福山雅治初のライブフィルムが24年1月公開!自身が監督を務め、23年夏の武道館公演「言霊の幸わう夏」を物語化【コメントあり】

映画
2023年11月28日
「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」

福山雅治初のライブフィルム「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さき)わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」が、2024年1月12日(金)先行上映/1月19日(金)全国公開(4週限定)。自身で監督も務めた福山からコメントが到着した。

20代・30代・40代・50代の各年代でアルバム1位を達成し、男性ソロアーティスト総CD売上歴代No.1の記録を持つなど、日本を代表するアーティストの一人・福山雅治。1990年のデビューから30年を超えた今も精力的に音楽活動を行い、活躍の場は音楽の場にとどまらず、ドラマや映画、ラジオなど多方面でデビューから最前線で活躍し続けている。

そんな福山が2023年の夏に開催した「言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」が、福山自身が監督を務め、初のライブフィルムとして劇場公開される。

「言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」は、福山とファンにとって、3年半もの間コロナ禍で長く制限されていた声出しが解除されて初のライブ。福山に届いた多くの歓声、熱狂と興奮が会場を埋め尽くし、観客1人ひとりとつながったあの夏が、新たな映像作品として劇場でよみがえる。

本作はライブの総合演出、映像、音の全てを福山自身が監修。実際のライブを40台以上のカメラで360度全方位、日本武道館史上初となる、アリーナに観客を入れた状態でのドローン撮影(会場の規定に沿った形で実施)するなど、ハイクオリティの映像が収録された。

さらにDolby Atmos®(ドルビーアトモス)の最高の音響技術を駆使し、細部に至るまで徹底的にこだわって理想の音の表現を追求した。

福山が目指したのは、ライブを見ているような擬似体験ではなく、「“ライブを超えたライブ”体験」。自身の脳内にある“理想のライブの音”、“理想のライブ演出、そして映像世界” を追求した究極の“ライブを超えたライブ”を、最新のテクノロジーを駆使して映画化すること。

本作には映画ならではのストーリー性も盛り込まれており、俳優・柊木陽太(ひいらぎ・ひなた)が演じる「少年期の福山雅治」が作品の鍵を握る。柊木は、23年4月期日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS)にて、福山演じる皆実広見(みなみ・ひろみ)の少年期を担当している。

また、随所に故郷長崎で撮影された美しい実景のインサートやCG演出も施され、これらの要素が組み合わさることで、ライブそのものを素材にし、究極の“ライブの理想像”を追求した映画作品が誕生した。

公開決定に併せて、ポスタービジュアル&予告編も解禁。ビジュアルに描かれるのは、柊木演じる少年期の福山と、2023年現在の福山、そして観客の姿。福山がかつて音楽へと憧れていた少年時代。今、ステージで多くの人へ音楽を届ける福山。そして会場を埋め尽くし、ライブを存分に楽しむ観客。そんな福山が本作に込めた思いが表現されたビジュアルとなっている。

武道館に訪れる少年のシーンから始まる予告編では、自身の夏曲の代表する一曲「虹」をはじめ、映画「名探偵コナン ゼロの執行人」主題歌「零 -ZERO-」、間もなく公開を迎える映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」主題歌「想望」(12月4日(水)デジタルリリース)などが。

福山がこれまで生み出してきた数々の楽曲たちが、ドローン映像や360度映像、福山本人が総合演出を手がけるステージ上のさまざまなシーンが収められ、より一層期待が高まる映像となっている。

「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」ムビチケデザイン

そして、ムビチケカード2種(通常版[一般販売デザイン]とファンクラブ版[オフィシャルファンクラブ限定デザイン]の発売も決定。ライブの1シーンを切り取った、それぞれ異なるムビチケ限定デザインとなっている。

12月8日(金)より、通常版は本作が上映される劇場およびオンラインにて販売。ファンクラブ版は、アーティストオンラインショップ「A!SMART(アスマート)」にて販売される。

また、全国公開に先駆け、2024年1月12日(金)から1月18日(木)まで全国のドルビーシネマ他で実施される先行上映分の座席指定チケットが、12月25日(月)から発売。本作を一足早く鑑賞できる貴重なプレミアチケットとなっている。

福山のコメントは下記に掲載。

予告編(60秒)

福山雅治 コメント

1年ほど前に「そのライブ会場で音を聴いているような音響でライブフィルムを作りませんか?」というお話をいただきました。初めてその提案を聞いた時、正直全然乗り気ではありませんでした。オーディエンスの皆さまにとってのライブでの熱狂と興奮は、本物のライブにしかないと思っていたので、わざわざ映画にする意味がどこにあるのだろう? と。
それでも「どうアウトプットするかは後から決めることにして、まずは最新の機材でライブ映像を収録してみませんか」というスタッフの後押しもあり、プロジェクトがスタートしました。
動き始めた以上、ライブの総合演出を担う自分がこの作品のテーマを考えるのは当然のことです。そこでまず、日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』で皆実広見の子供時代を演じてくれた俳優の柊木陽太さんに「少年時代の福山」を演じてもらうことを提案しました。そうすることで「少年期の自分が、2023年の自分に会いに行く」という物語を付加することができました。
そして「Dolby Atmos」の音響をほぼ完全再現できるスタジオでの作業を行う過程で、やっとこの映画作品を作る意味・意義が自分の中で明確に見えてきました。この作品を通じて届けたいのは、まるでライブ会場にいるかのような擬似体験ではなく、「僕の脳内にある“理想のライブの音”、“理想のライブの映像世界” を追求した、究極の“ライブを超えたライブ”」を2023年の最新のテクノロジーによって体験していただくこと。
本作の本質にたどり着けたこと、そして作品の全責任を担うという意味で、結果的に自らを「監督」とさせていただいております。
究極の“ライブの理想像”を追求した映画作品、「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」完成まであと少しのところまで来ています。公開を乞うご期待。

作品情報

「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」ポスタービジュアル

「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さき)わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」
2024年1月12日(金)ドルビーシネマ他にて先行上映
2024年1月19日(金)全国ロードショー(4週限定)

監督:福山雅治
出演:福山雅治、柊木陽太
配給:松竹
製作:アミューズ