東京五輪柔道金メダリスト・阿部一二三、阿部詩の理想とする「柔の道」とは『情熱大陸』

エンタメ総合
2021年09月12日

『情熱大陸』阿部一二三、阿部詩

9月12日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 後11・15~11・45)に、東京五輪で共に金メダルを獲得した柔道家の阿部一二三、阿部詩が登場する。

柔道家・阿部一二三が初めての世界選手権挑戦で優勝する姿を追った2017年9月放送の『情熱大陸』。その時、一二三は「東京で金メダルを勝ち取る」と宣言した。あれから4年、宣言どおり金メダルを獲得。しかも、妹・阿部詩も金メダルを獲得した。

日本中を沸かせる快挙を成し遂げた2人はその後1か月、畳から離れていた。常に己を追い込んできたこれまでの柔道人生で一番長い休養。しかし、それは次なる目標に向かうため必要な時間だったと口をそろえる。

ただ、世間は阿部兄妹を放っておかない。各メディアからのインタビューやバラエティ番組への出演、そしてモデルとしてファッション誌からのオファーなどそこには柔道着を脱いだ兄妹が見せる意外な素顔があった。

番組では阿部兄妹の胸の内に迫るべく、あらためてじっくりと話を聞く機会を得た。「試合前には不安になることもあった」と弱気になった時期を思い返す一二三。「将来は自らの名を冠した道場を持ちたい」と夢を語る詩。さらに、兄から見た妹、妹から見た兄についても。詩が自分の部屋でくつろぐ様子や一二三と共にトレーニングで汗を流す姿も見られた。

国内外からがぜん注目を集める2人が理想とする「柔の道」とは。“最強の兄妹”が再び畳に戻り、始動するまでを追う。

<プロフィール>
■阿部一二三
1997年神戸市生まれ。三人兄妹の次男。
6歳の時、地元の「兵庫少年こだま会」で柔道を始める。
2014年の講道館杯を最年少高校2年生で優勝。同年、初めて挑むシニアの国際大会グランドスラム東京も制し一躍脚光を浴びる。
2017年と2018年、世界選手権で金メダル。
得意技は背負い投げ、袖釣り込み腰。

■阿部詩
2000年神戸市生まれ。三人兄妹の末っ子。
5歳の時、兄二人に続いて柔道を始める。最初は見学していただけだが楽しそうだと思い始めた。
2016年高校1年の時、グランドスラム東京で準優勝し一躍脚光を浴びる。
2017年世界ジュニア選手権優勝。2017年グランドスラム東京で優勝する。
2018年の世界選手権で優勝。兄妹そろって世界チャンピオンになった。
得意技は内股、袖釣り込み腰。

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