『情熱大陸』小倉百人一首競技かるた選手・川瀬将義に密着 目指すは競技かるたのプロ化

エンタメ総合
5時間前
『情熱大陸』
『情熱大陸』

5月18日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 午後11時~11時30分)は、小倉百人一首競技かるた選手・川瀬将義に密着する。

漫画や映画で人気に火がついた小倉百人一首競技かるた。和歌の上の句を聞き、下の句の札を取る速さを競う。トップ選手になると、上の句を聞いてからの反応速度はわずか0.01秒ほど。勝負はまさに一瞬だ。

川瀬将義は2022年、第68期名人戦で初の名人位を獲得するとその後は破竹の勢いで連戦連勝。2024年は3大タイトル全てを制覇するという28年ぶりの快挙を達成した。

その特徴は「攻めがるた」と呼ばれる攻撃的な戦法。自分の近くにある札よりも、あえて遠い敵陣の札を狙うハイリスク・ハイリターンな戦略で対戦相手を翻弄し、試合を優位に進める。

しかし、畳を降りると川瀬はまったく別の顔を見せる。誠実で飾らない性格、そのギャップに周囲は驚く。3歳から百人一首に親しみ、小学生時代に天才と言われたが、思春期に一度競技から離れた過去を持つ。そこにはどんな思いがあったのか?

大学時代に競技かるたへの情熱を取り戻した川瀬だが、ほとんどの大会には優勝しても賞金がない。現在は企業のIT部門に週2日勤務し、残りの日々を練習と競技の普及活動に費やす。目指すのは競技かるたのプロ化。YouTubeや公開練習を通じてその必要性を強く訴え続けている。

タイトルを制覇した今、若手からベテランまでが打倒川瀬を掲げて挑戦してくる。彼にとって勝負とはなんなのか…2025年の3大タイトル戦に臨む「王者」を追う。

<プロフィール>
1994年、愛知県知立市生まれ。
3歳の頃まだ文字が読めるようになる前から百人一首の札に親しむ。4歳で競技かるたを始める。小学生のうちにA級選手に昇格。
2022年に第68期名人戦で初の名人位を獲得すると、その後も69期、70期と名人位を獲得。
2024年には名人位決定戦、全国選抜大会、全日本選手権の3大タイトルを全制覇。
趣味はボードゲーム。最もリラックスするのは妻と喫茶店でコーヒーを飲む時間。
イラストは、川瀬とも親交がある「ちはやふる」の作者、末次由紀さんによる。

©MBS

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