田中圭、永野芽郁を「いじり倒して困らせたい」 映画「そして、バトンは渡された」舞台あいさつ

映画
2021年11月06日

©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会

公開中の映画「そして、バトンは渡された」の大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、永野芽郁と田中圭が登壇した。

本作は、2019年の本屋大賞を受賞した瀬尾まいこによるベストセラー小説の映画化。。主演の永野は、原作の大ファンで「この役は絶対に自分が演じたい!」と熱い想いを実現させた。永野は、田中と血のつながらない父娘を感動的に演じる。また、石原さとみが物語のキーパーソンとなるシングルマザーで初の母親役に挑戦。さらに子役の稲垣来泉、岡田健史、市村正親や大森南朋と、若手からベテランまで豪華キャストが集結した。監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(18)の前田哲、脚本は橋本裕志が務める。

10月29日(金)に公開を迎え、初週3日間の興行成績は、動員16万1377人、興行収入2億1595万9540円となり、土日興行収入ランキングでは、実写邦画1位を記録。

本作について2人の周りからも大きな反響があったようで、永野は「ここにくるまでの間に、観に行ってきたよと友人から連絡があって、泣きすぎてマスクがびしょびしょで、替えのマスクを持ってくれば良かったと言っていました。友達も泣いてくれるんだな、と嬉しかったです」と喜びを語れば、田中も「引くぐらい泣いたとか、何回泣いたよとか言ってくれる人が多いです。泣くポイントが沢山あるんですよね!」とコメント。そして、元々原作のファンで主人公・優子役を永野に演じてほしいと熱望していた永野の母も作品を鑑賞したらしく「母から電話がかかってきて、3秒間くらい沈黙だったんです。間違い電話かと思っていたら、鼻が詰まっていて本当に泣いてたんだなという声で、『泣きました~』と喜んでいました(笑)」というエピソードを明かしてくれた。

今回、永野と田中は初共演で血の繋がらない親子役を好演。永野は「元々田中圭さんという方を知ってましたし、いつかご一緒できたらいいなと思っていたんですが、初めて現場でお会いして、一瞬で田中さんを好きになる魅力が爆発している人だなと思いました。そんな人が自分の父親役を演じてくれて本当に嬉しかったです。森宮さんは優しくて温かくて、優子だけじゃなく、周りの皆を気づかないうちに包んでくれているような人だなと思っていたので、すごくぴったりで、ただ安心して付いて行こうと思いました」と、田中を絶賛。照れくさそうな田中も「芽郁ちゃん自身も、優子ちゃんみたいにずっとキラキラした笑顔を見せていて、現場も明るかったですし、一緒にお芝居をしているときも、完成品を観ても優子ちゃんのお父さん役を演じさせていただいて良かったなと、どや顔したくなりました(笑)本当に幸せでした」と、相思相愛な2人の信頼関係をみせた。

お互いの似ている部分についての話題では、永野が「お芝居の向き合い方が似ているなと思った、と田中さんが言ってくださったことがあり、すごく嬉しかったです」と話すと、田中は「現場でのスタンバイ中から本番が始まるまでの自分の持って行き方だったり、アプローチのぶつけ方や受け取り方が、いい意味で女優さんぽくなく、切り替えが自然ですごく好きでした」と共感した理由を明かす。

さらに、次はどういう役で共演してみたいかと聞かれると、永野は「上司と部下をコメディで演じたいです!」と回答。それに対して田中は「芽郁ちゃんをいじり倒したいです。台本に無いこととかを言って、シンプルに困らせたいです(笑)」と想像を膨らませた。

今回のイベントでは、感謝の気持ちを込めて、2人から観客へのサプライズを実施。「私達からの感謝の気持ちを込めた、メッセージカードです!」と、仲睦まじい森宮親子の写真入りメッセージカードが贈られた。すると今度は、観客から永野と田中への逆サプライズが。会場一面が感謝の意味を込めた花に包まれた。永野は「うわーすごい! お花の種類が違う! 私達にもサプライズをしてくれるなんて、ありがとうございます!」と笑顔をみせ、田中も「びっくりしました! 嬉しいです!」喜びをあらわに。

そして最後に、「皆さんが花言葉で気持ちを伝えてくれて、私達も今、すごく温かい気持ちになり嬉しいです。映画を通して心を温めることだったり、愛情を受け取ったり渡したりすることが、改めて素敵なことだと伝わればいいなと思います。この映画を観たことによって、皆さんの毎日が素敵で温かいものになりますようにと願っています」と、永野があいさつ。田中は「美しく清らかで温かい気持ちになれるのってすごく素敵だなと思いますので、映画を観ていただいて、この気持ちを自分の中で大事に持って帰ってください。そしてこの温かさを分けてあげられるように、周りの皆さんにも勧めてくれたら嬉しいです。この映画に込められた愛がもっと多くの人に届けばいいなと思います」とメッセージを送った。

イベント概要

映画「そして、バトンは渡された」大ヒット御礼舞台あいさつ
2021年11月4日(木)新宿ピカデリー
登壇者:永野芽郁、田中圭

作品情報

映画「そして、バトンは渡された」
公開中

公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/soshitebaton-movie
公式Twitter:@baton_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/yuko_baton_movie

©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会

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