ヘンリー・ゴールディング主演「MONSOON/モンスーン」日本公開決定&キービジュアル解禁

映画
2021年10月17日
©MONSOON FILM 2018 LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE 2019
©MONSOON FILM 2018 LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE 2019

ヘンリー・ゴールディングが主演を務める映画「MONSOON/モンスーン」が、2022年1月14日(金)より日本で公開されることが決定。キービジュアルが解禁された。

30年ぶりにサイゴン(現ホーチミン)へ帰郷した主人公がアイデンティティを探す旅路を、圧倒的な映像美でつづった本作。変わり果てた街になじめず、どこか旅行者のような主人公・キットを演じたのは「クレイジー・リッチ!」(18)で注目を浴び、「G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ」の主演に抜てきされたヘンリー・ゴールディング。自身がイギリス人の父とマレーシア人の母を持つことから、キットの持つ複雑なアイデンティティに強い共感を抱いたという。

監督は「追憶と、踊りながら」(14)のホン・カウ。カウもまたキット同様に、カンボジアから逃れてベトナムに渡った後、8歳まで同国で過ごし、”ボート難民”として渡英した過去を持つ。

キットのアイデンティティをめぐる旅は、現代ベトナムを映し出した魅力的な風景を通してより深められる。サイゴンには、大量のバイクが道路を行き交い、巨大なビルが立ち並ぶ一方、ハノイは、古い町並みを残す。

前者では新世代が活躍し、後者では旧世代が昔ながらの暮らしを営んでいるが、年齢的には新世代に属するキットが心安らぐのは後者。そこには彼にとって、懐かしい景色がまだ息づいている。故郷にいながらも孤独を感じているキットが、過去の面影を巡る旅の中で見つけた”自分”とは。

解禁されたキービジュアルには、ベランダから故郷・サイゴンの街を眺めるキットの後ろ姿が収められている。過去の傷を抱えながら生きてきたキットの、郷愁の想いや未来への希望を感じさせる表情が印象的だ。

作品情報

「MONSOON/モンスーン」
2022年1月14日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

配給:イオンエンターテイメント

公式HP:MONSOON-MOVIE.COM

©MONSOON FILM 2018 LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE 2019