なにわ男子が抱えてきたデビューへの葛藤に迫る「目指していたのに、いざ決まると怖い」

エンタメ総合
2022年01月21日
なにわ男子 左から)大橋和也、長尾謙杜、大西流星、西畑大吾、道枝駿佑、高橋恭平、藤原丈一郎

1月21日(金)放送の『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ・関東ローカル)は、関西出身の7人組・なにわ男子特集の第3話を送る。

グループ名の「なにわ」にちなんだ昨年7月28日。横浜アリーナで開催したコンサートの最中、なにわ男子のCDデビュー決定がサプライズで発表された。グループ結成から3年、メンバー全員で追い続けた夢がついに現実となる。

その興奮冷めやらぬ翌日、彼らはパーソナリティーを務めるラジオ番組に生出演するため、ラジオ局を訪れていた。そこで目にしたのは、番組スタッフからデビューのお祝いとして贈られた、それぞれのメンバーカラーに合わせた花束。

グループのセンターを務める西畑大吾は「こういうのを見ると、実感が湧いてきますね」と声を弾ませる。しかし、西畑には喜びと同時に、仲間のジャニーズJr.への思いがよぎっていたという。「みんながデビューしていくのを見てきましたし、そういう気持ちもわかるので。声を大にしては言えない」と複雑な心境を明かした。

そして8月、メンバーの元にデビュー曲となる「初心LOVE(うぶらぶ)」のデモ音源が届けられた。一生歌い続けていくことになる大切な曲を初めて耳にしたメンバーは、「ありがとうございます」と拍手し、期待に満ちあふれた表情を見せる。

しかし、最年長の藤原丈一郎はデビューを前に、「不安の方が大きいですね。もちろん次のステップに行くことは大事ですけど。矛盾していますよね。最初はデビューしたいって目指していたのに、いざ決まると怖いって」と葛藤する胸の内を口にした。

そんな気持ちを胸に迎えた「初心LOVE(うぶらぶ)」のレコーディング。サビにつながる大事なパートを任された藤原は、自分の歌唱に満足がいかず、録り直しを繰り返した。実に46回ものリテイクを重ね、ようやく満足のいく歌唱ができた時、思わず親指を立て「粘り勝ちや」と高揚した表情を見せる。

「前までやったらOKってなってたんですけど、自分の中でもっともっといかないとな、と。天井を決めちゃうと、これ以上伸びない感じがして。どれだけやったかっていうのが自信につながると思うので。もっともっと上を目指さないといけないな、と思いました」と強い覚悟をのぞかせた。

9月、デビューまで2か月に迫る中、「初心LOVE(うぶらぶ)」のミュージックビデオ撮影に挑む彼ら。一生に一度の初恋、そのきらめく世界観を表現する、淡いパステルカラーの大掛かりなセットを前に、リーダの大橋和也は「うれしいことですよね。いろんな人と作れるっていうことが、ひとつの作品になることがすごくうれしい」と喜びのコメントを。

西畑は「デビューしたらどうなりそうですか?」というスタッフからの問いに、「もうほんまにわからないですよね。やってみないと。紆余曲折はあるでしょうから。仲良しこよしでグループはできないと思うし、ひとりひとりの尊重であったり、気遣いであったりが今後何年も続いていくわけですから。(信頼を)深めていくことができればいいなと思います」と話した。

グループ結成から3年。ようやくデビューに向け動き出した7人。笑顔の裏にあった不安と葛藤、華やかなデビューの舞台裏に迫る。

番組情報

『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』
フジテレビ ※関東ローカル
2022年1月21日(金)深1・10~1・40

▽FODプレミアム
放送直後から独占配信中(※過去話も全て配信中)

テーマ:「なにわ男子 ~デビュー もうひとつの舞台裏~」
Episode 3 心残りと不安と
出演者:なにわ男子(西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也)
ナレーション:風間俊介

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/RIDEONTIME/

©フジテレビ