公開中の映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」より、主演兼ファイトコレオグラファーの岡田准一と柔術家・橋本知之の「超速肉弾戦バトルシーン」の本編映像が解禁された。
2019年の公開時、累計130万人以上を動員する大ヒットを記録した映画「ザ・ファブル」。2作目となる新シリーズ「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」は、アクション、キャスト、ハッピーな笑い、ストーリー全てをバージョンアップ。週末興行ランキングでは、3週連続邦画第1位を獲得し、シリーズ累計興収31億円を突破した。
本作の見どころは、随所にちりばめられたアクションシーンの数々。岡田は主演としてのみならず、ファイトコレオグラファーとして自らアクション制作に携わり、現場では共演者にアクション指導するその姿から「岡田師範」と呼ばれていた。
そんな岡田にとって「師匠」と呼べる存在が、ブラジリアン柔術の使い手である柔術家の橋本知之。本作では、橋本も劇中に登場し、岡田との「リアル師弟対決」が実現した。“弟子”である岡田について橋本は「ブラジリアン柔術をする前からいろんな格闘技をやっていたので、初心者とは思えないほどの腕前だった」と、そのポテンシャルに太鼓判を押す。
劇中で繰り広げられたこの「リアル師弟対決」の本編映像が特別解禁された。一言も発することなく、不気味にファブル(岡田)をにらみつける謎の男(橋本)。特製の拳銃を使うファブルに対し、謎の男は素手で戦いを挑む。銃弾をかわし、その後は激しい取っ組み合いの戦いへと移っていく。あまりの速さに目が追いつかないほどの「超速肉弾戦バトル」は必見だ。
この一連の格闘シーンの構築について、橋本は「岡田さんがシチュエーションを考え、そこにブラジリアン柔術で使う技がどのように入れられるかってことを、僕と岡田さんとで話し合って決めていきました」と明かす。
ブラジリアン柔術は、動きの地味さから映画にあまり取り入れられることが少ないと言われている。橋本は「確かに実際の試合は客観的に見ても地味。でも例えば実際の打撃と競技の打撃とでは違う。それと同じで、今回劇中で使用した寝技は、初動を早めに動いたりした。何が起きているか、具体的に分からなくてもすごいことをしているというのが伝わればいいと思った」と、超速肉弾戦バトルが誕生した経緯を語った。
岡田も「ブラジリアン柔術のデラヒーバからベリンボロという技があって、この技を使っている映画って、たぶん世界でもまだ他にはないんじゃないかな。専門家が見ればすごく沸くと思います」とこだわりのシーンについて語った。
https://youtu.be/oKoZic3Asi0
作品情報
「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」
全国公開中
出演:岡田准一
木村文乃、平手友梨奈、安藤政信
黒瀬純、好井まさお、橋本マナミ、宮川大輔
山本美月、佐藤二朗、井之脇海、安田顕、佐藤浩市
堤真一
原作:南勝久『ザ・ファブル』(講談社「ヤンマガKC」刊)
監督:江口カン
アクション監督:横山誠
ファイトコレオグラファー:岡田准一
企画・製作:松竹×日本テレビ
配給:松竹 制作プロダクション:ギークサイト
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©2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会