八方不美人「“逃れられない沼にはまる快感”をご堪能ください」新曲配信&MV公開

音楽
2021年08月14日

作詞家・及川眠子と作曲家・中崎英也のプロデュースの新宿2丁目発ドラァグクイーンによる本格派ディーヴァユニット・八方不美人が、8月14日(土)に新曲「沼」を配信リリース。合わせて、ミュージックビデオも公開した。

新曲「沼」は、メンバーが自ら語るとおり、沼のような男への愛憎をたっぷり詰め込んだ「恨み節ソング」。それでいて、八方不美人だからこそ歌えるどこか懐かしさも感じさせるような楽曲となっている。

また、配信と同時に解禁されたMVには、Lady GAGAのバックダンサーを日本人として初めて務め、Lady GAGAのMVにも出演した「IG」が出演・振付として参加している点にも注目だ。

奥多摩の貯水池で、映像集団「エキゾチカ(監督:ホンマカズキ)」が手掛けた独特な世界観の中で繰り広げられる映像は、まさに見る者を一度はまったら抜け出せない沼へと引きずり込むような魅力を漂わせている。

今回の発表に合わせて、八方不美人のメンバーと作詞の及川眠子、作曲の中崎英也からコメントも到着した。それぞれの全文は、次ページに掲載。

動画

八方不美人「沼」MV

エスムラルダ(八方不美人) コメント

八方不美人、2年ぶりの「恨み節ソング」。これまで何人もの沼男たちに煮え湯を飲まされてきた私、ありったけの想いを込めて歌いました……!
沼男(もしくは沼女)にハマったことがある方もそうでない方も、ぜひそんな心の叫びをお聴きください! スペシャルゲストを迎えてのMVも必見です。

ドリアン・ロロブリジーダ(八方不美人) コメント

人生のそこかしこに突如現れる“沼”。
誰かを沼にはめさせていたはずが、気付けば自分の方がずっぽりとはまっている…なんていうことも。
そんな経験をお持ちの方もそうでない方も、ぜひこの新曲を通して、“逃れられない沼にはまる快感”をご堪能くださいませ。

ちあきホイみ(八方不美人) コメント

やっぱりこの手のドロドロ系マイナー調が似合うアタシたち。タイトルもズバリ『沼』!
振り返れば沼のような恋愛しかしてこなかったあたしには、レコーディングの際も何とも言えない“しっくり感”がありました。
それでも「泥より出でて泥に染まらない」、凛とした蓮の花のような女装たちの美しさに、楽曲・MVともにぜひご注目ください!!

中崎英也(作曲・編曲) コメント

この曲は八方不美人の王道を行く曲ということで作りました。
八方は3人のユニットなのでそれぞれの個性を一曲の中に詰め込み、少し懐かしい歌謡曲テイストにしてみました。
今回は今までの楽曲よりも力強く、何回聴いても飽きのこない曲に仕上がってるのではと思います。

及川眠子(作詞) コメント

八方不美人の楽曲に関しては、デビュー当初よりLGBTQだからドラァグクイーンだからという前提では詞を書いておらず、ともすればどこにでもありがちな恨み辛み妬み嫉みを主なテーマとしてきてます。今回はそういった意味で、彼らの「王道」をいく楽曲です。
美しさも醜さも汚さも全部ひっくるめての「愛」。自虐性も交えてそれらを歌として吐露することで、ほんの少しでいい、人生の沼で足掻いてる人たちの共感を得られればと願っています。

リリース情報

Digital Single「沼」
2021年8月14日(土)配信開始
※一部配信日が異なるサービスあり

WEB

公式サイト:https://happofubijin.com