大みそかに放送の『第73回NHK紅白歌合戦』（NHK総合 午後7時20分～11時45分）のリハーサルが行われ、King & Princeが囲み取材に応じた。
5度目の『紅白』出場となるKing & Prince。まず、今回披露するグループ初のミリオンセールスを記録した楽曲「ichiban」について、平野紫耀は「アルバム収録曲で、僕らもあまり（『紅白』で歌うことを）予想していなかったのでびっくりな気持ちもあるんです。でも、この曲に込めている思いというのは、僕らにとっても皆さんにとっても強いものなので、いい年越しができるような迫力のあるパフォーマンスができたらなと思っています」と意気込みを語った。
また、永瀬廉は「今回の『紅白』のために、振付師のRIEHATAさんと相談させてもらって構成を変えた部分が最後の方にあったりするので、またそこは新しい、今までに見たことない『ichiban』なのかなと。そこが見どころの一つだと思います」と明かした。
そんなKing & Princeの2022年の活動について、神宮寺勇太は「すてきな1年だったよね」と振り返る。髙橋海人も「ライブもドームとアリーナの2回させていただきましたし、それこそこの『ichiban』という曲をきっかけに自分たちの新たな武器というか、パフォーマンス面で自分たちの力を発揮できるような楽曲と出会えたので、King & Princeとして充実した1年になりました」と語った。
また、会見ではそれぞれが今年一年を表す漢字一文字を発表。神宮寺は「『毛』。本当に自分事でありますが、髪の毛を伸ばさせていただきました。そして、新たに今年ちょっと始めたことがありまして…眉毛サロンに行き始めました」と『紅白』会見のために取っておいたというネタを初告白。それを聞いた岸優太は「どうりできれいだもんね」と深く感心。平野が「いろんな出場者の方がいらっしゃると思うけど、眉毛サロンの話するのおまえだけだと思う」とツッコむと、神宮寺は笑顔で「（眉毛の）ラインをしっかり見ていただきたいです」とアピールした。
その後、神宮寺が額を見せて眉毛を披露すると、メンバーは「きれい！」と興味津々に神宮寺の顔を覗く。永瀬が「なんて言ったの？ 形はどういうふうにしてとか…」と問いかけると、神宮寺は「僕の輪郭にあった感じにしてくださいと伝えました。黄金の眉毛です」と。それを聞き、永瀬は「これ以上ない眉毛やな。素晴らしい！」と絶賛したが、平野は声を押し殺して爆笑していた。
永瀬の一文字は「『舞』。2022年はKP史上一番踊ったなという気がします。本当に難易度が高いダンスに、すごく挑戦させていただいたなと。そして、ドームであったりアリーナであったり、年の最後には『紅白』という素晴らしい舞台に立たせていただけてることへの感動も含めて、『舞』でお願いします」と思いを語った。
平野は悩んだ末に『観』をチョイス。「いろんなステージを見てもらったんですけど、それらにかける時間はすごく長くて。毎公演終わる度にちょっと寂しくなるというか。それぐらいちゃんと時間をかけて作ったライブができました。あと俺、これまでは1人行動ができなかったんですけど、今年初めて1人で映画館に行けるようになったんです。大好きなヒーローものなんですけど、そのヒーローのためなら僕も1人で行動できるようになりましたね。僕、1人ご飯とか何もできないんです」と。
そんな平野に、永瀬が「ごめんなさい、『観』はどこに入っているんですか？ 1人でご飯に行けるようになったというのは…」とツッコむと、間髪入れずに岸が「鑑賞するんだよね、ご飯をね」とフォロー。永瀬も「なるほど！そこに入っていましたか」と納得し、平野は「観てもらったり観たり、いろんなものが混ざった一年でした」と振り返った。
髙橋は「『潜』ですね。ダイビングの免許を取ったんですけど、初めていろんな海に入ったらすごく感動して。自分の知らない、こんなに広い世界があったんだなと。あとは、昨日ベッドに潜ったときに今日がワクワクしすぎて全然寝れなかったです」と笑顔で報告。永瀬が「かわいいですね」とフォローすると、髙橋も「かわいらしいエピソードで」と自画自賛し、はにかんだ。
最後に、岸が「『百』と書いてミリオンですね」と笑顔で報告。「今年は本当にたくさんの方々のおかげでミリオンが取れましたし、あとはこの『紅白』を通して思い切りパフォーマンスをやって、たくさんの方々に恩返しができたらなと思っています」と強い思いを明かした。
『第73回NHK紅白歌合戦』は「LOVE & PEACE －みんなでシェア！－」をテーマに、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で、2022年12月31日（土）に放送される。
