阿部サダヲ×上戸彩×玉森裕太「シャイロックの子供たち」場面写真&特別メイキング映像解禁

映画
2022年12月22日
©2023 映画「シャイロックの子供たち」製作委員会

2023年2月17日(金)公開の阿部サダヲ主演映画「シャイロックの子供たち」より、場面写真と特別メイキング映像が解禁された。

原作は累計発行部数60万部を突破した池井戸潤による小説「シャイロックの子供たち」(文春文庫)。池井戸が「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、原点にして最高峰とも言える作品が、満を持して映画化される。

制作に当たっては、2018年に大ヒットを記録した「空飛ぶタイヤ」の本木克英監督らメインスタッフが再集結。主演の阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太をはじめ、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介と、日本を代表する俳優陣が勢ぞろいした。

©2023 映画「シャイロックの子供たち」製作委員会

舞台となるのは、東京第一銀行の小さな支店。現金紛失事件が発生し、ベテランお客様係の西木(阿部)は、同じ支店の北川(上戸)や田端(玉森)と共に、事件の真相を探ることに。

一見、平和に見える支店だが、出世コースから外れた支店長・九条(柳葉)、超パワハラ上司の副支店長・古川(杉本)、エースだが過去の客にたかられている滝野(佐藤)、調査に訪れる嫌われ者の本店検査部・黒田(佐々木)など、一筋縄では行かない行員ばかりだった。

調査の結果、西木はひとつの真相にたどり着くが、それはメガバンクにはびこる、とてつもない不祥事の始まりに過ぎなかった。映画版では小説と展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーで展開していく。

©2023 映画「シャイロックの子供たち」製作委員会

阿部が演じる西木は、東京第一銀行の小さな支店のベテランお客様係。穏やかな人柄で課内を明るく盛り上げようとくだけた態度を見せることもある一方、部下たちが感じるささいな違和感にも気づくなど、洞察力が鋭い一面も持つキャラクターだ。先日、解禁された予告編では、「やられたら倍返し!」と発言するシーンが話題になるなど、何やら穏やかなだけではない様子も。

上戸が演じる北川は同支店に籍を置き、上司の西木から「俺が知る限り、最も堅実な行員です」と言わしめる、真面目で誠実な女性行員。締切を過ぎたものや記入に不備がある入金伝票はしっかりと突き返すなど正義感も強いが、支店で起きた現金紛失事件では犯行を疑われてしまう。

そして玉森が演じる田端は、営業として投資信託などを担当している行員。パワハラが横行する現在の職場に少々不満を抱えながらも、一生懸命支店のために働いていた。しかし、現金紛失事件に関与する人物として故意・過失を問わず疑われることになり、この事件を機にメガバンクの闇に広がる真相を突き止めていく。

新たに解禁されたのは、そんな3人がそれぞれが仕事に向き合う姿が切り取られた銀行内でのシーン。さらに3人でパソコンを見て大きく驚く様子や、携帯電話と小さなハガキを手に何かを調べ、真相に迫る3人の姿が捉えられている。

また、阿部らキャスト陣のコメントとともに編集された特別メイキング映像も解禁。12月23日(金)より、松竹系映画館の幕間に上映される。

©2023 映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
映画「シャイロックの子供たち」特別メイキング映像

作品情報

「シャイロックの子供たち」
2023年2月17日(金)全国公開

原作:池井戸潤『シャイロックの子供たち』(文春文庫)
主演:阿部サダヲ
出演:上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介 ほか
監督:本木克英
脚本:ツバキミチオ
音楽:安川午朗
主題歌:エレファントカシマシ「yes. I. do」(ユニバーサルシグマ)
製作:映画「シャイロックの子供たち」製作委員会

©2023 映画「シャイロックの子供たち」製作委員会

公式サイト: movies.shochiku.co.jp/shylock-movie/
公式Twitter: @shylock_film