“令和のビッグカップル”が誕生!田中圭×中谷美紀「総理の夫」2021年秋公開決定

映画
2020年10月22日

映画「総理の夫」が2021年秋に公開されることが決定し、W主演を務める田中圭と中谷美紀、河合勇人監督、原作者・原田マハよりコメントが到着した。

原作は、山本周五郎賞・新田次郎文学賞の受賞作家である原田マハのベストセラー小説「総理の夫 First Gentleman」。物語の舞台は、すぐそこまで来ている近い将来の日本。42歳という、史上最年少にして史上初の女性総理が誕生する。

鳥類学者であるその夫は、ある日突然総理となった妻を微力ながら支えようとするものの、史上初のファーストジェントルマンとして自らも担ぎ上げられてしまい、順風満帆であった夫婦生活は結婚10年目にしてまさかの激変。政界という未知の世界で奮闘するさまを描くエンターテインメント作品だ。

主人公である「総理の夫」相馬日和役には、田中圭。総理となった妻の部下から監視され、メディアに追いかけ回され、日本中から熱視線を浴び…。最愛の妻や溺愛する鳥たちと過ごす時間もままならない、毎日が大騒動のトホホな夫を演じる。

そして、もうひとりの主人公「史上初の女性総理」相馬凛子役には、中谷美紀。愛する夫に支えられながら、この国の未来のため、全国民の幸せのために信念を燃やす。容姿端麗、頭脳明晰、完全無欠な日本のニューリーダーという役柄だ。

そんなふたりを軸に、登場人物の強いキャラクター像を引き出す演出に定評のある河合勇人監督が、取材に裏づけされた政界の確固たる世界観の中で、ユーモラスに物語を描いていく。

発表にあたり、田中は「個性豊かな癖の強い登場人物達に翻弄され、心温まるストーリーに胸打たれました。笑って泣けて、見てくださった皆様に元気になっていただけるヒューマンコメディです」と本作について語る。

中谷も「例え夢物語だとしても、ひとりの女性が、身体的、精神的、社会的ジェンダーに囚われることなくリーダーシップを発揮し、国民に奉仕する姿を、時に笑い、時に涙しながら演じた日々はとても幸せでした」と撮影を振り返った。

原作者の原田は「なぜ日本の総理は当たり前のように男性なのか?それをフィクションで覆してみたかった」と明かし、「日和役の田中さんはお茶目でまっすぐな役柄にぴったり。凛子役の中谷さんは書きながらイメージしていたのでとても嬉しい」と絶賛している。3名と河合監督からのコメント全文は、次ページを参照。

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