で感染管理を任されている。

 坂本はこれまで病院の感染管理対策を20年近く行ってきた。目下、感染者が入院した時にどうすれば院内感染を防ぐことができるのか、感染者への対応手順や導線の確認、病院職員のメンタルケアなどに奔走している。

 坂本は看護大学を卒業後に看護師になったが、臨床現場が肌に合わず退職。客観的に物事を見る性格が、患者に寄り添う現場に合わなかったという。しかし、アメリカに留学した坂本は、そこで感染管理の重要性を知る。

 現在、坂本は病院の“縁の下の力持ち”として院内感染を防ぐため静かな闘志を燃やしている。これまでで最も手ごわい“見えない敵”に立ち向かう、その奮闘の最前線に迫る。

<感染管理専門家/坂本史衣 プロフィール>
1968年福岡県生まれ。
幼少期は父親の仕事で日本とアメリカを行き来する生活。母親の勧めで看護大学に進学。聖路加国際病院で看護師を始めたが、臨床の現場が合わずに退職。その後、アメリカに留学し感染管理の重要性と奥深さに出会った。偶然出会った医師の推薦で、一度辞めた聖路加国際病院に戻り、院内の感染対策に20年近く取り組んでいる。2003年、感染管理および疫学認定機構による認定資格を取得。日本環境感染学会理事、厚生労働省厚生科学審議会専門委員などを歴任。子供とテレビゲームで遊ぶ優しいお母さんの顔も。