『北京オリンピック』TBSスペシャルキャスターに高橋尚子、総合司会に安住紳一郎が就任

エンタメ総合
2022年01月20日
スペシャルキャスターの高橋尚子(左)と総合司会の安住紳一郎TBSアナウンサー(右)
スペシャルキャスターの高橋尚子(左)と総合司会の安住紳一郎TBSアナウンサー(右)

2月4日(金)に開幕する「2022冬季北京オリンピック」。TBSの『北京オリンピック』中継のスペシャルキャスターに高橋尚子、総合司会に安住紳一郎が決定した。合わせて、「TBS系スポーツ2022」テーマソングがAdoの新曲「マザーランド」となることも発表された。

東京オリンピックからわずか半年で開幕する、「2022冬季北京オリンピック」。スペシャルキャスターを務める高橋は、7大会連続での就任だ。総合司会の安住アナウンサーは東京オリンピックでも総合司会を担当しており、夏冬2大会連続で務めることとなる。

高橋と安住アナウンサーは東京オリンピックの中継でもタッグを組み、総放送101時間53分を走り切った。今大会も2人を中心に、東京オリンピックに引き続き「届け、スポーツのチカラ。」をテーマに、選手たちの4年間の思いが凝縮される最高の場で見られるチャレンジ精神・フェアプレー精神・グローバル精神・ダイバーシティ精神を伝えていく。

高橋は「オリンピックの中継に携わるのは7回目ですが、冬季は4回目となります。初めて冬季を取材したバンクーバーオリンピックで、浅田真央さんや上村愛子さんが活躍した瞬間が今でもしっかりと脳裏に焼きついて残っています。きっと北京オリンピックでも、心に強く残るドラマを選手の皆さんがみせてくれるのではないかと思っています」と。

続けて「3連覇を目指しているフィギュアスケートの羽生結弦選手、絶好調の小林陵侑選手など金メダルの期待がかかるスキージャンプ、そして前回の平昌オリンピックで大きな話題を巻き起こしたカーリング。さらに今回注目していただきたいのが、アイスホッケー女子日本代表の“スマイルジャパン”です。快進撃を期待しています」と見どころを語る。

そして「なんといっても選手の皆さんの真剣勝負、その真摯な姿に私たちも心動かされることが多いと思います。どうしてもメダルだったり勝者に目がいきがちですが、決してそれだけではない、敗者の涙や自己ベストを出したときの喜びなど、いろいろな角度で皆さんにお届けできればと思っています」とオリンピック中継への思いを述べた。

安住アナウンサーは「さまざまな困難の中、関係者の皆さんのご協力を得て開催できた東京オリンピック。アスリートの皆さんからは多くの素晴らしいメッセージを受け取りました。そしてまた、北京オリンピックも困難の中だからこそアスリートの皆さんの姿やコメントから多くの力をもらえることと思います」と。

とはいえ、「今回は北京に取材陣が入るのは大変難しい状況のようでして、事前だけでなく事後もかなりしっかりと隔離が行われるということで、やむなく高橋尚子さんも赤坂(TBS)入りとなりました。しかし、私どもを少しでも北京に近づけようとバーチャル空間を用意します」と特殊な状況を説明。

「ただ室内で中継をお伝えしていては、北京の寒い冬の感じが出せないと思いますので、ちょっと外気が入る場所に作ります(笑)。もちろん体は寒くても心は熱く高橋尚子さんとお届けしてまいります。TBSのオリンピック中継にご期待ください」と意気込みを述べた。

Ado
Ado

また、TBSのオリンピック中継を盛り上げる「TBS系スポーツ2022」テーマソングに、Adoの新曲「マザーランド」が決定した。

Adoは2020年にリリースしたメジャーデビュー曲「うっせぇわ」で各ストリーミングチャートを席巻、昨年末の『第63回 輝く!日本レコード大賞』では「特別賞」を受賞した。現在19歳で、ますます勢いに乗るAdoの新曲がTBSのオリンピック中継を盛り上げていく。

Adoは「まさかAdoがオリンピックにまで進出するとは思ってもみませんでした。本当にちょっと想像がつかなくて、まだ脳内で処理しきれていないのですが、本当に光栄です。ありがとうございます」とまずは感謝を。

楽曲については「詞曲・編曲の煮ル果実(ニルカジツ)さんから“マザーランド”についてのコメントを以前いただいて、その中の言葉をお借りするのですが、この“マザーランド”が聴いてくれた皆様にとっての心の母国になればいいなと思っております」と。

その上で「“マザーランド”は新しい応援歌だと思っています。聴いてくれた誰かを包み込んで、その人間の中のネガティブな言葉や心を受け止めて、きっと皆さんを支えてくれると思います」と、楽曲とTBSスポーツ中継とのコラボレーションへの感想を述べた。

なお、TBSの『北京オリンピック』中継ではゴールデンタイムに、小林陵侑が金メダルを狙うジャンプ男子個人ノーマルヒル決勝、そして男子フィギュアでは94年ぶりの3連覇を狙う羽生結弦が登場するフィギュアスケート男子ハイライト、さらに2大会連続メダル獲得を目指すカーリング女子の日本×韓国の一戦など注目競技が放送される予定だ。

番組情報

『北京オリンピック』TBS競技中継(※予定)

2022年2月6日(日)後5・00~9・54(※延長あり)
アイスホッケー女子「日本×中国」予選
ジャンプ男子個人ノーマルヒル決勝

2022年2月9日(水)後1・00~3・20(※延長あり)
スノーボードハーフパイプ男子予選

2022年2月10日(木)後7・00~10・57
フィギュアスケート男子ハイライト
スピードスケート女子5000m決勝

2022年2月14日(月)前9・55〜後1・55(※延長あり)
フィギュアアイスダンス フリーダンス

2022年2月14日(月)後8・30〜深0・15(※延長あり)
カーリング女子「日本×韓国」予選リーグ

2022年2月20日(日)後7・00~8・54
総集編
※番組内容は予告なく変更される場合あり。

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