「ラ・ラ・ランド」プロデューサーとジア・コッポラ監督が初タッグ「メインストリーム」本編映像解禁

映画
2021年10月06日
©2020 Eat Art, LLC All rights reserved.
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10月8日(金)公開の映画「メインストリーム」より、本編映像が解禁。「ラ・ラ・ランド」も手掛けた本作のプロデューサー、フレッド・バーガーについて、ジア・コッポラ監督のコメントも到着した。

本作は、フランシス・F・コッポラの孫で、ソフィア・コッポラの姪、映画の名門一家の新星ジア・コッポラが放つ、YouTuberの狂乱を描いた衝撃作。監督デビューを果たした「パロアルト・ストーリー」に続く長編2作目で、2020年ヴェネチア国際映画祭にも正式出品され、全米公開時に激論を巻き起こした。

あふれ出る刺激的な言葉で見るものを翻弄する青年・リンクを怪演したのは、「アメイジング・スパイダーマン」の主役で大ブレーク、「アンダー・ザ・シルバーレイク」での怪演も記憶に新しいアンドリュー・ガーフィールド。ヒロイン、フランキー役には、イーサン・ホークとユマ・サーマンを両親に持ち、ファッションアイコンとしても人気のマヤ・ホーク。フランキーにひそかな恋心を抱く男友達役をナット・ウルフが演じ、YouTube制作の裏で巻き起こる、三角関係のドラマを盛り上げている。

解禁された本編映像は、フランキー(マヤ・ホーク)がさびれたコメディアンバーでの仕事に嫌気が差して、リンク(アンドリュー・ガーフィールド)と一緒に自転車で街に飛び出すシーン。LAという街の持つ解放的な空気を一緒に感じられる爽快感あふれるワンシーンとなっている。

さらに、本作のプロデューサーを務めたフレッド・バーガーについてジア監督からのコメントも到着。フレッド・バーガーは「ラ・ラ・ランド」でプロデューサーを務め、アカデミー賞6部門受賞と作品を成功に導いた一人。きらびやかで夢と希望にあふれた街・LAで若者たちが出会って恋をし、共に夢を追いかける姿を描き大ヒットを収めた「ラ・ラ・ランド」だが、同じくLAを舞台とした若者たちの青春映画である本作でも、フレッドはその手腕を遺憾なく発揮している。

ジア監督はフレッドとの出会いや彼との仕事について「彼はこの映画の救世主よ。変わったストーリーで、最初は協力してくれる人がなかなかいなかったからね」と振り返る。フレッドがキャリアをスタートさせたのは、ジア監督の叔母ソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」。その後「マリー・アントワネット」でもプロデューサーを務めている。幼い頃から祖父や叔母の撮影現場に足しげく通っていたジア監督は、撮影で衣装アシスタントなど仕事を手伝うこともあり「実は幼い頃から彼のことを知っているの。現場で出会っていたのよ」と明かした。

さらに「その後、別の作品で彼のところに相談に行って、その時は一緒に仕事をすることにはならなかったけど、『メインストリーム』の脚本を送ったら“いいね!”とすごく気に入ってもらえて、そこから全てが始まったの。編集など全てにおいてアドバイスをくれたし、ユーモアのセンスもあるし、今ではいい友人よ」と語っている。

「メインストリーム」本編映像

作品情報

「メインストリーム」
10月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー

配給:ハピネットファントム・スタジオ

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