ボブ・マーリー生誕75周年!偉大な功績をたどる番組をWOWOWで一挙放送

音楽
2020年07月16日

ジャマイカ出⾝のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーの⽣誕75周年を記念して、その偉⼤な功績をたどるライブ番組などをWOWOWで⼀挙放送する。

ジャマイカからレゲエの先駆者として、⾃由と愛を歌として掲げたボブ・マーリー。その歌とメッセージは、レゲエの枠を超えて政治をも動かす⼒を持った。1970年代を代表するミュージシャンである彼は、現在まで数多くの⼈々に多⼤な影響を与え、その⾳楽は語り継がれている。彼の⽣誕75周年を迎える2020年、その偉⼤な功績をレガシーでたどった番組を8⽉30⽇(⽇)に⼀挙放送。

8⽉30⽇(⽇)午後6時30分からは『ボブ・マーリー「キャッチ・ア・ファイヤー」ドキュメンタリー』を放送する。1973年にイギリスのアイランド・レコードから発売され、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのワールドワイド・デビュー作となったアルバム『キャッチ・ア・ファイヤー』。

それまでジャマイカのローカルな⾳楽だったレゲエが欧⽶、そして全世界に知られるきっかけとなったエポックメイキングな同アルバムはいかにして⽣まれたのか。バンド・メンバーなど関係者の証⾔や貴重な映像で『キャッチ・ア・ファイヤー』の真実に迫るドキュメンタリーだ。

だが『キャッチ・ア・ファイヤー』は、コアな⾳楽ファンやミュージシャンには⽀持されるも、商業的な成功は得られなかった。彼の熱い歌が世界を席巻したのは、1975年発表の傑作ライブアルバム『ライヴ!』の⼤ヒットがきっかけだ。

それに優るとも劣らない名演として知られるのが、1977年7⽉にロンドンのレインボー・シアターで⾏なわれたライブである。その映像を収めた『ボブ・マーリー ライブ・アット・ザ・レインボー 1977』を次に放送。アルバム「エクソダス」のリリースに伴うツアーのハイライトとなったこのライブは、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの絶頂期を捉えた傑作と言えるだろう。

⽮継ぎ早にリリースされる⼒作アルバム、いまだに語り継がれる1979年4⽉の初来⽇公演を経て、ボブ・マーリーの全盛期はまだまだ続くと思われた1980年9⽉、アルバム『アップライジング』リリースに伴うワールド・ツアーを⾏なっていたボブ・マーリーはニューヨークで倒れ、脳腫瘍と診断される。

そして翌1981年5⽉11⽇に、彼は36歳の若さでこの世を去ってしまった。その最後のツアーから、1980年6⽉13⽇にドイツのドルトムントにあるヴェストファーレン・ホールで⾏なわれたライブの模様を収めた『ボブ・マーリー アップライジング ライブ! 1980』を続けて放送。全盛期と変わらぬ熱量の歌唱を聴かせる、最晩年の雄姿が輝きを放つ。

ジミー・クリフ

 

さらに『レゲエ・セッション 伝説のジャマイカの夜 バニー・ウェイラー、ジミー・クリフ、ジギー・マーリー、サンタナ』も放送。レゲエ・シーンの実⼒者とレゲエをリスペクトするアーティストが結集し、1988年にジャマイカのフォート・チャールズで⾏なわれた⼀⼤レゲエ・セッションの映像だ。

出演はボブ・マーリーとともにレゲエを世界に広めたジミー・クリフを筆頭に、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのバックコーラスを務めたアイ・スリーズらマーリー・ファミリー、ソウルフルなトゥーツ・ヒバートというレゲエ・レジェンドたち。加えて、ネヴィル・ブラザーズとカルロス・サンタナの興味深い共演まである豪華版だ。クリフの代表曲「ハーダー・ゼイ・カム」を全員で歌うラストまで、⾒どころ満載となっている。

<放送情報>
■ボブ・マーリー「キャッチ・ア・ファイヤー」ドキュメンタリー
WOWOWライブ
2020年8⽉30⽇(⽇)後6・30

■ボブ・マーリー ライブ・アット・ザ・レインボー 1977
WOWOWライブ
2020年8⽉30⽇(⽇)後7・30

■ボブ・マーリー アップライジング ライブ! 1980
WOWOWライブ
2020年8⽉30⽇(⽇)後8・45

■レゲエ・セッション 伝説のジャマイカの夜 バニー・ウェイラー、ジミー・クリフ、ジギー・マーリー、サンタナ
WOWOWライブ
2020年8⽉30⽇(⽇)後5・30

番組詳細:https://www.wowow.co.jp/special/016543

<WEB>
WOWOW公式サイト:https://www.wowow.co.jp/

© Manfred Becker
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