岡江久美子さん最後の出演作『終着駅シリーズ』を追悼放送

ドラマ
2020年04月25日
『森村誠一ミステリースペシャル・終着駅シリーズ~雪の螢』

 テレビ朝日では、新型コロナウイルスによる肺炎で死去した岡江久美子さんをしのんで、4月26日(日)後9・00から追悼特別番組『森村誠一ミステリースペシャル・終着駅シリーズ~雪の螢』を放送する。

 岡江さんは同シリーズで1997年3月放送の第7作『街』から約23年間にわたり、主人公の刑事・牛尾正直(片岡鶴太郎)の妻の澄枝役を演じてきた。『雪の螢』は今年1月放送の第36作で、岡江さんの最後の出演作となった。

 当初、同時間に放送を予定していたドラマスペシャル『DOCTORS 最強の名医 2015』は変更となる。

『森村誠一ミステリースペシャル・終着駅シリーズ~雪の螢』
テレビ朝日系
4月26日(日)後9・00

<ストーリー>
 東京・新宿で、身元不明の若い女性の遺体が見つかった。臨場した新宿西署の牛尾正直刑事(片岡鶴太郎)は、被害者のコートに白い綿のようなものが付着しているのに気づく。それは空中を漂う姿が雪のように見えることから“雪螢”とよばれる昆虫、“トドノネオオワタムシ”だった。まもなく被害者は老舗料亭社長・泉田耀造(宮川一朗太)の愛人・根岸いずみ(黒川芽以)で、妊娠4カ月だったことが判明。しかし事件発生当時、海外出張中だった泉田はいずみの死から3日後、帰国早々に突如病死してしまう。
泉田の妻・栄子(森口瑤子)は友人の看護師・島村昌子(宮本真希)と一緒にいたと事件当日のアリバイを話すが、牛尾は栄子が何気なくもらした一言から、泉田にはもうひとり別の女性の影があったことを直感する。その後、牛尾は妻・澄枝(岡江久美子)の“ある言葉”をきっかけに、女たちの愛憎が引き起こした事件の悲しい真相に近づいていく…。

©テレビ朝日