【紅白リハ】なにわ男子・大橋和也が“主張”する「笑」で包まれた初出場会見「笑うことってすごい幸せやな」

音楽
2022年12月28日
『第73回NHK紅白歌合戦』なにわ男子
なにわ男子(前列左から)大橋和也、道枝駿佑、西畑大吾、大西流星(後列左から)藤原丈一郎、長尾謙杜、高橋恭平

大みそかに放送の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合 午後7時20分~11時45分)のリハーサルが行われ、なにわ男子が囲み取材に応じた。

『紅白』初出場となるなにわ男子は、デビュー曲「初心LOVE」を披露する。まず、グループを代表して道枝駿佑が「僕たちは今回初出場なので、7人らしく、なにわ男子らしく皆さんにラブとピースをお届けできたらなと思っております」とあいさつ。

なにわ男子は2019年、ジャニーズJr.のころに関ジャニ∞のバックとして『紅白』に出演した経験がある。西畑大吾は当時と今回を比較し、「その時は右も左も分からない状態でNHKホールに来たので、本番は瞬間的に終わったようなイメージだったんですけど、今回はリハーサルに参加させていただきまして、いつもいるNHKホールとはまた違った風景に見えました。緊張しましたが、いいリハーサルになったのではないかなと思います」と語った。

また、「(『紅白』のリハーサルのバックステージで)ミッキーに会いました」と明かす西畑。長尾謙杜も「めちゃくちゃかわいかったです」と、『紅白』のリハーサルならではのエピソードを披露した。続けて、長尾は2022年の活動について「グループ、そして個人でもたくさんの経験をさせていただいたのでら大きくなれた1年だと思います」と振り返った。

会見では、それぞれが今年一年を表す漢字一文字を発表。大西流星は「『輝』。デビュー1年目で本当にいろんな現場に行かせていただいたり、テレビもコンサートも音楽番組も、本当にキラキラした世界で歌わせていただいて、この一年で輝きが増したのかなと思います。いろんなお仕事をしていく中で“今アイドルしているな”と実感することが多かった一年でした」と。

高橋恭平は「『色』。この1年でグループとしての色も出ましたし、一人一人、個人としてのやりたい仕事だったり、得意なことや好きなことも魅力になった1年だったかなと思います。7色“レインボーだぜ”みたいな」と語り、そのワードセンスに、長尾が「軽いな~」と笑顔でツッコミを入れた。

西畑は「『親』。大阪から東京に来させていただいて、両親のありがたみというものをより感じた1年だったなと。お仕事から帰って来た時にご飯がある温かみとか、お風呂ができている温かみは一人暮らしを始めてから全然感じられなくなってしまいましたね。親孝行な部分で言うと、大阪に帰ったときに一緒にランチに行ったり、ふるさと納税でみかんを送ったり。あとは何と言ってもこの『紅白』に初出場をさせていただくというのが一番の親孝行になったと思います」と。

長尾は「生まれるの『生(う)』です。いろんな経験をさせていただいて僕たちの中でもたくさんのことが生み出すことができたなと思いますし、なんと言ってもデビュー曲が『初心LOVE』で、たくさんのところで歌わせていただいて。今回の『紅白』でも歌わせていただきます」と語った。

道枝は「『忙』。今年1年は去年よりも、メンバー個人としてもグループとしても本当に忙しくさせていただいた1年でした。そして一人一人がなにわ男子の入り口となってグループに還元できた一年だったなというのを強く感じます」と振り返った。

藤原は「そうですね…ちょっと分かりづらく言うと一歩の『歩(ぽ)』ですかね。歩くじゃなくて“ぽ”です」と。「初のライブツアーを9会場39公演させていただいて、僕ら自身も実際にその会場へと歩いてその場に行きました。そして、個人的には野球が大好きなのですが、野球の会場にも足を運んだという意味で、一歩一歩夢がかなってるかなって意味を込めて『歩』にします」と説明した。

そして最後を締める大橋が「僕は笑うの『笑(わらう)』です」と語り始めると、喉がかれてしまうハプニングが。藤原に「1番大事なところが擦れんといて」とツッコまれつつ、「今年は笑うことがすごく多かったのですが、笑うことってすごい幸せやなって感じたので『笑』です」と。

続けて「みんなで忘年会に行ったりもしたんですけど、そこで7人で笑い合える感じがすごいいいなと思って。来年、再来年もずっとずっと、メンバーもそうやし、僕たちを見てくださる人たちも笑っていけるような、僕たちでありたいなって思うので、ぜひぜひ、『笑』を…主張します」と語ると、思わぬ着地に「ぜひぜひ主張します!?」とほかの6人から総ツッコミを受け、会場が『笑』に包まれた。

また、多忙な一年を送った一同は正月の過ごし方を問われると、藤原は「後輩の関西Jr.の子たちがライブをするので、行かなければいけない…!という思いがあります」と明かした。

さらに、「忘年会をしたから新年会もしたいね」と一致。道枝は「毎年恒例にしたいです」と賛成した。続けて、西畑が忘年会でのエピソードを明かし「みんなで笑い合った一夜でした。大橋さんが企画をしてくれて、お店の予約も焼き奉行野球も、お会計もしてくれて…全部やってくれました。なので新年会にも期待したいと思います」と目を輝かせた。

すると「ちゃうちゃうちゃうちゃう!」と割って入った大橋。否定するのかと思いきや「新年会はやっぱり焼き肉じゃなくて違った食べ物をみんなに…振る舞いたいと思います」と口を滑らせ、「ごちそうさまです!」とメンバーたちに食いつかれた。焦った大橋は「最後のお会計はじゃんけんでいきたいと思います」と訂正した。

最後に、来年の活動について大西が「もっともっと自分たちの可能性を信じて、“アイドルはこういうお仕事もやるんや”みたいなこともなにわ男子ならできると信じているので、いろんな仕事に挑戦したいです。今の仕事もたくさん頑張って、なにわ男子の名前もそうですけど、個人の名前も広がるように。そんな1年にしたいなと思います」と力強く語った。

『第73回NHK紅白歌合戦』は「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」をテーマに、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で、2022年12月31日(土)に放送される。