池田エライザが圧倒的な歌唱力でジャズの名曲を披露 永瀬廉主演「真夜中乙女戦争」本編映像解禁

映画
2021年12月24日
©2022「真夜中乙女戦争」製作委員会
©2022「真夜中乙女戦争」製作委員会

永瀬廉(King & Prince)が主演を務める映画「真夜中乙女戦争」(2022年1月21日(金)公開)より、池田エライザが劇中挿入歌「Misty」を披露する本編シーンが解禁された。

本作は10代・20代を中心に圧倒的支持を受ける作家・Fの初の同名小説を映画化。“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描く。

永瀬が主人公の大学生”私”を演じるほか、主人公が恋心を抱く“かくれんぼ同好会”で出会った凛々しく聡明な”先輩”役を池田、一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”役を柄本佑が担当。脚本・監督は「チワワちゃん」(19)、「とんかつDJアゲ太郎」(20)など話題作を手掛けた二宮健が務める。主題歌は、ビリー・アイリッシュが今年7月に発売したニュー・アルバムの表題曲「Happier Than Ever」に決定した。

解禁されたのは、互いにひかれ合いつつも“黒服”の存在により、“先輩”と”私”がお互いの気持ちが見えず疑心暗鬼になりつつある中、東京が破壊されるクリスマスイブの前日に、バーで“先輩”がジャズのスタンダードナンバー「Misty」をしっとりと歌い上げるシーン。

“先輩”の様子をじっと見つめる“私”。その二人の表情に本当の想いが垣間見え、クリスマスのデートとしては切なすぎる名シーンに。その圧倒的歌唱力から音楽活動も本格的にスタートさせた池田が、本作でもその類いまれな才能を存分に披露している。

”先輩”の心情を見事に表現するかのように、本番前に感情が高ぶり思わず涙しながら撮影を行っていた池田。歌唱した「Misty」について「”先輩”の“私”に対する心情を表しており、“私”のことが気になるのに“私”がどこで何をしているのかが分からず、自分の気持ちも含めてかすんでいるようで、曲の歌詞とリンクしている」と語っている。

二宮監督はジャズスタンダートの「Misty」を起用した理由について「“先輩”自身がひかれつつある“私”に対する期待と不安。“私”は、自分のよりどころなのか、それとも最大の敵なのか。そして、“先輩”自身が引き返せない状況に来てしまい、迷子になってしまっていること。引き裂かれそうなアンビバレントな気持ちを抱えつつも、今夜はロマンを魅せながら歌いたい。そんな瞬間を表現できたら」と明かした。

また、公開された映像では、本編にはない原作者Fによる「Misty」の日本語意訳歌詞が添えられており、本シーンの“先輩”の気持ちに沿った歌詞も注目ポイントの一つとなっている。

「真夜中乙女戦争」本編映像

作品情報

「真夜中乙女戦争」
2022年1月21日(金)公開

公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/mayonakaotomesenso/
公式Twitter:@mayonaka_otome
公式Instagram:mayonaka_otome

©2022「真夜中乙女戦争」製作委員会

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