SpeciaL和田優希「昨日より今日、今日より明日のような心持ちでやっていきたい」舞台「野暮兄弟と小狐ちゃんSpeciaL」開幕

ジャニーズJr.内ユニットSpeciaL（林蓮音、松尾龍、和田優希、中村浩大）が4人そろって初主演を務める舞台「野暮兄弟と小狐ちゃんSpeciaL」（東京公演／9月7日（木）～ 18日（月・祝）会場：紀伊國屋ホール　大阪公演／9月29日（金）～ 10月1日（日）会場：COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール）の公開ゲネプロが行われた。

SpeciaLのメンバー4人が主演としてそろい、初めて一緒の舞台に挑戦。しかもキャストは、4人だけ。高校時代からの付き合いで、まるで兄弟のように仲の良い”ダメダメな男3人”に”謎の女”が絡んで、物語は次から次へとおかしな方向へ。日替わりパートもあり、アドリブ力が試され、演じる俳優たちの素の部分も垣間見えるポップな青春コメディ作品となっている。

公開ゲネプロを終え、林は「僕たち、初めて4人で主演舞台をやらせていただいて、少し緊張もありますが、一番は自分たちがまず楽しむこと、そしてファンの方々に、たくさん笑っていただきたいなと。ハードルは上がるのですが、笑わせられるように頑張りたいと思います。最後まで体調に気を付けて、4人で頑張っていこうと思います」と意気込みを。

この舞台で9回もの衣装の早着替えを行っている松尾は「9回も舞台中に着替えることは、コンサートでもなかなかないんですよ。しかも舞台でですからね。全身とっかえで、少し大変な部分もあるんですけど、やってみてよかったなって思うのは、女性の大変さに気づけたこと。ヒールで足がパンパンになって、毛もそりましたし（笑）。メイクとかも汗で崩れるんですよ」と裏話を交え、学びがあったことを明かした。

そんな松尾の女装姿について、和田が「ここ最近、龍のこの姿に見慣れてしまって、普段の龍を見ると、『なんか違くね？』と思い始めたり…」と語り、松尾から「おかしい、おかしい」とツッコまれる場面も。

また、キャストがメンバー4人のみとなる本舞台。和田は「誰に対しても『ここ、ちょっとこっちのパターンでやってみていい？』『そっちのパターンもやってみていい？』とできるのが、僕ら4人だけということのメリットだと思う」と語り、「常に、自分ら出せる最大を出しつつ、昨日より今日、今日より明日のような心持ちでやっていきたいと思ってますので、今後とも応援のほどよろしくお願いします」とアピールした。

松尾は「この舞台を通して、『こいつらばかだな』『何やってんだろうみたいな』『でもかわいいところあるな』みたいな感じで、ほんわか優しい目で見守ってくれて、ほほ笑んでくれたらうれしいです。自分たちも楽しみつつ、初めての4人主演舞台をちょっと盛り上げていこうかなと思うので、千秋楽までよろしくお願いします」と。

中村が「僕たち4人での舞台ということで、こんな貴重な経験をいただけてめちゃくちゃうれしいですし、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。僕たち4人グループで、他のグループと比べたら、人数はちょっと少ないのですが、この4人だからこそできる舞台をみんなにも感じていただきたいと思うので頑張りたいです。怪我や病気などなく、最後までしっかりやり通して、僕たちSpeciaLが今後もっともっと大きくなっていけるように大成功させたいと思います」と語ると、一同顔を見合わせ力強くうなずいていた。