安田章大主演「リボルバー」開幕!「誰もが当事者としてタイムトリップしていくと」

エンタメ総合
2021年07月12日
撮影:宮川舞子

安田章大(関ジャニ∞)主演の舞台、パルコ・プロデュース「リボルバー〜誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?〜」が7月10日に開幕。舞台写真に加えて、主演の安田らキャスト陣と原作者の原田マハ、演出の行定勲からコメントが発表された。

原作は、原田マハ著「リボルバー」(幻冬舎刊)。フィンセント・ファン・ゴッホの死をめぐる謎に、現代のオークショニストが迫るアートミステリーだ。本作の舞台化に当たり、原田自らが初めて舞台戯曲の筆を執り、小説版とは異なる視点で新たな物語を立ち上げる。

演出を手掛けるのは、映画監督として数々の名作を生みだしてきた行定勲。舞台演出としても、15年に演出を手掛けた「タンゴ・冬の終わりに」で第18回千田是也賞を受賞するなど高い評価を受けており、同作から6年ぶりに本作にて舞台演出を手掛けることになった。

撮影:宮川舞子

ポスト印象派の画家としてフランスで活動し、20世紀の美術に大きな影響をもたらしたフィンセント・ファン・ゴッホに安田。ゴッホのライバルであり一時期は共に創作活動をしていたポール・ゴーギャンに池内博之。画商としてゴッホを献身的に支える弟のテオに大鶴佐助。

ゴッホとゴーギャンの謎に迫るオークショニスト・冴に、北乃きい。共に謎を解き明かす社長・ギローに、相島一之。同僚・JPに細田善彦、医師・レイほかに金子岳憲、謎の少女クロエとゴーギャンの妻ヴァエホの二役に東野絢香が出演する。

今回の発表に際して、安田は「作品を通して、これまでの過去にない、みなの創造を越えた人間らしい19世紀の人達が生き還りました。『19世紀と21世紀が織り混ざりいつの間にか観てる自分も引き込まれている』というのが印象的です」と本作について述べた。

さらに「作品全体の魅力は19世紀の人々、21世紀の人々を演じる役者8人が絶妙に絡み合うことで物語が加速していき、気がつけば知らない時空に、誰もが当事者としてタイムトリップしていくと思います」と語っている。安田のコメント全文ほか、コメント一覧は次ページに掲載。

舞台写真

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