増田貴久の座長ぶりをクリス・ベイリーが絶賛!「ダニエル・ラドクリフと全く同じ」

エンタメ総合
2021年11月19日

ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」のフォトコール及び取材会が、都内で開催。主演の増田貴久(NEWS)、唯月ふうか、松下優也ら出演者9名と、演出・振付を務めたクリス・ベイリーが登壇した。

本作は、1961年にブロードウェイで初演され、以降1417回のロングランヒットという記録を打ち立てた傑作ミュージカル。1995年にはマシュー・ブロデリック主演でリバイバル上演、さらに2011年にはダニエル・ラドクリフ主演で再び上演され、トニー賞8部門にノミネートされるなど、世代を超えて愛される名作だ。

昨年9月には、増田主演で2011年版クリエイティブチームの1人であるクリス・ベイリーの演出・振付による新演出のもと上演。初めて海外ミュージカルに挑んだ増田は、抜群の歌唱力と表情豊かなダンスで、ポジティブなエネルギーに満ちたフィンチ役を好演した。

再演となる今回は、主演の増田をはじめ、ローズマリー役に唯月ふうか、バド役に松下優也のほか、雛形あきこ、黒須洋嗣、林愛夏、ブラザートム、春野寿美礼、石川禅ら多彩なキャストが集結している。

そしてこの度、本作のフォトコール及び取材会が開催。11月20日(土)に初日を迎えるにあたり、増田は「約1か月がっつりとお稽古をしてきたのですが、すごくいい雰囲気で毎日楽しくやらせていただいて。去年の初演の時には(コロナ禍のため)クリスが来日できなかったんですが、今回は直接演出をしてくださって、本当に刺激的な毎日を送っています。長かったようで、すぐに初日がやってきたなという感じです」と。

「初演の時ももちろん自信たっぷりで最高のものができたと思っていますが、今回は違うアプローチから改めて新しいものを作っている感覚ですね」と本作にかける思いを語った。

左から)松下優也、増田貴久、唯月ふうか

今回から本作に参加する唯月も「明日、初日を迎えるということをだんだんじわじわと実感してきています。こんなに楽しくてすてきなカンパニーの一員になれたことを本当に幸せに思いますし、のびのびとローズマリーとして、舞台上からお客様にその楽しさやワクワク感を届けられたら」と笑顔を。

初演からの続投となる松下は「久しぶりにお稽古に入ったのですが、すぐにせりふとかを思いだせて、それだけ体に染み込んでいたんだなと。でも今回、クリスが来日してくださって、今まで自分が気づけていなかったことのヒントをたくさんいただけたので、新しい『ハウ・トゥー・サクシード』が届けられるなとすごく楽しみ」とクリスへの感謝を述べた。

本作は、2011年の上演時にダニエル・ラドクリフが増田と同じフィンチ役を演じているが、クリスは「彼と同じく、増田さんは本当にすてきな方です。本当に一生懸命、毎日まじめに稽古を積んでいますし、座長としてもユーモアのセンスたっぷりでみんなを引っ張ってくれています」と。

続けて「その優雅な座長ぶりはダニエル・ラドクリフと全く同じ。誰よりもまじめに取り組む謙虚な姿勢をリスペクトしています」と増田の座長ぶりを絶賛。対する増田は「え〜、ダニエル・ラドクリフさんと全く同じということでございます!」とうれしそうに声をあげていた。

また、あまりに増田が頑張るため、心配したクリスが稽古中に休みを1日設けたといい、「『絶対にデートに行くな』と言われた(笑)」と増田。「フィンチの髪型にするため美容院に行っただけで、あとは家でじっとしていました」という裏話を披露する一幕も。

続けて、初演時よりも手ごたえを感じていることについて聞かれると、「ブラザートムさんと歌のお稽古をさせていただいていた時に、『1年前より歌が上手くなった』と褒めてくださって」と振り返る増田。

すると、ブラザートムは「ミュージカル業界の人たちも、増田君みたいな人が出てきたらおちおちしてられないよ。本当にかっこいいし、苦労してるよね」と。増田が「歌う部分が増えたので(笑)」と意味深にこぼすと、「人生いろいろあるよね」とねぎらっていた。

最後は、増田が「1961年に初演されたミュージカルなので、クリスに当時のアメリカの時代背景などを聞きながら、この作品の世界、せりふや曲に込められた意味など、いろいろなことをたくさん考えて、しっかりこの時代のことを表現できるように作ってきました。ただただ単純に見ていて楽しい作品ってなかなかないと思うので、このすばらしい作品を1人でも多くのお客様に見ていただけるよう、1日1日しっかりと公演を頑張っていきます」とあいさつし、取材会は締めくくられた。

公演情報

ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」
東京公演:2021年11月20日(土)~12月7日(火)東急シアターオーブ
大阪公演:2021年12月14日(火)~12月16日(木)オリックス劇場

脚本:エイブ・バローズ、ジャック・ウェインストック、ウィリー・ギルバート
作詞・作曲:フランク・レッサー
原作:シェパード・ミード
演出・振付:クリス・ベイリー
翻訳・訳詞:高橋亜子
音楽監督:荻野清子
演出補:荻田浩一
出演:増田貴久、唯月ふうか、松下優也、雛形あきこ、黒須洋嗣、林愛夏、ブラザートム/春野寿美礼、石川禅 ほか

公式HP:https://howtosucceed.jp

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