室龍太、品川ヒロシの漫才指導に感激「すごい貴重な経験」舞台「コムサdeMANZAI!」メインビジュアル解禁

エンタメ総合
2022年07月27日
「コムサdeMANZAI!」

主演・室龍太×脚本&演出・品川ヒロシの舞台「コムサdeMANZAI!」(9月・10月/東京、大阪、静岡で上演)のメインビジュアルが解禁され、室と品川のコメントが到着した。

本作は、2019年に上演された「どれミゼラブル!」、2021年の「コムサ de マンボ!」に続くシリーズの完結編。バラエティ番組の放送作家・コムサ真二が漫才コンビの座付作家としても活動している一面を描く。

これまでもコムサ役を演じてきた室が続投する本作では、コムサが漫才の作家でありながら、自分がピンチヒッターとして漫才のツッコミをやるかもしれないという窮地に立たされる。

芸人としても活躍する品川の脚本ということもあり、室は「(脚本を読んで)声を出して笑いました。練りに練ったネタで、すごく計算されていて。読み応えがあるし、感動しました」と絶賛。劇中では漫才シーンもあるため、「すごい貴重な経験ですよね、プロの芸人さんから演出してもらえるんで」と喜んだ。

いっぽう品川は「僕は、そもそも作家さんにネタを書いてもらうことがなかったし、僕の周りの多くの芸人は書いてもらわないので、どう現実とすり合わせていくかが(脚本を書く上で)難しかったです」と吐露。そして「なぜ、プロの漫才師が作家さんと舞台に立つのかという正当性は持たせたかった。そこは芸人としてこだわったところです。だって、僕は(放送作家の)元祖爆笑王と漫才をするのは絶対に嫌ですもん(笑)。(芸人とは)そういう世界観なんです。なので、そこに矛盾がないようにという、その一点だけは真面目に書きました」と本作へのこだわりを明かした。

そんな脚本について、室は「(品川は)『おしゃべりクソ野郎』と言われていますが、確かにそういうところは本の中でも感じられます(笑)。とにかく、誰かの発言に的確に突っ込んで、全部拾っていく。そこは、品川さんならではの脚本だと思います」と分析。

これには品川も「僕が書くんで僕っぽくなっちゃうんですよね。なるべく、キャストさんたちをイメージして書くんですが。特に室君が演じるコムサは、これでも(ツッコミは)半分に抑えている。僕は、常に何かに突っ込んでいるんです。それをせりふにしていったんですが、コムサはやっぱり僕っぽいと思います」と同意した。

また「関西ジャニーズJr.時代には漫才をよくやらせていただいたし、自信があった。M-1に出たいと思って、ジャニー(喜多川)さんに『出たい』と言ったこともあったんですが、あかんって言われたんです」というほど漫才が好きだという室。品川が「舞台のお笑い、ツッコミは独特なので、その間を覚えてもらいたい。(誰かが言った言葉を)吸い込んで、吐き出すように言うんです。(最後まで相手に話をさせずに)追い越して言う。それを室君が身につけてくれたら、相当面白くなる」と持論を展開すると、「やっぱり、奥が深い。僕は甘過ぎたな」と真摯に受け止めた室は「自分の面白いと思うテンポと品川さんの思うテンポは違うと思うので、いい感じに寄り添っていけたらと思います」と力を込めた。

あらすじ

ゴールデンのバラエティ番組の構成や、芸人コンビ「すすむ・のぼる」の台本も書く放送作家のコムサ真二(室龍太)。彼らのラジオの生放送を終えた後、進(あべこうじ)と話しているところにプロデューサーの越野(川久保拓司)が現れる。越野は現在地方局のイベント事業部に勤務しており、翌日に行われるイベントのゲストに出られる芸人を探しているという。コムサはすかさず「すすむ・のぼる」を推薦する。
イベント会場では、そのローカル局のアナウンサーである八代真紀(大島麻衣)とADの森飛雄馬(松井勇歩)が準備に追われていた。コムサと進が現地に到着すると、そこに越野の誘いで来ていたマサチカ(石垣佑磨)にも再会し、コムサは驚く。メインのゲストである大物演歌歌手いつもひろし(姜暢雄)も私服でやってくる。まもなくイベントのリハを始めようとするが、漫才の相方ののぼるが一向に現れない。本日のメインは漫才であり、それを目当てに来る客が多いという。越野は何とか漫才をやるようにリクエストをする。試しに飛雄馬や真紀やマサチカがやってみるが、うまくいかない。元芸人であり座付作家であるコムサもトライするが、いざ漫才となるとかんでばかりいて、いつものツッコミができない。果たして、誰が漫才の相方を務めるのか?そして、無事イベントは成功するのか?

公演概要

「コムサdeMANZAI!」

<スタッフ&キャスト>
脚本・演出:品川ヒロシ(品川庄司)
出演:室龍太、大島麻衣、松井勇歩、川久保拓司、石垣佑磨、あべこうじ、姜暢雄
企画・製作:ミックスゾーン

■東京公演
2022年9月15日(木)~21日(水)全9公演
会場:ヒューリックホール東京
※スペシャルカーテンコール:9月16日(金)12・30公演/9月18日(日)17・30公演

■大阪公演
2022年9月30日(金)~10月2日(日)全5公演
会場:松下IMPホール
※スペシャルカーテンコール:10月1日(土)17・30公演

■静岡公演
2022年10月7日(金)、8日(土)全2公演
会場:静岡市民文化会館中ホール
※スペシャルカーテンコール:10月7日(金)18・00公演

公式サイト:https://www.c-manzai.jp
公式Twitter:@comusamanzai